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顔出しなしYouTubeのジャンル選び方|RPM×難易度で選ぶ完全ガイド

公開: 2026-07-04 約19分 顔出しなしジャンル選びYouTube副業RPM
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顔出しなしYouTubeのジャンルは「好きなこと」で選ぶと失敗します。RPM単価・参入難易度・顔出しなし適性の3軸で比較表にまとめ、運営中の雑学チャンネルの一次データ(中央値3,522回・1本151万バズ)も交えて、後悔しないジャンルの選び方を10,000字で徹底解説します。

目次

顔出しなしYouTubeのジャンルは、「好きなこと」ではなく 『RPM単価 × 参入難易度 × 顔出しなしで作れるか』の3軸のバランスで選んでください。結論だけ先に言えば、初心者が最初に狙うべきは「金融・ビジネス系(高RPMだが難易度も高い)」か「教育・ハウツー・環境音などのストック型(中RPMだが半永久的に再生される)」のどちらかです。逆に、雑学・ゲーム・切り抜きのような大衆ジャンルは再生数こそ伸びやすいものの、RPMが低く、当たり外れも激しいという二面性があります。

この記事が他の「稼げるジャンル◯選」系の記事と違うのは、運営中の雑学チャンネルの実数値(登録者1,120人・総再生280万・60本)という一次データをもとに、「大衆ジャンルの当たり外れがどれくらい極端か」を数字で示している点です。ジャンル選びは、後から変更するとチャンネル評価がリセットされるため、最初の意思決定がその後1〜2年を左右します。この記事を最後まで読めば、あなたが今から参入すべきジャンルが1つに絞れます。

「好きなことを選べ」は顔出しなしでは通用しない

ジャンル選びの記事の多くが「好きなこと・得意なことを選びましょう」と書いています。継続の観点では正しいのですが、顔出しなし・副業前提のチャンネルでは、この一般論をそのまま受け取ると失敗します。

理由は3つあります。第一に、顔出しなしチャンネルは「あなた個人のファン」がつきにくく、コンテンツの中身そのものが商品になるからです。あなたが料理好きでも、視聴者が求めているのが「時短レシピ」なら、好きな手の込んだ料理を作っても再生されません。第二に、副業なら投下できる時間が限られるため、「好き」よりも「1本あたりの制作コストと収益の割り算」で選ぶべきだからです。第三に、そもそも「好きなこと」がRPMの低い大衆ジャンルだった場合、月10万円稼ぐのに膨大な再生数が必要になり、燃え尽きます。

では何を基準にするか。それが冒頭で述べた3軸です。「好き」は継続力を担保する第4の軸として、最後に足し算で考えるのが正解です。まずは市場(RPM)と競合(難易度)と制作可能性(顔出しなし適性)を先に見て、そこに自分の興味が乗るジャンルを探す——この順番が、顔出しなし副業では圧倒的に生存率が高くなります。

誤解のないように補足すると、「好きを捨てろ」と言っているのではありません。好きなことは継続の燃料として不可欠です。問題は「好き」を出発点にすると、市場性を見ないまま突き進んでしまうこと。順番を「好き→市場」から「市場→好き」へ入れ替えるだけで、同じ情熱がはるかに稼げる形に変わります。

顔出しなしYouTubeで成立するジャンルの3条件

そもそも「顔出しなしで作れるジャンル」とは何かを定義しておきます。次の3条件をすべて満たすものが、顔出しなしで無理なく続けられるジャンルです。

条件1:画面の主役が『顔以外』であること。 ゲーム画面、調理する手元、スライド、地図、グラフ、AI生成画像など、視聴者が見るべき対象が顔でなくても成立するジャンルが該当します。逆にリアクション芸やトーク主体のエンタメは、顔出しなしだと魅力が半減します。

条件2:声・テロップ・BGMのいずれかで情報を届けられること。 顔出しなしチャンネルは「自分の声」「合成音声(ゆっくり・VOICEVOXなど)」「テロップのみ」の3パターンで運営されます。ジャンルによって最適な組み合わせが変わり、解説系は合成音声、環境音は無音+BGM、ハウツーは自分の声が向いています。

条件3:ネタが100本以上続くこと。 これは見落とされがちですが最重要です。顔出しなしチャンネルはネタ切れで止まると一気に評価が落ちます。「このジャンルで動画タイトルを30個すぐに書き出せるか」を試し、書けないなら参入を見送るべきです。100本分のネタが見えるジャンルだけが、ストック資産になります。

この3条件を満たさないジャンルは、たとえRPMが高くても顔出しなしでは苦戦します。まず自分の候補ジャンルをこの3条件でふるいにかけてください。

補足すると、この3条件は「顔出しなしで作れるか」を判定するものであって、「稼げるか」を判定するものではありません。3条件をクリアしたジャンルは制作の土俵に上がれるというだけで、そこから先はRPMと難易度の勝負になります。よくある失敗が、条件3(ネタの持続性)を軽視して「今すぐ作れそうな旬のネタ」に飛びつくパターンです。たとえば話題のゲームの実況は最初の数本こそ作れますが、そのゲームの熱が冷めた瞬間にネタ切れになります。ジャンルを選ぶときは「今作れるか」ではなく「1年後も同じテーマで作り続けられるか」を必ず自問してください。旬に乗るのは戦術としては有効ですが、それをチャンネルの背骨(ジャンル)にしてはいけません。

ジャンル別 RPM×難易度×顔出しなし適性 比較表

主要ジャンルを3軸で整理したのが次の表です。RPMは日本国内向けチャンネルの一般的な目安(1,000再生あたりの広告収益)、難易度は競合の多さと初動の伸びにくさ、顔出しなし適性は前章の3条件の満たしやすさを示します。

ジャンル RPM目安(円/千再生) 参入難易度 顔出しなし適性 一言メモ
金融・投資・ビジネス 800〜2,000 ◎(スライド/合成音声) 単価は最強だがYMYLで信頼性が問われる
不動産・保険・税金 800〜1,800 専門知識が必須。BtoB案件も狙える
教育・学習・資格 400〜900 ◎(合成音声/スライド) ストック型。検索流入が長く続く
ハウツー・ガジェット解説 300〜800 ○(手元/画面録画) レビュー案件やアフィリと相性良好
料理・レシピ 300〜700 ◎(手元撮影) 手元だけで成立。海外視聴者も獲得可
ASMR・環境音・作業用BGM 200〜500 ◎(無音+BGM) 長時間再生のストック型。言語の壁なし
雑学・解説・ゆっくり 150〜400 ◎(合成音声) 当たり外れが極端(後述の実データ参照)
ゲーム実況 150〜400 非常に高 ◎(ゲーム画面) 参入は簡単だが埋もれやすい
切り抜き 150〜350 ◎(編集のみ) 元配信者の許諾が前提。短期で数字は出やすい
エンタメ・バズ系 100〜300 非常に高 顔出しなしだと訴求力が落ちやすい

この表から読み取るべきは、「RPMが高いジャンルほど難易度も高い」というトレードオフが存在することです。金融の高RPMは魅力的ですが、その裏で信頼性の壁と競合の厚さが待っています。逆に雑学やゲームは参入が容易ですが、RPMが低いため同じ月収を得るのに数倍の再生数が必要になります。次章以降で各帯域を深掘りします。

高RPM帯(金融・ビジネス・不動産)の実像とリスク

金融・投資・ビジネス・不動産・保険といったジャンルは、RPMが800〜2,000円と、大衆ジャンルの5〜10倍に達します。理由は明確で、これらの領域では広告主(証券会社・保険会社・不動産会社)が1クリックあたり高い広告費を払うため、YouTube側の広告単価も跳ね上がるからです。さらにアフィリエイト(証券口座開設、クレジットカード発行など)を組み合わせれば、広告収益とは別に1件あたり数千円〜1万円超の成果報酬も狙えます。「再生数が少なくても稼げる」のがこの帯域の最大の武器です。

ただしリスクも大きいことを正直に書きます。第一に、金融・医療・法律などは「YMYL(人生やお金に重大な影響を与える領域)」に分類され、YouTubeも検索も情報の信頼性を厳しく評価します。誤った情報や誇大な煽りは、アカウントの評価低下や動画削除につながります。第二に、参入者のレベルが高く、税理士・FP・元証券マンといった有資格者や実務経験者が多数参入しています。知識ゼロから「新NISAの解説」を始めても、専門家チャンネルの下位互換になりがちです。第三に、法改正や制度変更のたびに動画が陳腐化するため、更新の手間が続きます。

このジャンルが向くのは、金融・不動産・特定業界の実務経験や資格を持っている人です。逆に、その裏付けがないなら、高RPMに釣られて参入するのは危険です。「稼げるから」ではなく「語れるから」選ぶ——高RPM帯はこの原則が特に強く効きます。まずは顔出しなしYouTubeの始め方で全体像を押さえ、自分の実務背景が武器になるかを見極めてください。

もう一点、高RPM帯で初心者が見落としがちな現実があります。それは「RPMが高い=すぐ稼げる」ではなく「RPMが高い=1再生の価値が高いので、少ない再生でも成立しやすい」という意味だということです。金融チャンネルでも、そもそも動画が再生されなければRPMがいくら高くても収益はゼロです。つまり高RPM帯で成功するには、専門性という参入障壁を越えたうえで、なお視聴者に見つけてもらう発見性(サムネ・タイトル・検索対策)を作り込む必要があります。難易度が「高」なのは、この二段構えのハードルを両方越えなければならないからです。裏を返せば、専門性と発見性を両立できた瞬間に、大衆ジャンルでは到達できない収益効率が手に入る——それがこの帯域の醍醐味です。

中RPM・ストック型(教育・ハウツー・環境音)が副業に最適な理由

副業として顔出しなしYouTubeを始めるなら、筆者が最も推奨するのはこの中RPM・ストック型の帯域です。教育・学習・資格解説、ハウツー・ガジェットレビュー、料理、ASMR・環境音・作業用BGMなどが該当します。

最大の理由は「ストック性」です。これらのジャンルは、一度アップした動画が検索や関連動画から半永久的に再生され続けます。たとえば「Excel VLOOKUP 使い方」「新入社員 ビジネスマナー」といった教育系動画は、毎年新しい視聴者が検索で流入します。エンタメ系のようにアップした瞬間がピークで数日で再生が止まる「フロー型」とは対照的に、ストック型は動画が資産として積み上がり、投稿を止めても収益がしばらく続くのが強みです。

RPMは400〜900円と中程度ですが、金融ほど信頼性のハードルが高くなく、実務経験や資格がなくても「自分が半年前に苦労して調べたこと」を教える立場で作れます。ハウツーやガジェットレビューはアフィリエイトとの相性も良く、環境音・作業用BGMに至っては言語の壁がないため海外視聴者も取り込め、長時間再生による総再生時間の積み上げが効きます。

注意点は、教育系は「正確さ」と「わかりやすさ」の両立が必須で、雑に作ると信頼を失うこと。そして環境音系はサムネイルと音質の勝負になり、競合との差別化が地味に難しいことです。とはいえ、初動の炎上リスクが低く、資産として積み上がるこの帯域は、時間の限られた副業勢と最も相性が良い選択肢です。具体的な立ち上げ手順は顔出しなしチャンネルの作り方を参照してください。

ストック型を選ぶうえで、もう一つ知っておくべき視点が「1本あたりの制作コストと回収期間」です。教育・ハウツー系は台本づくりとリサーチに時間がかかりますが、一度作れば数年にわたって再生されるため、時間あたりの投資対効果は長期で見ると大衆ジャンルを上回ります。逆に大衆ジャンルは1本の制作は速くても、フロー型で数日〜数週間で再生が止まるため、常に新しい動画を投下し続けないと収益が維持できません。副業で「作業を止めても収益が続く状態」を目指すなら、フロー型の量産で走り続けるより、ストック型を1本ずつ丁寧に積み上げるほうが、多くの人にとって現実的で持続可能です。この『資産が積み上がる感覚』こそ、中RPM・ストック型を筆者が推す最大の理由です。

低RPMだがバズる大衆ジャンル(雑学・ゲーム・切り抜き)と当たり外れの実データ

雑学・解説(ゆっくり系)、ゲーム実況、切り抜きは、参入が容易で再生数も伸びやすい人気の大衆ジャンルです。しかしRPMは150〜400円と低く、同じ月収を得るには高RPM帯の5〜10倍の再生数が必要になります。ここに大衆ジャンルの落とし穴があります。

そして、このジャンルには数字で語れる一次データがあります。当メディアが把握している運営中の雑学チャンネルの実数値を共有します。

この数字が示す事実は残酷なほど明快です。総再生280万回のうち、およそ半分が「たった1本のバズ動画」から生まれているということ。60本の中央値がわずか3,522回ということは、半分以上の動画は数千回しか再生されていません。つまり雑学ジャンルは「たまに超特大の当たりが出るが、大半はほとんど回らない」という、当たり外れが極端なジャンルなのです。

これは一般論の「雑学は顔出しなしで作りやすくおすすめ」という言説への、実データによる反論です。作りやすいのは事実ですが、収益の安定性という観点では非常にギャンブル性が高い。もしこの60本すべてが中央値の3,522回だったら、総再生は約21万回にとどまり、収益は雀の涙だったはずです。バズった1本があったからこそ数字が成立している——これが大衆ジャンルの現実です。

この「平均ではなく中央値で見る」という視点は、ジャンル選びで極めて重要です。他メディアの成功事例は、たいてい特大の当たりを引いたチャンネルの数字(=平均を押し上げた例外)で語られます。しかし、あなたが実際に体験するのは中央値に近い日常です。雑学ジャンルなら「多くの動画が数千回で、たまに万単位」という現実を覚悟したうえで、それでも量産を続けられるかを考えるべきです。逆に教育・ハウツーのようなストック型は、1本1本の初動は地味でも、中央値の底上げが検索流入によって時間とともに効いてくるため、バズ頼みのギャンブルにはなりにくい。「一発の平均値」で夢を見るのではなく、「日常の中央値」で耐えられるジャンルを選ぶ——これが数字に裏打ちされたジャンル選びの核心です。

ゲーム実況や切り抜きも構造は似ています。参入は簡単ですが、だからこそ競合が非常に多く、多くのチャンネルが伸びずに埋もれます。切り抜きは元配信者の許諾という前提条件もあります。この帯域を選ぶなら「1本のバズを引くまで淡々と量産し続ける胆力」と「低RPMを再生数でカバーする覚悟」がセットで必要だと理解してください。

では大衆ジャンルは選ぶべきではないのか、というとそうではありません。大衆ジャンルには「初動の再生が回りやすいので、YouTubeの分析データを早く貯められる」「合成音声で量産しやすく、制作の型を短期間で身につけられる」という学習面のメリットがあります。実際、前述の運営中の雑学チャンネルも、多くの動画が数千回でも、量産の過程でサムネやタイトルの勝ちパターンを蓄積し、その先に151万回のバズを引き当てています。バズは運の要素も大きいですが、打席に立ち続けた回数に比例して当たる確率も上がります。したがって大衆ジャンルは、「これ一本で長期安定収益」を狙う場ではなく、『量産の中で編集力とバズの嗅覚を鍛え、当たりを1本引いてチャンネルを軌道に乗せる』ための修行の場と位置づけるのが、実データに即した現実的な捉え方です。

失敗しないジャンルを決める7ステップ

ここまでの内容を、実際の意思決定プロセスに落とし込みます。次の順番で進めれば、感覚ではなくロジックでジャンルを1つに絞れます。

  1. 収益目標を数字で決める:まず「月◯万円をいつまでに」を決めます。目標が高くRPMの低いジャンルを選ぶと、非現実的な再生数が必要になり破綻します。
  2. 自分の実務・知識の棚卸しをする:仕事、資格、過去にハマった趣味、人より詳しいことを紙に全部書き出します。高RPM帯を狙えるかはここで決まります。
  3. 候補ジャンルを3つに絞る:比較表を見ながら、RPM・難易度・顔出しなし適性のバランスが取れた候補を3つ選びます。
  4. 各候補で動画タイトルを30個書けるか試す:書けないジャンルはネタ切れの危険信号。100本続くかの前哨戦です。
  5. 競合チャンネルを5つ分析する:同ジャンルで直近1年以内に伸びた「後発チャンネル」があるかを確認します。古参しかいないなら参入は難しいサインです。
  6. RPMと必要再生数を逆算する:目標月収 ÷ RPM で必要な月間再生数を計算し、それが現実的かを判断します。
  7. 『好き・続けられるか』を最後に足す:ここまで残った候補の中で、最も長く続けられそうなものを選びます。継続力は最後の決め手であって、最初の基準ではありません。

この7ステップの肝は、ステップ1〜6で市場と数字を固めてから、最後にステップ7で情熱を乗せる点にあります。多くの人は逆で、「好き」から入って数字を後回しにするため、収益化の壁にぶつかって挫折します。

ジャンル参入前の最終チェックリスト

最終決定の前に、次のチェックリストで抜け漏れを確認してください。すべてに「はい」と言えたら、そのジャンルはあなたにとって妥当な選択です。

このうち特に重要なのは、上から3つ目までです。ネタの持続性・数字の逆算・顔出しなし適性の3点が欠けていると、どんなに情熱があっても長続きしません。逆にこの3つが揃っていれば、多少の苦手意識があってもチャンネルは前に進みます。

よくある質問

Q. 顔出しなしで一番稼ぎやすいジャンルは結局どれですか?

A. 「稼ぎやすさ」の定義によります。1再生あたりの単価で選ぶなら金融・ビジネス・不動産(高RPM)が圧倒的です。ただし信頼性の壁と競合の厚さがあるため、実務経験がない初心者には教育・ハウツー・環境音などのストック型(中RPM)が現実的です。再生数を稼ぎやすさで選ぶなら雑学やゲームですが、RPMが低く収益効率は悪くなります。

Q. 雑学・ゆっくり解説はおすすめだと聞きますが本当ですか?

A. 「作りやすさ」ではおすすめですが、「収益の安定性」では要注意です。運営中の雑学チャンネルの実データでは、60本の再生数中央値が3,522回である一方、1本だけ151万回のバズがあり、総再生280万回の約半分をその1本が占めていました。つまり大半の動画はほとんど回らず、たまに出る特大の当たりで数字が成立する、当たり外れの極端なジャンルです。量産し続ける胆力がある人向けです。

Q. RPMが高いジャンルを選べば少ない再生数で稼げますか?

A. 理論上はその通りで、これがRPMを重視する最大の理由です。金融系(RPM約800〜2,000円)なら月10万再生でも数万円〜十数万円が見込めますが、雑学系(RPM約150〜400円)だと同じ再生数で数万円に届かないこともあります。ただし高RPMジャンルは競合が強く初動が伸びにくいため、「少ない再生数で稼げる」状態に到達するまでのハードルは高いです。

Q. 好きなことをジャンルにしてはいけないのですか?

A. 「好き」を最初の基準にするのは危険ですが、最後の決め手にするのは正解です。まずRPM・難易度・顔出しなし適性の3軸で候補を絞り、その中で最も長く続けられるものを選ぶ——この順番なら、収益性と継続力を両立できます。好きなだけでRPMの低い大衆ジャンルに飛び込むと、収益化の壁で燃え尽きるリスクが高まります。

Q. 途中でジャンルを変更しても大丈夫ですか?

A. 基本的におすすめしません。YouTubeはチャンネル単位で「どんな視聴者に届けるか」を学習するため、ジャンルを大きく変えると既存の登録者との関連性が崩れ、初動評価が実質的にリセットされます。どうしても変える場合は、新しいチャンネルを立ち上げるほうが健全なことも多いです。だからこそ最初のジャンル選びが重要なのです。

Q. 顔出しなしだと伸びにくい、というのは本当ですか?

A. ジャンル次第です。ゲーム・料理・解説・環境音などは、そもそもコンテンツの主役が顔でないため、顔出しの有無は伸びにほぼ関係しません。一方、トークやリアクション主体のエンタメ系は、顔出しなしだと訴求力が落ちやすいのは事実です。つまり「顔出しなしで伸びるジャンルを選ぶ」ことが、伸び悩みを回避する最善策になります。

Q. 初心者はブルーオーシャン(競合の少ない未開拓ジャンル)を狙うべきですか?

A. 「完全な無風地帯」は避けるべきです。競合がゼロのジャンルは、多くの場合そもそも視聴者の需要がないから空いています。狙うべきは「競合はいるが、直近1年で伸びた後発チャンネルが存在する」中程度の競争があるジャンルです。需要が実証されつつ、まだ入り込む隙間がある——そこが本当の狙い目です。

Q. 合成音声(ゆっくり・VOICEVOXなど)はどのジャンルに向きますか?

A. 情報を淡々と伝える解説系全般——雑学、教育、金融解説、ニュースまとめなどに向いています。台本さえ書ければ声優不要で量産でき、顔出しなし適性も最高クラスです。一方、感情や臨場感が重要な料理の実演やASMRには不向きです。ジャンルの性質に合わせて「自分の声」「合成音声」「テロップのみ」を使い分けるのがコツです。

Q. RPMは自分でコントロールできますか?

A. ある程度できます。同じジャンル内でも、視聴者層の年齢や動画のテーマ、広告主が付きやすい内容かどうかでRPMは変動します。たとえば同じ解説系でも「投資・保険を絡めたテーマ」は単価が上がりやすいです。RPMの詳しい仕組みと日本の相場は日本のYouTube RPM相場で解説しているので、収益設計の前に一読をおすすめします。

まとめ

顔出しなしYouTubeのジャンル選びは、「好きなこと」ではなく「RPM単価 × 参入難易度 × 顔出しなし適性」の3軸で決めるのが鉄則です。高RPMの金融・ビジネス系は少ない再生数で稼げる反面、信頼性の壁と競合の厚さがあり、実務経験のある人向け。副業で堅実に積み上げるなら、教育・ハウツー・環境音などの中RPM・ストック型が最有力です。

そして、人気の雑学・ゲーム・切り抜きは参入こそ簡単ですが、運営中の雑学チャンネルの実データ(中央値3,522回に対し1本だけ151万回のバズ、総再生の約半分がその1本)が示す通り、当たり外れが極端でRPMも低いハイリスクな選択です。作りやすさと稼ぎやすさは別物だと理解してください。

最後に順番だけもう一度。市場と数字(RPM・難易度・必要再生数)を先に固め、顔出しなしで100本続くかを確認し、最後に「好き・続けられるか」を足す。この7ステップとチェックリストに沿って選べば、感覚頼みではなく根拠を持って1つのジャンルに絞れます。ジャンルは後から変えるとチャンネル評価がリセットされる、最も重い意思決定です。ここだけは時間をかけて決めてください。

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