「Filmora ショート動画 作り方 初心者」と検索した人がまず知りたい結論はシンプルだ。Filmoraで9:16の縦型プロジェクトを新規作成し、素材を読み込んでAIの自動字幕・テンプレートを当てはめれば、編集未経験でも30〜60分ほどでYouTube Shorts・TikTok向けの1本が完成する。操作自体はドラッグ&ドロップが中心で、専門知識はほぼ不要だ。
ただし、顔出しなしでYouTube副業を始める人にとって本当に重要なのは「操作方法」より先にある。無料版のまま投稿を続けていいのか、収益化審査に透かしが影響しないか、著作権フリーの音源をどこで確保するか――こうした運用面の落とし穴は、通常の操作解説記事ではほとんど触れられない。この記事では手順解説に加えて、副業として継続する前提でのチェックポイントを独自にまとめている。
(更新日:2026年8月2日|執筆:shorty編集部。実際にFilmora最新版を操作して検証したうえで執筆している)
Filmoraとは?ショート動画作りに向いている理由
結論から言うと、Filmoraは「操作の分かりやすさ」と「AI機能の充実度」のバランスが良く、ショート動画を量産したい初心者に向いている編集ソフトだ。Wondershare社が開発するPC/スマホ両対応の動画編集ソフトで、直感的なUIに定評があり、プロ向けソフト(Premiere Pro・DaVinci Resolveなど)に比べて学習コストが低い。
ショート動画制作に強い理由は主に3つある。
1つ目は、専用の「ショート動画プロジェクト」機能があること。新規プロジェクト作成時に9:16の縦型を選ぶだけで、タイムラインもプレビューも縦向きに最適化される。横長で撮った素材を読み込んでも、自動でブラー背景を敷いて縦画面に収めるテンプレートが用意されているため、撮影し直す必要がない。
2つ目は、AI自動字幕機能の精度が高いこと。公式情報によると音声認識の精度は最大99%とされ、45言語に対応する。日本語音声でも実用レベルで文字起こしができ、68種類のアニメーション字幕テンプレートからワンクリックで見た目を変えられる。手作業でテロップを打つ時間を大幅に削減できる。
3つ目は、複数クリップから自動でトレンド風のショート動画を生成する機能があること。素材を放り込んでテンプレートを選ぶだけで、カット割り・BGM・字幕が自動で組み上がる。ゼロから編集する時間がない副業ユーザーにとっては、量産のスピードを上げる武器になる。
一方で、CapCutのようにテンプレートを選ぶだけで完結する手軽さでは一歩譲る場面もある。Filmoraはカスタマイズの自由度が高い分、テンプレートの数そのものはCapCutほど豊富ではない。「とにかく素早くバズりフォーマットに乗せたい」なら他ツールとの併用も検討する価値がある(比較は後述する)。
もう一つ付け加えると、Filmoraは「編集ソフト単体で企画からサムネイル作成まで完結させたい人」に特に向いている。後述するAI画像生成・AIコピーライティングまで含めると、カット編集用アプリと画像生成AI・タイトル作成AIを別々に契約せずに済むため、副業の運用コストを月あたりの支出でまとめて管理しやすいというメリットもある。複数のツールを併用するとサブスク費用が積み重なりやすいので、この「1本化できる」点は初心者ほど見落としがちな判断材料だ。
始める前の準備:ダウンロードと料金プランの選び方
結論として、初めてのショート動画作りなら「無料版でまず1本作ってみる」のが失敗しない始め方だ。いきなり有料プランを契約する必要はない。
Filmoraは公式サイトからPC版(Windows/Mac)をダウンロードするか、スマホならApp Store/Google Playからアプリ版を入れる。インストール後にWondershareアカウントを作成すればすぐに使い始められる。
PC版とスマホ版は基本操作こそ似ているが、用途は分けて考えるとよい。PC版は素材の管理・細かいカラー調整・AI機能のフル活用に向いており、腰を据えて編集したいときに使う。スマホ版は外出先でのラフカット・字幕チェック・投稿直前の微調整に向いている。副業で継続投稿するなら、「ネタ出しと素材撮影はスマホ、仕上げ編集と書き出しはPC」という役割分担にすると、隙間時間を活かしながら品質も担保しやすい。
なお、PC版を快適に動かすにはある程度のスペックが必要になる。4K素材や長尺の動画を扱う場合はメモリ8GB以上、可能であればSSD搭載のPCを推奨したい。スペックが不足していると、AI字幕生成やエフェクトのプレビューでカクつきが発生し、かえって編集時間が伸びてしまうことがある。
料金プランは主に4種類ある。2026年8月時点の公式サイト情報をもとに整理すると以下の通りだ。
| プラン | 料金目安 | 透かし | 主な制限・特徴 |
|---|---|---|---|
| 無料版 | 0円 | あり(書き出し動画に表示) | AI機能の一部(AI画像生成・AIステッカー生成・AIサムネイルエディターなど)は無料でも利用可 |
| ベーシック年間プラン | 6,980円/年 | なし | 基本編集機能+一部AI機能、複数端末制限あり |
| アドバンス年間プラン | 7,980円/年 | なし | AI機能をよりフル活用できる上位プラン |
| 永続ライセンス(買い切り) | 8,980円 | なし | 購入時点のメジャーバージョンを継続利用可、次期メジャーバージョンは対象外 |
※価格は2026年8月時点の公式サイト表示に基づく目安。為替・キャンペーンにより変動するため、契約前に必ず公式サイトの最新価格を確認してほしい。
ここで一般的に言われる「まずは無料版で十分」という意見には注意が必要だ。無料版は透かしが動画に焼き込まれる。副業としてチャンネルを育てる場合、透かし入りの動画は視聴者の信頼を下げるだけでなく、サムネイル代わりに使う静止画にも透かしが写り込み、クリック率に影響しうる。「透かしが気にならなくなったら課金する」のではなく、「本気で投稿を継続すると決めた時点で早めに課金する」方が、後から透かしありの動画を撮り直す手間を防げる。これは編集ソフトのレビュー記事では語られにくい、運用者目線の判断基準だ。
買い切り版と年間プランのどちらを選ぶかは、更新頻度で決めるとよい。Filmoraは年に1〜2回大型アップデートがあり、最新AI機能をフル活用したいなら年間プラン、機能追加より価格の安定を優先するなら買い切り版が向く。副業として始めたばかりで収益がまだ出ていない段階なら、まず無料版か1年契約のベーシックプランで運用し、投稿を継続できる見込みが立ってから買い切り版への切り替えを検討する、という段階的な進め方も現実的だ。
【手順】Filmoraでショート動画を作る8ステップ
結論として、ショート動画作成は「①縦型プロジェクト作成→②素材読み込み→③カット→④テロップ→⑤BGM→⑥仕上げ→⑦プレビュー→⑧書き出し」という8ステップで完結する。それぞれの要点を解説する。
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新規プロジェクトを縦型(9:16)で作成する:起動後「新しいプロジェクト」を選び、アスペクト比を9:16に設定する。横長で撮影した素材を使う場合は「プロジェクトサイズを保持」を選び、後からブラー背景やクロップで縦画面に収める。
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素材をインポートしてタイムラインに並べる:動画・写真・音声ファイルをドラッグ&ドロップでタイムラインに配置する。ショート動画は尺が15〜60秒程度と短いため、使う素材はあらかじめ絞り込んでおくと編集がスムーズだ。
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不要な部分をカットして構成を整える:冒頭2〜3秒で離脱されやすいのがショート動画の特徴なので、結論やインパクトのあるカットを先頭に持ってくる「巻き頭」の構成にする。Filmoraのタイムラインはカット・分割・トリムがドラッグ操作で直感的に行える。
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AI自動字幕で文字起こしをする:音声認識機能を使い、自動でテロップを生成する。生成後は誤変換や固有名詞のズレを必ず目視でチェックし、手直しする。68種類のアニメーション字幕テンプレートから動画の雰囲気に合うものを選ぶ。
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BGM・効果音を追加する:Filmora内蔵の著作権フリー音源ライブラリ、またはYouTubeオーディオライブラリなどの外部素材を使う。音量はナレーション・テロップを邪魔しないレベルに調整する。
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テロップの強調・トランジション・エフェクトで仕上げる:重要なキーワードだけ色や大きさを変えて目立たせる、シーン切り替えにトランジションを入れるなど、視認性を優先した装飾にとどめる。エフェクトを詰め込みすぎると再生負荷が上がり、プレビューがカクつく原因にもなる。
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通しで再生してテンポと誤字を最終チェックする:音ズレ、テロップの誤字、BGMの音量バランスをこの段階で確認する。スマホ実機のプレビューで見え方をチェックすると、投稿後の修正を減らせる。
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書き出し(エクスポート)設定を最適化する:アスペクト比9:16・解像度1080×1920(フルHD)・フレームレート30fpsが縦型ショート動画の標準設定だ。Filmora11以降はデフォルトでMP4形式が選ばれるため、特別な事情がなければそのままで問題ない。YouTubeにアップロードする際はタイトルまたは説明文に「#shorts」を含めることを忘れないようにする。
AI機能を使って編集時間を半分にする
結論として、Filmoraの自動字幕・音声認識・テンプレート機能をフル活用すれば、手動編集に比べて作業時間をおおむね半分程度に圧縮できる。副業として複数本を継続投稿するなら、この時短効果は収益化のスピードに直結する。
自動字幕(オートキャプション)は、音声を解析して字幕を自動生成する機能で、公式情報では最大99%の精度、45言語対応とされている。ただし実際の運用では、BGMが大きい・滑舌が不明瞭・専門用語が多いといった条件下では認識率が体感で下がる場面もある。「AIが自動でやってくれるから確認不要」ではなく、必ず1回は通し再生して誤変換をチェックする工程を組み込むべきだ。この点は、同じく自動字幕を強みとするCapCutの精度検証記事(CapCut 自動字幕 精度 日本語)でも同様の傾向が報告されており、AI字幕はどのツールでも「下書き」として使い、最終確認は人力で行うのが安全という結論は業界共通と言える。
ダイナミックキャプション機能は、音声の言語を自動検出して文字起こしし、自然な発話の区切りでスマートに文を分割する。ショート動画・オンライン講座・商品紹介など幅広い用途に対応し、30以上の言語へワンクリックで翻訳できる点は、海外視聴者向けにチャンネルを展開したい場合にも活用できる。
このほか無料版でも使えるAI機能として、AI画像生成、背景透過のAIステッカー生成、AI画像スタイライズ、AIサムネイルエディター、AIスマートカットアウトなどがある。サムネイル作成やカットアウト(切り抜き)は、顔出しなしチャンネルでイラストやアイコンを使ったサムネイルを作る際に特に役立つ。
見落とされがちだが、Filmoraには「AIコピーライティング」という機能もある。動画プロジェクトのタイトル・説明文・台本のたたき台をAIが生成してくれるもので、新規プロジェクト作成前、またはタイムライン上でテキストを編集している最中にツールを呼び出せる。編集操作の解説記事では触れられにくいが、副業でチャンネルを運営する場合、投稿本数が増えるほどタイトル・説明文づくりが地味なボトルネックになる。AI画像生成・AIステッカー生成・AIコピーライティングを組み合わせれば「アイデア出し→ビジュアル作成→タイトル決定」までを編集ソフト内で一気通貫にできるため、企画から投稿までの総時間を圧縮できる。ただし、AIが生成したタイトルや台本はそのまま使わず、自分のチャンネルのトーンに合わせて必ず手直しすることをおすすめする。AI生成そのままのタイトルは無難になりすぎて、クリックされにくい傾向があるためだ。
顔出しなしでショート動画を量産するための編集テクニック
結論として、顔出しなしでショート動画を継続投稿するなら、「素材の均質化」と「テンプレート化」を意識した編集フローを組むことが、Filmoraの機能をどう使うか以上に重要だ。
顔出しなしチャンネルでは、フリー素材動画・図解・テキストアニメーション・AIナレーションなど、顔を映さない素材を組み合わせて視聴維持率を稼ぐ必要がある。ここで陥りやすい失敗が、動画ごとに構成をゼロから考え直してしまい、量産ペースが上がらないことだ。対策として、台本の型を先に決めてから編集に入る流れをおすすめする。台本設計については別記事(ショート動画 台本 書き方)で詳しく解説しているので、編集の前工程として参考にしてほしい。
編集面での具体的なコツは以下の3点だ。
- 冒頭1〜2秒に結論やフックになる映像・テロップを置く:ショート動画は視聴開始直後の離脱率がアルゴリズム評価に直結するため、説明から入らず結論から見せる構成にする。
- テロップのフォント・色・アニメーションを毎回統一する:動画ごとにデザインを変えると編集時間が増えるだけでなく、チャンネルとしての世界観がぶれる。Filmoraでは字幕テンプレートを保存して使い回せるため、初回に「自分のフォーマット」を作っておくと2本目以降が速くなる。
- 音源とBGMの著作権を必ず確認する:Filmora内蔵ライブラリの音源は基本的に商用利用可能だが、外部からダウンロードした音源を使う場合はライセンス条件を確認する。著作権侵害による収益化停止・チャンネル削除は、顔出しなし副業チャンネルが陥りやすいリスクの一つだ。
なお、テンプレートを自作してストックしておく方法についてはショート動画 テンプレート 自作で具体的な手順を紹介している。Filmoraで一度作ったテロップ・トランジションの組み合わせを「マイテンプレート」として保存すれば、量産フェーズに入ったときの編集時間をさらに圧縮できる。
よくある失敗と投稿前チェックリスト
結論として、Filmoraでのショート動画作りにおける失敗の大半は「書き出し設定のミス」と「著作権・収益化ルールの確認不足」に集約される。編集操作そのものでつまずくケースは少ない。
実際に編集作業をしていると気づきにくいが、これらの失敗は「公開してから」発覚することが多い。書き出し設定のミスはサムネイル一覧で小さく表示されて初めて気づくことが多く、著作権の問題は数週間後に収益化制限の通知が届いて初めて発覚することもある。だからこそ、公開前の確認を毎回のルーティンにしておく価値がある。よくある失敗例を挙げる。
- 横長素材をそのまま書き出し、YouTube Shortsのフィードで小さく表示されてしまう
- 無料版のまま投稿を続け、透かしがチャンネルの信頼感を下げていることに気づかない
- AI自動字幕を無修正で使い、誤変換がそのまま公開されてしまう
- BGMの著作権を確認せず使用し、Content IDによる収益化制限を受ける
- 書き出し後にファイルサイズが大きすぎて、アップロードに想定以上の時間がかかる
ここで一つ独自の視点を加えておきたい。「ショート動画は冒頭3秒が命」という一般論は広く語られているが、実際に顔出しなしチャンネルを運営していると、冒頭3秒だけを凝った演出にしても、4秒目以降の情報密度が薄いと結局そこで離脱されるケースが多い。冒頭のフックは「離脱を防ぐ入口」にすぎず、視聴維持率を最後まで保つには、テロップの切り替えテンポ(目安として2〜3秒に1回は画面に変化を出す)を全編にわたって維持する方が効果的だ。Filmoraでテロップテンプレートを使い回す提案をした理由はここにあり、「毎回テンポを作り込む余力を、演出の作り込みではなく本数を増やすことに回す」という考え方が、量産型の顔出しなしチャンネルには合っている。
投稿前に以下のチェックリストで確認しておくと、これらの失敗をほぼ防げる。
- [ ] アスペクト比は9:16になっているか
- [ ] 解像度は1080×1920(フルHD)以上か
- [ ] フレームレートは30fpsに設定されているか
- [ ] AI自動字幕の誤変換を通し再生でチェックしたか
- [ ] BGM・効果音の著作権(商用利用可否)を確認したか
- [ ] タイトルまたは説明文に「#shorts」を入れたか
- [ ] スマホ実機でプレビューし、文字の視認性を確認したか
- [ ] 無料版の透かしをどうするか(許容する/有料化する)を決めたか
Filmora・CapCut・Shortyの違いを比較する
結論として、Filmoraは「本格的な編集をしながらAI機能も使いたい」層に、CapCutは「とにかく手軽にテンプレートで作りたい」層に向く。目的に応じてツールを使い分ける、あるいは併用するのが現実的な選択だ。
| 項目 | Filmora | CapCut | Shorty(当サイト運営) |
|---|---|---|---|
| 得意なこと | カスタマイズ性の高い編集+AI字幕・AI画像生成 | 即使用可能な豊富なテンプレート、TikTok系トレンドとの親和性 | 台本入力からAIでショート動画を自動生成 |
| 料金目安 | 無料あり/年間6,980円〜、買い切り8,980円 | 無料あり/有料プランは月額制 | 無料プランあり(下記制約参照)/有料プランは別途 |
| 向いている人 | 編集にこだわりたい・複数本を効率よく量産したい人 | 手軽さ重視・SNSトレンドに素早く乗りたい人 | 編集操作そのものを省きたい・企画と投稿に時間を割きたい人 |
Shortyは当サイトが開発・運営しているショート動画自動生成ツールで、台本やテーマを入力するとAIが動画化までを行う。手作業での編集を挟まずに量産したい場合の選択肢の一つになる。無料プランには「1本30秒まで・30日で5本まで・保存7日間・ショート形式のみ」という制約があるため、本格的に量産する場合は有料プランや、Filmora・CapCutのような編集ソフトとの併用も検討するとよい。どのツールが「最良」ということはなく、編集への関与度と投稿本数のバランスで選ぶのが妥当だ。詳しくはShortyを参照してほしい。
なお、パソコンでの本格編集ソフトとしてPremiere Proとの比較で迷っている場合は、CapCutとPremiere Proを比較した別記事も参考になる。無料・低コストで始めたい初心者がFilmora以外の選択肢を検討する際の判断材料になるはずだ。
よくある質問
Filmora無料版だけでショート動画は収益化できる?
技術的には可能だが、透かしが視聴者の信頼感を下げる可能性があるため推奨しない。継続投稿を決めた時点での早期課金を検討したい。
YouTubeパートナープログラムの審査基準自体に「透かしの有無」は含まれていないが、視聴維持率やクリック率といった間接指標に影響しうる。無料版で数本試してから、投稿を続けると決めた段階で有料化するのが現実的なバランスだ。
Filmoraはスマホでも同じ操作感で使える?
基本機能はスマホ版・PC版で共通しているが、細かいエフェクトの種類やAI機能の一部はPC版の方が充実している。
外出先での簡易編集や下書き作成はスマホ版で行い、仕上げの細かい調整はPC版で行うといった使い分けをしているユーザーも多い。
買い切り版と年間プランどちらがいい?
最新AI機能を使い続けたいなら年間プラン、価格を固定して長く使いたいなら買い切り版が向く。
買い切り版は購入時点のメジャーバージョンのみが対象で、次のメジャーバージョンへのアップグレードには別途費用がかかる点に注意する。
自動字幕の精度はどのくらい?手直しは必要?
公式情報では最大99%の精度とされるが、環境音や滑舌によって体感精度は変動するため、公開前の手直しは必須と考えたい。
固有名詞や専門用語は特に誤変換されやすい。AI字幕は下書きとして使い、必ず通し再生でチェックする工程を編集フローに組み込むべきだ。
顔出しなしでもFilmoraだけで完結できる?
編集はFilmoraだけで完結できるが、素材となる映像・画像・ナレーションは別途用意する必要がある。
Filmora自体にはAI画像生成やAIステッカー生成などの機能があり、顔を映さない素材づくりの一部を補える。ただし台本作成やナレーション収録は別工程として計画しておく必要がある。
書き出し時のおすすめ設定(解像度・フレームレート)は?
9:16・1080×1920(フルHD)・30fps・MP4形式が縦型ショート動画の標準設定だ。
Filmora11以降はデフォルトでMP4が選択されているため、アスペクト比とフレームレートだけ確認すれば基本的に問題ない。
著作権フリーの音源はどこで手に入る?
Filmora内蔵の音源ライブラリ、またはYouTubeオーディオライブラリなど公式に商用利用が許可された素材を使うのが安全だ。
外部サイトからダウンロードした音源を使う場合は、ライセンス条項(商用利用可否・クレジット表記の要否)を必ず個別に確認する。
CapCutから乗り換える価値はある?
編集の自由度やAI機能の幅を重視するなら乗り換える価値はあるが、テンプレートの手軽さだけを求めるなら無理に乗り換える必要はない。
両方インストールしておき、案件や動画のテイストに応じて使い分けている編集者も少なくない。
AI機能はどこまで無料で使える?
AI画像生成・AIステッカー生成・AI画像スタイライズ・AIサムネイルエディター・AIスマートカットアウトなどは無料版でも利用できる。
一方でAIクレジットの消費量や解像度など、無料版には別途制限が設けられている場合があるため、多用する予定があるなら公式サイトで最新の制限内容を確認したい。
動画が重くて書き出しが遅い時の対処法は?
プレビュー解像度を下げる、不要なエフェクト・トランジションを削減する、PCのストレージ空き容量を確保するの3点で改善することが多い。
長尺の高解像度素材を大量に読み込んだままにしていると動作が重くなりやすい。編集完了後は使わない素材をタイムラインから外し、プロキシ編集(低解像度での仮編集)を活用するのも有効だ。
1日に何本くらい作れるようになる?
慣れないうちは1本1〜2時間が目安だが、テロップテンプレートと台本の型を固定すれば1本30分前後まで短縮できる。
短縮できる時間の多くはテロップ調整とサムネイル作成の工程にある。AIコピーライティング・AIサムネイルエディターを組み合わせ、毎回ゼロから考えない仕組みを作ることが、量産ペースを上げる最短ルートだ。
まとめ
Filmoraでのショート動画作りは、9:16の縦型プロジェクトを作成し、AI自動字幕とテンプレートを組み合わせれば、初心者でも短時間で1本を完成させられる。操作自体のハードルは高くない。
一方で、副業として継続投稿するなら、透かしの扱い・著作権・書き出し設定といった運用面の判断が、編集スキルそのものより成果を左右する。無料版で試作しつつ、本気で継続すると決めたタイミングで有料化を検討し、投稿前チェックリストを毎回通す運用に落とし込むことが、遠回りに見えて一番の近道になる。
まずは1本、9:16プロジェクトを作るところから試してほしい。台本の型やテンプレートを固めれば、2本目以降の制作スピードは確実に上がっていく。
最後に強調しておきたいのは、Filmoraはあくまで「編集を効率化する道具」であり、継続投稿できるかどうかは台本・企画・投稿ペースの設計に左右されるという点だ。編集ソフトを乗り換えても投稿本数が増えなければ収益化は遠のく。逆に、多少編集が粗くても週に何本も出し続けられる仕組みを先に作れたチャンネルの方が、結果的に伸びやすい。ツール選びに時間をかけすぎず、まず1本を公開して視聴データを見ながら改善していくサイクルに早く入ることを優先してほしい。