最終確認日:2026年11月3日(YouTubeヘルプ answer/72851・answer/12843009・チャンネル収益化ポリシーの原文を再確認。10月18日に確認した内容から条件の変更なし)
YouTubeショートで広告収益を受け取る条件は、今(2027年1月31日まで)は「登録者1,000人+直近90日のショート視聴1,000万回」、2027年2月1日からは新しく参加するチャンネルについて「登録者1,000人+直近90日のショート視聴2,000万回」です。長尺の再生時間で参加するルートも4,000時間から8,000時間に上がります。
すでに参加しているチャンネルの資格は変わりません。ただし2027年1月31日までにYouTube Studioで新しい規約に同意しておく必要があり、2027年2月からは参加後も「直近90日でショート1,000万回」を保たないと、ショートの広告収益の分配が止まります(プログラムからは外れず、長尺の収益は続きます)。
この記事では、今の条件・2027年2月からの条件・すでに参加しているチャンネルへの影響を分けて、公式の原文で整理します。あわせてショートの収益が「いくら」になるかの仕組み、運営者の雑学チャンネルの実数が新しい基準のどこにいるか、条件に届くまでに何本作ればよいのかの考え方を示します。
当サイトは、テーマを1行入れると台本・画像・AI音声(VOICEVOX)・字幕・BGM付きの縦型(9:16)ショートを作るツール「Shorty」を開発・運営しています。収益化の条件は投稿本数ではなく視聴回数と登録者で決まるので、使い道は「どのテーマが伸びるかを少ない手間で何本も試す」ことです(無料プランは30日で3本・1本30秒まで)。ツールで作ったから収益化しやすくなる、ということはありません。
一覧:今の条件と2027年2月1日からの条件

| 項目 | 今(2027年1月31日まで) | 2027年2月1日から |
|---|---|---|
| 新しく参加する(ショートルート) | 登録者1,000人+直近90日のショート視聴1,000万回 | 登録者1,000人+直近90日のショート視聴2,000万回 |
| 新しく参加する(長尺ルート) | 登録者1,000人+直近12か月の総再生時間4,000時間 | 登録者1,000人+過去365日の総再生時間8,000時間 |
| ショートの広告収益を毎月受け取る | 参加していれば対象 | 直近90日でショート1,000万回を維持 |
| すでに参加しているチャンネル | — | ステータスは変わらない。2027年1月31日までに新規約へ同意 |
| 登録者500人からのファン向け機能 | 登録者500人+(過去1年の総再生時間3,000時間 または 過去90日のショート視聴300万回) | 変更なし |
ショートフィードで見られた時間は長尺ルートの再生時間に数えられません。ショート中心のチャンネルが見るべき数字は「登録者」と「直近90日のショート視聴回数」の2つです。
今の条件(2027年1月31日まで)
YouTubeヘルプのパートナープログラムの概要ページには、広告収益を受け取れる参加資格として次の2つがあります。
チャンネル登録者数が 1,000 人以上で、直近 90 日間の対象となるショート動画の視聴回数が 1,000 万回以上である。
チャンネル登録者数が 1,000 人以上で、直近 12 か月間の対象となる動画の総再生時間が 4,000 時間以上である。
(YouTubeヘルプ answer/72851、2026-10-18 確認)
「直近90日」は毎日計算し直されます。一度1,000万回に届いても、申し込む前に伸びが止まると、古い再生が枠から抜けて条件を割り込みます。
数字以外に必要なこと
数字を満たしても、次がそろっていないと申し込めません(同ページ)。
- [ ] チャンネル収益化ポリシーを守っている
- [ ] パートナープログラムを利用できる国・地域に住んでいる(日本は対象)
- [ ] 有効なコミュニティガイドラインの違反警告がない
- [ ] Googleアカウントで2段階認証プロセスがオンになっている
- [ ] YouTubeの上級者向け機能を利用できる
- [ ] 有効なYouTube向けAdSenseアカウントが1つリンクされている
違反警告の確認方法はYouTubeの違反警告の種類と確認方法で画面の場所から説明しています。
もう1つ、参加したあとに効いてくる決まりがあります。同じページには「動画のアップロードまたは [投稿] タブへの投稿が 6 か月以上行われていないチャンネルの収益化が無効になる場合があります」とあります。収益化はゴールではなく、投稿を続けることが前提の仕組みです。
2027年2月1日からの条件(新しく参加するチャンネル)
改定はYouTube公式ブログ(日本語版、2026年8月11日「YouTube パートナー プログラムの新しい収益機会と変更点」)で発表され、YouTubeヘルプに専用ページ(answer/12843009「YouTube パートナー プログラムに関する変更」)があります。新しく参加する場合は、登録者1,000人以上に加えて次のどちらかが必要です。
- 「過去 365 日間の有効な公開動画の総再生時間が 8,000 時間以上」
- 「直近 90 日間の有効な公開ショート動画の視聴回数が 2,000 万回以上」
(YouTubeヘルプ answer/12843009、2026-10-18 確認)
報道では「過去12か月で8,000時間」と書かれることがありますが、公式の表記は「過去365日間」です。視聴者ファンディング(メンバーシップ・Super Chatなど)、クリエイター パートナーシップ、ショッピングの利用資格は変わらず、ヘルプには「チャンネル登録者数が 500 人以上に達し、過去 1 年間の有効な総再生時間が 3,000 時間以上、または過去 90 日間の有効なショート動画の視聴回数が 300 万回以上」とあります(answer/12843009、2026-11-03 確認)。
2027年1月31日までに申し込めば今の基準で審査されるのかは、公式ブログにもヘルプにも明記がありません(2026-10-18 確認)。審査は「通常は 1 か月程度」かかるので、駆け込みを当てにせず、2月1日以降は新基準で判定される前提で準備するのが安全です。
すでに参加しているチャンネルへの影響
ヘルプの原文はこうです。
すでに YouTube パートナー プログラムに参加している場合、今回の変更によってステータスが変化することはありません。
そのうえで、やることが1つと、新しく効いてくる条件が2つあります。
1. 2027年1月31日までに新しい規約に同意する YouTube Studioで更新された規約を確認して同意します。期限までに同意しないと、2月1日以降は関連する収益化機能から収益を得られなくなります(プログラムから除外はされません)。
2. ショートの広告収益は「90日1,000万回」を保つ必要がある ヘルプでは、ショート動画クリエイタープールから毎月収益を得るには、過去90日間で対象のショート視聴1,000万回を維持する必要があるとされています。下回っても除外はされず、長尺の収益など他の収益には影響しません。公式ブログでは、基準を再び超えればショートの収益分配は自動的に再開されるとしています。
3. チャンネルが「アクティブ」であること 次のどれかを満たすとアクティブと判定されます(answer/12843009)。
- 過去365日間の有効な総再生時間が1,000時間以上
- 直近90日間の有効なショート視聴回数が100万回以上
- 90日ごとに長尺2本またはショート5本をアップロード
下回った場合は90日の猶予期間があります。ショートだけのチャンネルなら、90日に5本以上投稿していれば満たせます。逆に言えば、2027年2月からは「収益化したら投稿をやめても入り続ける」形ではなくなり、ショート収益は90日ごとの視聴回数と投稿の継続で決まります。
1,000万回に届かないチャンネル向けの新しい収益
公式ブログでは、1,000万回の基準に届かないチャンネルなどに向けて、YouTubeショッピングのボーナス、ブランド案件のインセンティブ、トレンドに対する収益ブーストといった新しい収益手段を用意するとしており、詳細は後日発表とされています。ヘルプでは、対象のクリエイターには参加方法が通知されるとあります。広告主が5つ以下のチャンネルに絞って配信した広告では、その掲載分の45%が通常のプールとは別に分配される仕組みも書かれています。
収益化の前に、まず1本作って反応を見るテーマを入れると台本・AI音声・字幕・BGM付きの縦型ショートができます。無料プランは30日3本・1本30秒まで。登録不要で台本を見るショートの収益はいくらになるか:分配の仕組み
ショートの広告は動画と動画の間に出るので、「自分の動画に付いた広告」の収益を受け取る形ではありません。ショートフィードの広告収益を月ごとにまとめ、各クリエイターの視聴回数の割合で割り振ります。取り分は次のとおりです。
音楽が使用されているかどうかにかかわらず、割り当てられた収益の 45% が収益化を行っているクリエイターに分配されます。
(YouTubeヘルプ「YouTube ショートの収益化ポリシー」answer/12504220、2026-10-18 確認)
音楽を使った動画は、曲の数に応じて権利者側にも分けられます。他人の映像の未編集の切り抜きや再アップロードなどオリジナルでないショート、botなどで不正に増やした視聴は計算に入りません。また「ショート動画収益化モジュールに同意する前に獲得したショート動画の視聴回数」も対象外です。Premium会員の視聴分は、公式ブログによるとPremiumの純収益の30%(Premium Liteは60%)が原資になり、ショートは45%がクリエイターの取り分です。
1再生あたりの単価は、月ごとの広告収入と全体の視聴回数で変わるため、公式に決まった金額はありません。目安の考え方はYouTubeショート1再生の単価で整理しています。
収益化に届くまで何本作ればいいか:本数より「試せる回数」
条件は視聴回数で決まり、「何本投稿すれば収益化」という公式の基準はありません。それでも本数が効いてくるのは、どのテーマ・どの1本が伸びるかを事前に当てられないからです。
運営者が、Shortyと同じ生成エンジンでジブリ雑学のショートを5本自動で作って投稿したときの再生数(2026年10月17日にYouTube Data APIで取得)は次のとおりでした。
| 本 | 再生数 |
|---|---|
| 1本目 | 2,090回 |
| 2本目 | 2,045回 |
| 3本目 | 1,282回 |
| 4本目 | 4,611回 |
| 5本目 | 2,114回 |
| 合計 | 12,142回(1本あたり平均約2,400回) |
同じ作り方・同じジャンルでも、いちばん伸びた1本は最も伸びなかった1本の約3.6倍でした。90日で1,000万回は1日あたり約11万回で、平均的な1本を積み上げるだけで届く数字ではありません。現実的な道は、伸びたテーマを見つけて同じ方向の企画を重ねることで、そのためには1本を作る手間を下げて試す回数を増やす必要があります。
試す回数を増やす方法は大きく2つです。
- 手作業を型にする:台本のテンプレート、素材のフォルダ、編集ソフトのプリセットを作り、1本あたりの時間を削る
- 作る工程を自動生成に任せる:テーマを入れると台本から動画まで作るツールで下書きを作り、人はテーマ選びと確認に時間を使う
Shortyは2の方法で、テーマを1行入れると台本・画像・VOICEVOXの音声・字幕・BGMまで入った9:16のショートを作ります。上の5本は1本あたり起動から投稿完了まで約4分でした。台本は常に雑学の解説形式で作られ、ランキングやクイズ形式の指定、ずんだもん・ゆっくりの声は選べません。無料プランは30日で3本・1本30秒までなので、まずは伸びそうなテーマを3つ試すところから使えます。自動生成の全体像はショート動画を自動生成する方法で説明しています。
ただし、本数を増やすほど次の節の「量産型のコンテンツ」に当たりやすくなります。自動で作った下書きも、テーマの選び方や事実の確認、タイトルの付け方で1本ずつ違いを出すことが審査を通す前提です。
申し込みから承認までの流れ
- YouTube Studioの「収益化」で進み具合を見る(未達なら通知を受け取る設定にしておく)
- Googleアカウントの2段階認証をオンにする
- 条件を満たしたら「申し込む」から基本規約に同意する
- AdSenseアカウントを作るか、既存のものをリンクする
- 審査を待つ(通常は1か月程度)
- 承認後、ショートフィードの広告収益など使う項目(モジュール)にそれぞれ同意する
6を飛ばすと、承認されてもショートの広告収益は発生せず、同意前の視聴は後からさかのぼって対象になりません。
承認されなかった場合は、結果の通知から21日以内に再審査を求められます。申し込み直せるのは、初めての不承認なら30日後、2回目以降や再申請後の不承認なら90日後です(answer/72851)。
審査で見られるのはチャンネルの中身
数字を満たしても、チャンネル全体が収益化ポリシーに合っているかが確認されます。AIでショートを作る人が特に気をつけたいのは「一般的、または繰り返しの多いコンテンツ」(2025年7月15日から名称は「量産型のコンテンツ」)で、テンプレートで作ったように見え、続けて見ると繰り返しに感じるチャンネルは対象外になることがあります。チャンネル収益化ポリシーには、収益化が許可されない例として「説明、解説、教育的価値が最小限または皆無の画像スライドショー、テンプレート化されたストーリー、スクロール テキスト」と「クリエイターならではの、率直な洞察や視点が追加されておらず、汎用的または独創性のないテンプレートを使用して作成され、大量生産されたような印象を与える AI 生成コンテンツ」が挙がっています(answer/1311392、2026-11-03 確認)。一方で同じページには「同じようなパターンに沿ってコンテンツを作成しているチャンネルが多いことは周知の事実で、それ自体は問題ではありません。重要なのは、各動画の中身が実質的に異なり、創造的、教育的、その他の価値を有していることです」ともあります。原文と判定の例はYouTubeの量産型コンテンツとは、AIを使ったショートの自己点検はAIショート動画は収益化できるか、AIラベルの要否はYouTubeのAIラベルの判定と付け方にまとめています。
運営者の雑学チャンネルは新基準のどこにいるか
条件がどれくらい遠いかを、運営者の顔出しなしの雑学ショートのチャンネルで示します(2026年10月18日、YouTube Data APIで取得)。
| 項目 | 実数 | 新基準との比較 |
|---|---|---|
| 投稿本数 | 110本 | — |
| 登録者 | 1,120人 | 1,000人は超えている |
| 総再生回数(開設からの累計) | 2,869,410回 | 2,000万回の約14% |
ここから言えることは2つです。
- 登録者1,000人と2,000万回は、届く順番が違う。登録者は超えていても、開設からの再生を全部足して2,000万回の約14%です。ショートだけで新基準に届くには、90日でこの累計の約7倍が要ります
- ショートは再生の割に登録者が増えにくい。このチャンネルは約2,560回の再生で1人の登録という比率です
この再生の大半は運営者がShorty以前に作った動画によるもので、Shortyで作った動画の成果ではありません。ショートだけで2,000万回を狙うのが難しい場合は、ショートで登録者を集めながら長尺で再生時間を積むか、広告以外の収益を並行させる方法があります。広告以外の選択肢はショート広告以外の稼ぎ方5つ、登録者500人からの機能はYouTubeメンバーシップは何人からで確認できます。
条件に届くまでの日数はジャンルと投稿の続け方で大きく変わり、公式にも目安はありません。考え方はYouTubeショートの収益化までの日数とYouTube登録者1000人達成の期間、始め方の全体は顔出しなしYouTubeの始め方とAI副業の始め方、収益が出たあとの申告はYouTube収益の確定申告と源泉徴収で説明しています。
ショートに限らず、長尺の総再生時間ルートも含めたYouTube収益化全体の条件と申請の流れはYouTube収益化の条件とやり方にまとめています。
よくある質問
すでに収益化しているチャンネルも条件を満たし直す必要がありますか?
ありません。ただし2027年1月31日までに新しい規約へ同意する必要があり、2月以降もショートの広告収益を受け取るには直近90日で1,000万回の維持が要ります。
ショートの再生時間は4,000時間(8,000時間)に数えられますか?
数えられません。ショートフィードで見られた時間は長尺ルートの総再生時間の対象外です。
登録者500人でも広告収益はもらえますか?
もらえません。500人から使えるのはメンバーシップ・Super Thanks・Super Chat・ショッピングなどのファン向けの機能で、公式ブログではこれらの要件は今回変わらないとしています。
AIで作ったショートでも審査に通りますか?
AIを使ったこと自体は不承認の理由になりません。見られるのは、チャンネル全体が繰り返しの多いコンテンツや再利用されたコンテンツに当たらないかです。
ショートの収益は1再生いくらですか?
決まった単価はありません。ショートフィードの広告収益を月ごとにまとめ、視聴回数の割合で割り振った額の45%がクリエイターの取り分になるため、月ごとの広告収入と全体の視聴回数で変わります。考え方はYouTubeショート1再生の単価で整理しています。
何本投稿すれば収益化できますか?
公式に本数の基準はありません。条件は登録者と90日の視聴回数で決まります。ただし伸びる1本は事前に当てにくく、運営者が同じ作り方で作った5本でも再生数に約3.6倍の差がありました。試す本数を増やすほど伸びるテーマを見つけやすくなります。
自動生成したショートでも収益化できますか?
自動生成であること自体は不承認の理由として挙がっていません。対象外になるのは、説明や価値が乏しいスライドショーや、独自の視点がなく大量生産に見えるAI生成コンテンツです。テーマの選び方・事実確認・タイトルで1本ずつ違いを出してください。
規約は変わるので、申し込む前にはYouTubeヘルプ(answer/72851・answer/12843009)で最新の条件を確認してください。