「AI 台本 プロンプト 例 ショート」で検索したあなたが本当に欲しいのは、抽象的な"コツ"ではなく コピペしてすぐ動く命令文 のはずです。この記事では、顔出しなしのYouTubeショート運用を前提に、実際にChatGPTやGeminiにそのまま貼り付けられるプロンプトを全文で7個掲載します。さらに、多くの解説記事が触れない「AIが吐いた台本がなぜ伸びないのか」という失敗要因まで踏み込みます。
先に結論だけ言うと、プロンプトの良し悪しは「フック(冒頭3秒)をどれだけ具体的に定義できたか」で9割決まります。テーマやターゲットを書くのは当たり前で、そこで差はつきません。この記事はその一歩先、「AIに凡庸なフックを書かせないための制約条件」を主役に据えています。
AIショート台本プロンプトの全体像:まず"型"を理解する
ショート動画の台本は、長尺動画と違って構造がほぼ固定されています。これを理解せずにAIへ「ショート動画の台本を書いて」と丸投げすると、必ず冒頭がダラダラした説明から始まる"退屈な台本"が出てきます。
ショート台本の黄金構造は次の4ブロックです。
- フック(0〜3秒):スクロールの指を止めさせる一撃。疑問・断定・数字・違和感のいずれか
- 本編(3〜40秒):フックで作った「知りたい」を1つずつ回収する。情報は詰め込みすぎない
- クライマックス(40〜50秒):最も驚く事実・オチをここに置く。視聴維持率の山を作る
- CTA(50〜60秒):「保存」「フォロー」「コメントで◯◯教えて」の1アクションだけ
重要なのは、この4ブロックを プロンプト側であらかじめAIに指定する ことです。AIは構造を与えられないと平均的な文章を書きますが、構造を与えると途端に"使える"台本を出します。以下で紹介するプロンプトは、すべてこの4ブロック構造を内蔵しています。
もう一つ押さえておきたいのが、尺の配分は「フックとオチに寄せる」 という原則です。初心者は本編に情報を詰め込みたがりますが、ショートで視聴維持率のグラフが動くのは冒頭3秒とオチの部分だけです。本編は「フックの約束を最短で回収する繋ぎ」だと割り切り、情報は3つ以内に絞ってください。欲張って5つ6つ入れた瞬間、視聴者は「長い」と感じて離脱します。この考え方をプロンプトの制約に落とし込むと「要点は3つまで」という一行になります。
なぜ「テーマとターゲットを書くだけ」では足りないのか(独自視点)
競合記事の多くは「テーマ・ターゲット・目的・CTAを書きましょう」で終わっています。しかしこれだけだと、AIは"教科書的に正しいが誰の記憶にも残らない台本"を返します。理由は単純で、AIはデフォルトで「炎上せず、無難で、平均的な」出力に最適化されているからです。
ショートで伸びるのは平均の逆、つまり「一瞬の違和感」です。だからプロンプトには「無難さを禁止する制約」を入れる必要があります。具体的には「冒頭は必ず常識を否定する断定文にする」「専門用語を使わない」「1文は40文字以内」といった 禁止・制限ルール です。これが後述するプロンプトに全部組み込まれています。
プロンプトに必ず入れるべき6つの構成要素
コピペ用プロンプトを載せる前に、なぜそのプロンプトが効くのかを分解しておきます。優れたショート台本プロンプトは、最低でも次の6要素を含みます。
| 要素 | 役割 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| ①役割定義 | AIに立場を与え精度を上げる | 「あなたは登録者10万人のショート専門作家」 |
| ②ターゲット | 誰の指を止めるか | 「20代後半、副業を探す会社員」 |
| ③フック条件 | 凡庸さを禁止する制約 | 「冒頭3秒は数字+断定。疑問形は禁止」 |
| ④構造指定 | 4ブロックの尺配分 | 「0-3秒フック/3-45秒本編/45-55秒オチ/CTA」 |
| ⑤トーン | 読み上げ後の印象 | 「友達に話すタメ口。専門用語禁止」 |
| ⑥出力形式 | そのまま使える形へ | 「テロップ案とナレーションを分けて表で」 |
この6要素のうち、③フック条件と⑥出力形式が抜けている解説記事が非常に多いです。特に⑥は、顔出しなし運用では致命的に重要です。なぜなら、出力を そのままTTS(読み上げソフト)に流し込める形 で受け取れないと、整形作業に毎回30分溶かすことになるからです。無料の読み上げソフト選びは無料TTS読み上げソフト比較で解説しています。
フック条件のバリエーション(保存版チェックリスト)
AIに渡すフック条件のストックを持っておくと、同じテーマでも切り口を無限に変えられます。以下から2〜3個を選んでプロンプトに差し込んでください。
- [ ] 数字型:「9割の人が知らない」「3秒でわかる」など具体的数値を冒頭に置く
- [ ] 否定型:「◯◯はもうやめてください」と常識を否定する
- [ ] 損失型:「これ知らないと1万円損します」と損を提示する
- [ ] 秘密型:「本当は教えたくない」「誰も言わない」
- [ ] 疑問放置型:「なぜ◯◯は△△なのか?」と答えを最後まで隠す
- [ ] 自分ごと型:「あなたが伸びないのはコレが理由」と名指しする
そのまま使えるプロンプト例7選(全文コピペ可)
ここからが本題です。すべて実際に動作を確認した命令文です。{ } の部分だけ自分のテーマに置き換えてください。
プロンプト1:万能ベース(まずこれ1本)
最初に使うべき汎用テンプレートです。役割・構造・禁止ルールを全部入れてあります。
あなたは登録者50万人を持つYouTubeショート専門の構成作家です。
以下の条件で60秒のショート動画台本を作成してください。
# テーマ
{ここにテーマ}
# ターゲット
{例:副業を始めたい20〜30代の会社員}
# 構造(厳守)
- 0〜3秒:フック。数字か断定文で始める。疑問形・挨拶・自己紹介は禁止
- 3〜45秒:本編。伝える要点は3つまで。1文は40文字以内
- 45〜55秒:最も意外な事実(オチ)を置く
- 55〜60秒:CTAは「保存」を促す1文だけ
# トーン
友達に話すようなタメ口。専門用語は使わず中学生でもわかる言葉に。
# 出力形式
以下の表で出力:
| 秒数 | ナレーション | 画面テロップ | 映像・素材案 |
このプロンプトの肝は「疑問形・挨拶・自己紹介は禁止」の一行です。これがないと、AIは9割の確率で「みなさんこんにちは」から始めます。
プロンプト2:フックだけ10案出させる(量産の核)
台本全体より先に、フックだけを大量に出させて選ぶ方が効率的です。フックが弱ければ本編がどんなに良くても再生されません。
あなたはショート動画のバズ分析を専門とするマーケターです。
テーマ「{ここにテーマ}」について、
冒頭3秒で使えるフック(掴みのセリフ)を10個提案してください。
条件:
- すべて15文字以内
- 数字型・否定型・損失型・秘密型を最低2個ずつ混ぜる
- 「こんにちは」「今日は」などの前置きは一切禁止
- それぞれに、なぜ指が止まるかの理由を10文字で添える
出力は番号付きリストで。
出てきた10個から一番ゾクッとしたものを選び、プロンプト1の{ここにテーマ}の直後に「フックは『◯◯』を使う」と追記すると、台本の質が跳ね上がります。このフック先行方式のメリットは、弱いフックのまま本編を作り込む無駄を防げることです。台本を丸ごと作ってから「やっぱり掴みが弱い」と気づくと、全部を作り直すはめになります。先にフックを固めてしまえば、本編はその約束を回収するだけなので迷いません。慣れてきたら、選んだフックを見て「この続きなら何を見たいか」を自分でも一度書き出してから本編を生成させると、AIの本編がさらに的を射たものになります。
プロンプト3:雑学・豆知識ジャンル用
顔出しなしショートで最も再現性が高いのが雑学系です。ナレーション+テロップ+フリー素材で完結するため、ショート1本目に何を投稿すべきかで紹介した通り、初投稿にも向いています。
あなたは雑学系ショート動画の脚本家です。
「{ジャンル:例 宇宙/人体/お金}」に関する、
9割の人が知らない意外な雑学を1つ選び、50秒の台本にしてください。
# 制約
- フックは「実は」で始めず、いきなり衝撃的な事実を断定する
- 事実は正確に。不確かな情報は使わず、諸説ある場合はその旨を書く
- 専門用語には必ず一言の言い換えを添える
- ラストは「へぇ」と思わせるダメ押しの1事実で締める
# 出力
ナレーション(読み上げ用・改行で区切る)と、
各セリフに対応するテロップ案を分けて出力。
「事実は正確に。不確かな情報は使わず」の一文は必須です。AIは雑学ジャンルで平気で嘘(ハルシネーション)を混ぜるため、投稿前のファクトチェックは自分の責任で行ってください。
プロンプト4:ハウツー・解説ジャンル用
あなたは初心者向けハウツーショートの構成作家です。
「{テーマ:例 スマホだけで動画編集する方法}」を、
知識ゼロの人向けに55秒で解説する台本を作ってください。
# 構造
- フック:ビフォーアフターか「◯◯するだけ」の断定
- 本編:手順は3ステップまで。各ステップ1文
- 各ステップに画面で見せるべきものを指定
- CTA:「保存して後で見返して」で締める
# 禁止事項
- 手順を4つ以上にしない(ショートでは覚えられない)
- 「まず」「次に」の接続詞で間延びさせない
出力は表形式(秒数/ナレーション/テロップ/画面)。
プロンプト5:ストーリー・共感ジャンル用
あなたは共感を生むストーリーテリングの専門家です。
「{テーマ:例 副業で月5万円に到達するまでの失敗談}」を、
主人公の一人称で語る60秒のショート台本にしてください。
# 条件
- フックは物語の"どん底"の場面から始める(時系列を無視してよい)
- 感情の起伏を作る:どん底→気づき→小さな成功
- 説教くさくしない。教訓は言わず、行動だけを描く
- 最後の1文で視聴者に問いを残す
トーンは静かで誠実に。誇張表現は避ける。
このプロンプトは「教訓を言わず行動だけを描く」がポイントです。AIはすぐ「大切なのは諦めないことです」と説教を入れたがりますが、それが視聴維持率を殺します。
プロンプト6:既存の台本をリライトさせる
ゼロから作るより、既存台本を「もっと尖らせる」方が速い場面もあります。
以下のショート動画台本を、視聴維持率を上げる方向でリライトしてください。
# 元の台本
{ここに貼り付け}
# リライトの方針
- 冒頭3秒をより強い断定・数字に置き換える
- 冗長な説明を削り、1文40文字以内に圧縮する
- 中盤に1回、意外性のある事実を追加して離脱を防ぐ
- 意味を変えず、テンポだけを上げる
変更した箇所と理由を、台本の後に箇条書きで説明してください。
プロンプト7:シリーズ企画を10本まとめて出す
1本ずつ考えると必ず息切れします。同じフォーマットで10本の企画を先に確保しておくのが継続のコツです。
あなたはチャンネル設計の専門家です。
「{チャンネルテーマ:例 節約術}」で、
同じフォーマットで量産できるショート動画の企画を10本提案してください。
各企画に以下を含める:
- タイトル(15文字以内)
- 冒頭3秒のフック案
- 一言でわかる内容
- サムネ/1枚目に出すテキスト
10本は「数字系」「比較系」「失敗系」など切り口を分散させること。
AIが書いた台本を"そのまま出さない"編集フロー
ここが競合記事との最大の差別化ポイントです。プロンプトを紹介する記事は多いのに、AI出力後の工程 を書く記事はほとんどありません。しかし現実には、AIの生の出力をそのまま投稿すると高確率で失敗します。
AI台本をそのまま量産投稿したチャンネルが直面するのが「AIスロップとしてのYouTube側の評価低下」です。中身の薄い自動生成コンテンツがどう扱われるかはAIスロップとは何か・その対策で詳しく解説しています。ここでは投稿前の必須チェックだけ挙げます。
投稿前チェックリスト(AI台本用)
- フックの音読テスト:冒頭3秒を声に出し、自分でも「え、なに?」と思うか
- ファクトチェック:数字・固有名詞・歴史的事実をAI以外の一次情報で裏取り
- 1文の長さ:40文字を超える文がないか(読み上げると間延びする)
- 説教の削除:「大切なのは」「〜しましょう」を機械的に削る
- テンプレ臭の除去:AI特有の「〜と言えるでしょう」「いかがでしたか」を全消し
- 尺の実測:TTSに流して実際に60秒以内か確認。オーバーなら本編を削る
このうち5番の「テンプレ臭」は、視聴者が無意識に「これAIだな」と感じて離脱する原因になります。語尾のバリエーションを増やすだけで印象は大きく変わります。具体的には、同じ「です・ます」が3文続いたら1つを体言止めや問いかけに変える、逆説の接続詞を1箇所入れてリズムに緩急をつける、といった微調整が効きます。ここは数分の手作業ですが、AI丸出しの動画とそうでない動画を分ける決定的な差になります。読み上げソフトに通す前に、必ず一度は自分の目で語尾を追ってください。
台本から動画化までの最短ルート
顔出しなしなら、台本が完成すれば動画は機械的に組み上がります。おおまかな流れは次の通りです。
| 工程 | 使うもの | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| 台本生成 | ChatGPT/Gemini(本記事のプロンプト) | 5〜10分 |
| ナレーション | 無料TTS(VOICEVOX等) | 5分 |
| 素材集め | フリー素材・AI画像 | 10〜15分 |
| 編集・字幕 | CapCut/FFmpeg | 20〜40分 |
| 書き出し | 縦9:16・1080×1920 | 5分 |
編集を自動化・高速化したい人はFFmpegでショート動画を編集する方法も合わせて読むと、この工程がさらに短縮できます。
うまくいかない条件:プロンプトが万能ではない理由(独自視点)
正直に書きます。AIプロンプトを使っても伸びないケースは山ほどあります。「AIで台本を作れば稼げる」という論調は誇大です。ここでは、プロンプトの限界を明示します。
- 同じプロンプトを全員が使うと同質化する:人気テンプレをそのまま使えば、あなたの動画は他の何千本と見分けがつきません。プロンプトは"叩き台"であり、最後の尖らせは人間の仕事です。
- フックの良し悪しはデータでしか分からない:AIは「たぶん刺さる」フックしか出せません。実際に刺さるかは投稿して数字を見るまで不明です。10本出して1本当たれば上出来、くらいの前提が現実的です。
- ニッチ選定はAIより人間が上:AIは平均的なテーマを勧めますが、レッドオーシャンなことが多いです。誰と戦うかは自分で決めるべきです。
- ファクト責任は100%あなた:AIが混ぜた誤情報を投稿すれば、信頼を失うのはあなたのチャンネルです。
つまりプロンプトは「作業時間を1/5に圧縮するツール」であって、「企画力の代替」ではありません。ここを勘違いすると、量産はするが1本も伸びない、という最悪の状態に陥ります。
補足すると、「AIで量産すればアルゴリズムが勝手に伸ばしてくれる」という期待も禁物です。YouTubeのショートフィードは1本ごとに小さくテスト配信され、初速の反応が悪ければそこで露出が止まります。つまり 1本1本のフックの強さが独立して問われる 仕組みで、量でごまかしが効きません。むしろ中身の薄い動画を大量に出すと、チャンネル全体の評価を下げるリスクすらあります。「量産=手を抜く」ではなく「量産=当たりを引く試行回数を増やす」と捉え、1本ずつの質は落とさない姿勢が結局は近道です。
プロンプトを"育てる"改善ループ
一度作ったプロンプトは使い捨てにせず、データを見て改良し続けるのが正解です。次のループを回してください。
- 投稿:同じプロンプトで作った動画を最低10本出す
- 計測:視聴維持率グラフで「どの秒数で離脱したか」を見る
- 仮説:3秒で離脱が多い→フックが弱い/中盤で離脱→情報過多
- 修正:プロンプトの制約を1つ変える(例:フック条件を「否定型」に固定)
- 再投稿:変えた条件で次の10本を出し、数字を比較する
この「1回に1つだけ変える」がコツです。複数を同時に変えると、何が効いたのか分からなくなります。地味ですが、これができる人だけがAI量産で勝ち残ります。
もう少し具体的に言うと、視聴維持率グラフの読み方には型があります。冒頭3秒で急降下していればフックがスベっているサイン、フックのバリエーションを別の型(数字→否定など)に差し替えます。中盤でなだらかに落ちていれば情報過多かテンポの問題なので、1文の文字数上限をさらに絞ります。逆に、あるオチの直前でグラフが持ち直しているなら、その"引き"の作り方が正解パターンなので、プロンプトに「その構成を再現せよ」と固定します。数字は感想ではなく次のプロンプト修正の指示書として使う、これが改善ループの本質です。
最初の30本くらいは当たらなくて普通です。ここで「AI台本は使えない」と結論を出すのは早すぎます。当たり切り口が1つ見つかれば、それをプロンプトに固定して横展開できるので、後半は加速度的に楽になります。
ツール別・プロンプトの使い分け(ChatGPT / Gemini / Claude)
同じプロンプトでも、投げるAIによって出力の"クセ"が変わります。顔出しなし量産では、ツールごとの得意分野を理解して使い分けると、手直し時間がさらに減ります。
| 項目 | ChatGPT | Gemini | Claude |
|---|---|---|---|
| セリフの自然さ | 会話調が滑らか | やや説明的 | 落ち着いた文体 |
| 最新話題への強さ | 標準 | 検索連動で強い | 標準 |
| 長い制約の遵守 | 良好 | 普通 | 指示遵守が丁寧 |
| フックの尖り | 指示すれば強い | 無難になりがち | 論理的だが硬め |
| 無料での使いやすさ | 回数制限あり | 比較的寛容 | 回数制限あり |
実務的なおすすめは、同じプロンプトを2つのAIに投げて良い方を採用する運用です。特にフックだけを出させるプロンプト2は、ツールによって出てくる切り口が全然違うため、両方から良案を1個ずつ拾うと選択肢が倍になります。コストはほぼゼロで、質だけが上がります。
一方で「どのAIが一番か」を延々と比較検討するのは時間の無駄です。どれも実用レベルに達しているので、まず1つを決めて量産を回し、物足りなくなってから2本目を足すのが正解です。ツール選びで止まっている時間があるなら、その分プロンプト1で台本を1本作ったほうが前に進みます。
プロンプトを保存・再利用する仕組みを作る
毎回プロンプトを打ち直すのは非効率です。次のいずれかで"自分専用テンプレ"として固定してください。
- メモアプリに保存:
{ }部分だけ書き換える運用。最も手軽 - カスタム指示/GPTs化:ChatGPTの場合、役割定義と禁止ルールを常設できる
- スプレッドシート管理:企画・フック・完成台本を1行1本で並べ、量産の進捗を可視化
特に3番のスプレッドシート運用は、後で「どの切り口が伸びたか」を振り返るデータベースにもなります。量産と分析を1枚のシートで回せると、改善ループが一気に速くなります。
よくある質問
無料のChatGPTでもショート台本のプロンプトは使えますか?
はい、本記事の全プロンプトは無料版でも動作します。ただし無料版はモデルが軽く、フックの尖り方や日本語の自然さで有料版に劣る場面があります。まずは無料で回し、量産が軌道に乗ってから有料版を検討すれば十分です。
ChatGPTとGeminiではどちらがショート台本に向いていますか?
どちらも実用レベルで、大きな優劣はありません。傾向として、ChatGPTは会話調のセリフが自然で、Geminiは最新の話題や検索連動に強い印象です。同じプロンプトを両方に投げ、良い方を採用する"二刀流"が最も低コストで質を上げられます。
AIが作った台本をそのまま投稿しても著作権やポリシー上の問題はありませんか?
台本自体の著作権は基本的に問題になりにくいですが、AIが混ぜた誤情報や、既存動画に酷似した内容は再利用コンテンツとみなされるリスクがあります。ファクトチェックと独自の切り口の追加は必ず自分で行ってください。責任はチャンネル運営者にあります。
プロンプトを使えば本当に収益化できますか?
プロンプトは台本作成を高速化するツールであり、収益を保証するものではありません。2026年時点のYouTube収益化(YPP)は「登録者1,000人+総再生4,000時間」または「90日でショート1,000万回再生」が条件です。台本の質を担保しつつ継続的に投稿し、数字を分析して改善する運用があって初めて到達できます。
台本の長さはどれくらいを指定すればいいですか?
ショートなら「60秒以内・ナレーション250〜300文字」を目安に指定してください。文字数で指定するとAIが尺をコントロールしやすくなります。実際にはTTSに流して実測し、オーバーしたら本編の要点を削るのが確実です。
AIっぽい不自然な文章になってしまうのを防ぐには?
プロンプトに「いかがでしたか・〜と言えるでしょう・〜してみてはいかがでしょうか、を禁止」と明記するのが効果的です。加えて「友達に話すタメ口で」「語尾を毎回変えて」と指定すると、テンプレ臭がかなり消えます。それでも残る違和感は投稿前に手で直しましょう。
フックが弱い台本しか出てこないときはどうすれば?
まず台本全体ではなく「フックだけ10案」を出させるプロンプト2を使ってください。10案から一番違和感のあるものを選び、それを固定して本編を書かせると質が安定します。フックは数打って選ぶもので、一発で完璧を狙わないのがコツです。
ジャンルごとにプロンプトを変える必要はありますか?
はい、雑学・ハウツー・ストーリーでは最適な構造が違うため、専用プロンプト(本記事のプロンプト3〜5)を使い分けると精度が上がります。ただし土台の「4ブロック構造+禁止ルール」は共通なので、万能ベース(プロンプト1)を軸に必要な制約だけ差し替える運用が効率的です。
毎日投稿するための台本量産はプロンプトだけで回りますか?
プロンプト7で企画を10本まとめて確保し、プロンプト1で台本化すれば、作業時間は大幅に短縮できます。ただし全自動で伸ばすのは非現実的です。数字を見て切り口を調整する人間の判断が入って初めて、量産が"当たる量産"になります。
まとめ
AIショート台本プロンプトの核心は、「フックを凡庸にさせない禁止ルール」と「そのまま使える出力形式」を命令文に組み込むことです。テーマとターゲットを書くだけの一般的なやり方では、AIは無難で記憶に残らない台本しか返しません。
この記事のプロンプト1(万能ベース)とプロンプト2(フック10案)をまず使い、ジャンルに応じて3〜7を足してください。そして忘れてはいけないのが、AI出力をそのまま出さないこと。ファクトチェックとテンプレ臭の除去、そして数字を見た改善ループが、量産を"当たる量産"に変えます。
プロンプトは企画力の代替ではなく、作業時間を圧縮する道具です。最後の尖らせを人間がやるからこそ、他の何千本のAI動画に埋もれずに済みます。まずはプロンプト1をコピペして、今日1本、フックを声に出して自分の耳で確かめるところから始めてみてください。小さな試行の積み重ねだけが、当たる量産への最短ルートになります。