Shorty(ショーティー)

AI音声を動画につける方法5選比較【2026年最新ガイド】

公開: 2026-08-06 約19分 AI音声VOICEVOXElevenLabs動画編集
AI音声を動画につける方法5選比較【2026年最新ガイド】のアイキャッチ画像

AI音声を動画につける方法を、VOICEVOXやElevenLabsなど無料・有料5ツールの料金と手順つきで解説。字幕とのズレを防ぐコツやYouTubeのAI表示義務に関する誤解も、実際のデータをもとに整理しています。

目次

AI音声を動画につける方法は3ステップで完結【結論】

結論から言うと、AI音声を動画につける方法は「①台本を書く→②AI音声合成ツールで音声ファイルを書き出す→③動画編集ソフトで映像と音声を合わせる」のたった3ステップです。ナレーターを手配する必要もマイクで自分の声を録る必要もなく、台本さえ用意できれば当日中にAI音声つきの動画を完成させられます。

この記事では「顔出しなし・低予算でAI音声動画を作りたい」人に向けて、無料・有料ツール5種の実際の料金と機能を比較し、VOICEVOXとElevenLabsの具体的な操作手順、字幕とのズレを防ぐコツ、YouTubeの開示義務についての正しい理解までをまとめました。多くの解説記事は「ツールの使い方」だけで終わっていますが、この記事では「音声を動画に自然になじませる工程」と「収益化ルールの誤解」まで踏み込んで解説します。

なぜ今AI音声で動画を作る人が増えているかというと、理由は単純で「顔出しをしなくてもチャンネル運営ができる」「マイク・防音環境を用意しなくても収録の質が安定する」「台本さえ書ければ何本でも同じクオリティで量産できる」の3点に集約されます。実際、無料ツールのVOICEVOXやAivisSpeechだけでも、有料ナレーターに依頼する場合と遜色ないレベルの聞き取りやすさは十分に確保できます。一方で「AI音声だから何でも自由に使ってよい」というわけではなく、キャラクター利用規約や収益化ルールを誤解したまま運用しているケースも少なくありません。この記事では、そうした落とし穴も含めて実務目線でまとめています。

AI音声作成ツール比較表【無料・有料5選】

まず、動画にAI音声をつけるための代表的なツールを、料金・日本語の自然さ・商用利用の可否で比較します。目的が「とにかく無料で始めたい」のか「クオリティ重視」なのか、それとも「作業時間そのものを短縮したい」のかによって、最適な組み合わせは変わってきます。

ツール 料金 日本語の自然さ 商用利用 向いている人
VOICEVOX 完全無料 ○(キャラクター声質) 条件付き可(キャラ規約順守) 無料でとにかく試したい人
AivisSpeech 完全無料 ◎(人間に近い抑揚) 可(モデルによりクレジット不要) 無料で品質も求める人
ElevenLabs 無料〜$5/月〜 ◎(多言語モデルで高精度) Starter以上のプランで可 海外クオリティを求める人
CapCut 無料(一部制限) ○(声種は豊富) プランにより制限あり スマホで完結させたい人
Shorty(当サイト運営) 無料〜(1本30秒まで) 用途によって要確認 台本から動画まで自動化したい人

無料で完結させたいなら、VOICEVOXかAivisSpeechの2択です。特にAivisSpeechは2025年以降に登場したツールで、無料ながら抑揚の自然さがVOICEVOXより一段上という評価が多く、商用利用でもクレジット表記が不要なモデルが用意されている点が実務では効いてきます。海外の高品質な音声合成を試したい場合はElevenLabsが定番ですが、日本語の商用利用には有料プラン(Starter以上、月5ドル〜)への加入が必要です。それぞれの声質には向き不向きがあるため、実際に候補を2〜3個試聴してから決めることをおすすめします。

台本を書いて音声を書き出し、動画編集ソフトで貼り付ける、という一連の作業を自動化したい場合の選択肢として、筆者が運営する動画生成ツール「Shorty」もあります。台本を入力するとAIナレーション付きのショート動画を自動生成できるのが特徴ですが、無料プランは1本30秒まで・30日で5本まで・保存7日間・ショート形式のみという制約があるため、長尺のナレーション動画を作りたい場合には向きません。あくまで選択肢の1つとして、用途に応じて他のツールと使い分けるのが現実的です。

動画本数別の月間コスト目安も確認しておきましょう。1本あたりナレーション800文字(約1分半相当)の動画を月に何本作るかで、必要なプランは大きく変わります。

月間本数 VOICEVOX/AivisSpeech ElevenLabs CapCut
月5本(4,000文字) 0円 0円(Freeで収まるが非商用のみ) 0円
月10本(8,000文字) 0円 0円〜約750円(商用ならStarter必須) 0円(商用は要確認)
月30本(24,000文字) 0円 約750円〜3,300円(Starter〜Creator) 0円(商用は要確認)
月100本(80,000文字) 0円 約3,300円(Creator、100,000文字/月) 0円(商用は要確認)

この表から分かる通り、投稿頻度が高いチャンネルほど「無料ツールをベースにしつつ、必要な場面だけElevenLabsを使う」ハイブリッド運用のほうがコスト効率がよくなります。逆に月数本程度の投稿であれば、無料ツールだけで十分に完結します。

【無料・初心者向け】VOICEVOXで動画にAI音声をつける手順

VOICEVOXは無料でダウンロードでき、ずんだもんや四国めたんなどのキャラクターボイスで音声を生成できる定番ツールです。手順は次の5ステップです。

  1. 公式サイトからVOICEVOXをダウンロード・インストールする(Windows/Mac対応、インストーラーの指示に従うだけ)
  2. 起動してエンジンが立ち上がるのを待つ(「準備完了」の表示が出れば使用可能)
  3. 使いたいキャラクターを選び、セリフを入力する(1行1セリフで区切ると読み上げのテンポが自然になる)
  4. イントネーションや間、話速を調整する(アクセント記号をドラッグして自然な抑揚に近づける)
  5. 音声書き出し(wav)を行い、動画編集ソフトに読み込む(CapCut・Premiere Pro・DaVinci Resolveなど、対応形式であれば取り込み可能)

VOICEVOXで作成できるのはあくまで音声ファイルのみで、映像・字幕・BGMとの合成には別途動画編集ソフトが必要です。具体的な操作画面つきの手順はVOICEVOXの使い方 動画でさらに詳しく解説しています。

なお、VOICEVOXのキャラクターボイス(ずんだもん、四国めたん等)を使う場合、各キャラクターごとに定められた利用規約(クレジット表記の要否、政治・宗教的発言への使用禁止など)を守る必要があります。「無料だから何でも自由」と誤解している人が多いポイントなので、収益化を前提とする動画では必ず該当キャラクターの公式ガイドラインを確認してください。

書き出しの実務ポイントとして、VOICEVOXは1行ずつ個別のwavファイルとして書き出すこともできれば、複数行をまとめて1本の音声として書き出すこともできます。動画編集の段階でカット割りをこまかく調整したい場合は1行ずつ書き出し、通しで自然な間を保ちたいナレーション系の動画なら1本にまとめて書き出す、という使い分けがおすすめです。また、テキストファイルを読み込んで一括で音声化する機能もあるため、台本が長い場合はテキストエディタで先に全文を書き上げてから流し込むほうが、手直しの手間が少なく済みます。

【高品質・海外水準】ElevenLabsで日本語AI音声をつける手順

より自然な抑揚や感情表現を重視するなら、海外発のElevenLabsが選択肢に入ります。2026年8月時点の料金プランは以下の通りです。

プラン 月額 生成可能文字数 商用利用
Free 0円 10,000文字/月 不可(非商用のみ)
Starter 約750円($5) 30,000文字/月
Creator 約3,300円($22) 100,000文字/月 可(音声クローン対応)
Pro 約14,900円($99) 500,000文字/月

操作手順は次の通りです。

  1. ElevenLabsに登録し、Text to Speech機能を開く
  2. モデルを「Multilingual v2」に設定する(日本語の精度が最も高い)
  3. 読み上げたい原稿を入力する。固有名詞や難読漢字は事前にひらがな・カタカナに直しておくと誤読を防げる
  4. 声(Voice)を選び、Stability(安定性)とSimilarity(声の再現度)を調整する
  5. 生成ボタンを押し、MP3形式でダウンロードする

日本語特有の誤読やイントネーションの崩れは、モデル選択と原稿の事前調整でかなり軽減できます。詳しい精度比較はElevenLabsの日本語 精度で解説しているので、実際にどの程度自然に聞こえるか気になる人は参考にしてください。

ElevenLabsが優れているのは、単なる読み上げではなく「Stability(安定性)」「Similarity(声の再現度)」「Style Exaggeration(感情表現の強さ)」といったパラメータを個別に調整できる点です。淡々としたニュース解説なら安定性を高め、感情を込めたレビュー動画ならStyle Exaggerationを上げる、というように動画のジャンルに合わせて声のキャラクターを作り込めます。また、短い音声サンプルから話者の声質を再現する音声クローニング機能(Creatorプラン以上)を使えば、自分の声に近いAIボイスでナレーションを量産することも可能です。ただし声のクローニングは肖像権・パブリシティ権に関わるため、他人の声を無断で学習させることは規約違反かつ法的リスクになる点は必ず押さえておいてください。

スマホだけで完結させたいならCapCutのテキスト読み上げ

パソコンを使わず、スマホのみで動画にAI音声をつけたい場合はCapCutのテキスト読み上げ機能が便利です。動画編集アプリの中にAI音声機能が組み込まれているため、別ツールで書き出したファイルを取り込む手間がありません。

  1. CapCutで新規プロジェクトを作成し、動画素材を読み込む
  2. 「テキスト」→「テキストを追加」でナレーションにしたい文章を入力する
  3. 「音声読み上げ」機能を選び、日本語の声種(アナウンサー・癒し系・アニメ風など)を選択する
  4. プレビューで読み上げ速度と発音を確認し、必要に応じて文章を調整する
  5. そのままタイムラインに音声トラックとして配置され、映像と同時に書き出せる

手軽な反面、CapCutの音声読み上げ機能は無料範囲では商用利用が制限されているケースがあるため、広告収益化を目的とした動画に使う場合は、その時点の公式利用規約を必ず確認してください。無料の範囲と有料プランでの取り扱いが変更されることもあるため、収益化動画に使う直前に規約ページを見に行く習慣をつけておくと安全です。

また、CapCutにはボイスチェンジャー機能もあり、既存の音声をアニメ風・ロボット風などに変換することも可能です。テキスト読み上げと組み合わせれば、キャラクター性のあるナレーションをスマホだけで作れますが、声質を大きく変えるほど機械的な聞き取りづらさが出やすくなるため、視聴者に伝えたい情報量が多い解説動画では変換を控えめにするのがバランスの取れた使い方です。

AI音声と映像・字幕を自然に同期させる3つのコツ

AI音声を動画につけたあと、多くの人が最初につまずくのが「字幕や映像とのズレ」です。ツールの使い方を紹介する記事は多くても、この「ズレをどう防ぐか」まで踏み込んで説明している記事は少ないため、ここでは実務ベースで具体的に解説します。

コツ1:字幕は音声を書き出した「後」に作る 先に映像を編集してから音声を当てはめると、話す速度と字幕の尺が合わずズレが生じやすくなります。台本確定→AI音声書き出し→その音声の長さに合わせて字幕・カット割りを作る、という順番を徹底すると同期のやり直しが激減します。

コツ2:読み上げ速度は最初に固定する ElevenLabsやVOICEVOXでは話速を調整できますが、動画の途中で速度設定を変えると、シーンごとに間の取り方がバラつき、字幕の表示タイミングもズレやすくなります。最初に1本通しで速度を決め、素材ごとにブレさせないことが重要です。

コツ3:固有名詞・専門用語は事前にルビを振っておく AI音声エンジンは固有名詞や専門用語の誤読が起きやすく、誤読した箇所だけ尺が変わって同期が崩れる原因になります。原稿の時点でひらがな・カタカナ表記に直しておく、または読み方辞書機能があるツールでは事前登録しておくと、書き出し後の手直しが大幅に減ります。

AI音声を動画に使う際の注意点【著作権・開示義務・NG表現】

AI音声を動画に使う前に、必ず押さえておきたいルールを整理します。ツールの操作方法だけを知っていても、ここを見落とすと収益化の停止や規約違反に発展することがあるため、公開前に必ず一通り確認しておきましょう。

著作権・利用規約:VOICEVOXやAivisSpeechなど無料ツールでも、キャラクターごとの利用規約(政治・宗教目的での使用禁止、過度に暴力的・性的な発言の禁止など)が定められています。規約違反は利用停止だけでなく、動画自体の削除対象になる可能性もあります。

YouTubeのAI表示義務について、実は多くのAIナレーション動画は対象外です。ここは誤解している人が非常に多いポイントです。YouTubeが2024年11月から求めている「AI生成コンテンツの開示」は、主に「実在の人物が実際には言っていない発言をしているように見せる」「実際の出来事の映像を改変する」「現実のように見える架空のシーンを生成する」といった、視聴者が“本物の映像”と誤認しかねないケースが対象です。単に文章をAI音声で読み上げているだけのナレーション動画(実写を捏造していない、AIキャラクターの声で解説しているだけ、など)は、この開示義務の主対象には該当しないケースが大半です。ただし、実写映像に本人が話していないセリフをAI音声で当てて“本人が喋っているように”見せる場合は開示対象になり得るため、境界線の判断に迷う場合は個別に確認したほうが安全です。対象になるかどうかの詳しい線引きはAI音声の表示は必要で整理しています。

誇大表現・断定表現のNG:AI音声で「必ず稼げる」「絶対にバズる」といった断定的な表現をナレーションに入れると、YouTube側のポリシー違反や視聴者からの信頼低下につながります。AI音声動画はあくまで「効率化の手段」であり、内容の質や台本の作り込みを省略していい理由にはなりません。

BGM・効果音の著作権も忘れずに:AI音声そのものは規約を守っていても、組み合わせるBGMや効果音が著作権フリーでなければ収益化に影響します。YouTubeオーディオライブラリや、利用規約で商用利用が明記されているフリー素材サイトから調達し、出どころが不明な音源は避けるのが基本です。

大量生産・反復コンテンツのリスク:AI音声を使うと台本さえあれば量産が容易になる分、似たような構成・似たような結論の動画を大量に投稿してしまいがちです。YouTubeは「反復的で内容の薄いコンテンツ」を収益化の除外対象とする方針を明確にしているため、1本ごとに切り口や事例を変える工夫が必要です。台本作成にかける時間を削らず、音声制作の工程だけを効率化する、という意識で運用するのが長続きのコツです。

目的別・AI音声ツールの選び方チェックリスト

ここまで紹介した内容を踏まえ、どのツールを選ぶべきか迷ったら、以下のチェックリストで自分の状況を確認してください。複数の項目に当てはまる場合は、上から優先順位が高いものを基準に選ぶと判断がぶれません。

よくある質問

AI音声を動画につけるのに料金はかかりますか?

VOICEVOXやAivisSpeechなら完全無料で音声を作成できます。ElevenLabsのように高品質・商用利用を求める場合は月5ドル程度から有料プランが必要です。

無料ツールだけでも動画に十分な品質のナレーションはつけられます。ただし商用利用の条件(クレジット表記の要否、キャラクター利用規約)はツールごとに異なるため、収益化前提の動画では規約を確認したうえで選ぶのが安全です。予算をかけたくない人は、まずVOICEVOXかAivisSpeechで数本作ってみて、物足りなさを感じた部分だけElevenLabsの有料プランに切り替える、という段階的な導入がもっとも失敗が少ない方法です。

VOICEVOXとCapCutの音声読み上げ、どちらが初心者向けですか?

スマホだけで完結させたいならCapCut、パソコンでキャラクターボイスを使い分けたいならVOICEVOXが初心者向けです。

CapCutは動画編集と音声読み上げが同一アプリ内で完結するため、別ツールで書き出したファイルを取り込む手間がありません。一方VOICEVOXは音声のみの生成ツールなので、別途動画編集ソフトが必要ですが、声のバリエーションや調整の自由度は高くなります。どちらも操作自体は数分で覚えられるレベルなので、最終的にはパソコンとスマホどちらで作業したいかで選んで問題ありません。

AI音声を使った動画はYouTubeで収益化できますか?

はい、AI音声を使っていること自体が収益化の妨げになるわけではありません。

YouTubeパートナープログラムの審査基準は「オリジナリティ」や「反復的でないコンテンツ」であり、AI音声の使用そのものは禁止されていません。ただし、既存コンテンツをほぼそのまま読み上げただけの動画や、大量生産された類似動画は「反復的コンテンツ」と判断され収益化を拒否されるリスクがあるため、台本の独自性は必要です。実際に審査落ちするチャンネルの多くは「AI音声を使ったこと」ではなく「台本の使い回し・情報の薄さ」が原因になっているケースがほとんどです。

AI音声の動画にAI表示(開示)は必須ですか?

文章をAI音声で読み上げているだけのナレーション動画は、多くの場合YouTubeの開示義務の対象外です。

開示が必須なのは、実在の人物の発言を捏造したり、実際の映像を改変して現実のように見せたりするケースです。AIキャラクターがナレーションしている動画であることが視聴者にとって明白な形式であれば、通常は開示チェックボックスの対象外になります。判断に迷うケースは個別に規約を確認してください。

AI音声と字幕がズレるのはなぜですか?

主な原因は「映像を先に編集してから音声を当てはめる」順序の誤りと、固有名詞の誤読によるタイミングのズレです。

対策は、台本確定→AI音声書き出し→その音声の長さに合わせて字幕とカット割りを作る、という順番の徹底です。話速の設定も動画の途中で変えないようにすると、ズレの再発を防げます。自動字幕生成機能を使う場合も、AI音声を書き出した後の完成音声を読み込ませることで、認識のズレを最小限に抑えられます。

スマホだけでAI音声動画は作れますか?

作れます。CapCutのテキスト読み上げ機能を使えば、動画の読み込みから音声生成、書き出しまでスマホ1台で完結します。

パソコン向けのVOICEVOXやAivisSpeechはインストールが必要なため、スマホのみで完結させたい場合はCapCutか、ブラウザで動作するWeb版の音声合成サービスを選ぶとよいでしょう。外出先での隙間時間に台本を書き、帰宅後にパソコンで高品質なツールを使って仕上げる、という組み合わせ運用をしている人も少なくありません。

AI音声のクオリティが低い(棒読みっぽい)と感じたらどうすればいいですか?

イントネーション記号の調整と、句読点の位置を見直すだけで自然さは大きく改善します。

AI音声が棒読みに聞こえる主な原因は、文章が長すぎて息継ぎの位置が不自然になっていることです。一文を短く区切り、間(ま)を意識した句読点を打つだけでも改善します。VOICEVOXやElevenLabsではアクセントやイントネーションを手動で微調整できるため、気になる箇所だけピンポイントで直すのが効率的です。また、感嘆符や三点リーダーを適度に使うと感情の起伏が伝わりやすくなり、単調さが和らぐこともあわせて覚えておくと便利です。

商用利用可能なAI音声ツールはどれですか?

AivisSpeechは多くのモデルで無料かつクレジット表記不要のまま商用利用ができます。VOICEVOXは条件付き(キャラクターごとの規約順守)で商用利用可能です。

ElevenLabsは無料プランが非商用限定のため、収益化を前提とする場合はStarter以上(月5ドル〜)の有料プランへの加入が必要です。CapCutは無料範囲での商用利用に制限がかかる場合があるため、事前に規約を確認してください。

AI音声はどんな動画ジャンルに向いていますか?

ニュース解説・ハウツー・レビューなど「情報を淡々と伝える」ジャンルとの相性が特によいです。

セリフ回しに強い感情表現が求められるドラマ仕立ての動画や、キャラクター同士の掛け合いが中心のコンテンツでは、まだ人間の声に一歩譲る場面もあります。一方、台本の内容が正確に伝わることが重視される解説系・ハウツー系・ニュースまとめ系のジャンルでは、AI音声の聞き取りやすさと安定した品質が強みとして活きます。まずは自分のチャンネルのジャンルがどちらに近いかを見極めたうえで導入するのがおすすめです。

まとめ

AI音声を動画につける方法は、台本を書き→AI音声合成ツールで音声を生成し→動画編集ソフトで映像と合わせる、というシンプルな3ステップです。無料で始めたいならVOICEVOXかAivisSpeech、より自然な抑揚を求めるならElevenLabs、スマホ完結ならCapCutというように、目的に応じてツールを使い分けるのが失敗しない選び方です。

見落とされがちなポイントとして、字幕とのズレは「音声を先に作ってから字幕を合わせる」順序で防げること、そしてYouTubeのAI表示義務は実写の捏造コンテンツが主対象であり、通常のAIナレーション動画の大半は該当しないことの2点は、この記事で必ず押さえておいてほしい実務知識です。ツール選びだけでなく、台本の質と規約の確認まで含めて取り組むことが、AI音声動画を安定して運用するための土台になります。

最初の1本は、無料のVOICEVOXかAivisSpeechで肩の力を抜いて作ってみるのがおすすめです。実際に音声を書き出し、動画に合わせてみることで、自分のチャンネルに合う声のトーンや読み上げ速度の感覚がつかめます。そこから「もっと自然な声にしたい」「商用利用の条件を満たしたい」といった課題が出てきた段階で、ElevenLabsなどの有料ツールへの移行を検討すれば十分です。焦って高機能なツールから始める必要はなく、まずは1本を最後まで完成させることを優先しましょう。

この記事の手順、1本ぶんまるごと自動化できます

台本づくり・音声合成・字幕入れ・BGM 選びを工程ごとに手作業でやると、慣れても1本30分は消えます。Shorty はテーマを入力するだけで、この記事で解説した工程をまとめて1本のショート動画にします。無料プランは30日で5本まで(1本30秒・保存7日)。

無料で1本作ってみる