「Photoroom 使い方 動画」で検索したなら、まず結論を先に言っておきたい。Photoroomは動画編集ソフトではない。背景除去・写真加工が本体で、動画に関わる機能は2025年11月に追加された「AI Video Generator」という別枠の機能であり、しかも無料プランでは使えない。つまり「Photoroomだけでショート動画を完成させる」という発想は成立しにくい。一方で、顔出しなしでYouTubeショートを作る副業勢にとっては、Photoroomの背景透過・物撮り補正機能を「動画の素材工場」として使う道が現実的に強い。この記事では、公式ヘルプセンターと料金ページの情報をもとに、動画機能の実態・料金・商用利用ルールを整理したうえで、サムネイル素材や物撮り動画素材をPhotoroomでどう作るかを手順化して解説する。
本記事は2026年8月18日時点で確認できた公式情報・料金体系をもとに、shorty編集部が検証・執筆している。Photoroomは料金プランの改定が比較的頻繁なツールのため、契約前には必ず公式サイトの最新表示価格を確認してほしい。
Photoroomとは何か:先に全体像をつかむ
Photoroomは、AIでワンクリック背景除去・商品写真の自動補正・テンプレート合成ができる写真編集ツールで、2025年後半からは静止画をもとにした短尺動画生成機能も持つ「写真〜動画のハイブリッドツール」に進化している。
もともとはEC事業者向けの商品写真加工ツールとして知られていたが、現在はWebブラウザ版(photoroom.com)とスマホアプリ(iOS/Android)の両方で使え、Google/Appleアカウントでサインインするだけですぐ試せる。トップ画面の「写真から始める」ボタンで画像をアップロードすると、AIが数秒で被写体と背景を自動分離する。この自動分離の精度が高いことが、Photoroomが写真加工ツールの中で支持されている最大の理由だ。
Photoroomの写真加工まわりの機能は、単なる背景除去にとどまらない。AIが被写体の輪郭に合わせて自然な影(シャドウ)を自動生成する機能、背景をテキストプロンプトから生成する機能、複数の商品画像をまとめて一括加工するバッチ処理機能(上位プラン限定)など、EC事業者向けに磨き込まれてきた機能群がそのまま使える。Proプラン以上では1,000種類を超えるレイアウトテンプレートも用意されており、切り抜いた画像を「そのまま貼るだけでそれっぽく見える」ところまで持っていける完成度の高さが強みだ。
顔出しなしYouTube副業の文脈で言えば、Photoroomが役立つのは主に次の3場面になる。
- サムネイル用の人物写真・イラスト・アイコン画像から背景を切り抜き、文字や図解と合成する
- 物撮り(ガジェット、書籍、フィギュアなど雑学系ショートで扱う「物」)の写真を白背景・透明背景で撮り直したように整える
- 切り抜いた静止画をテンプレートに沿って短い動く映像(MP4)に変換し、動画内カットや広告素材として使う
3つ目が今回の「動画」機能に該当する部分で、次の見出しで詳しく扱う。
「Photoroomで動画編集」の正体:AI Video Generatorはここまでしかできない
先に直答すると、Photoroomの動画機能は「動画編集」ではなく「静止画から数秒〜十数秒の短い動く映像を自動生成する機能」であり、名称は「AI Video Generator」。CapCutやPremiere Proのようにカット編集・テロップ入れ・BGM調整を行うツールではない。
公式のツールページによると、使い方は次の3ステップで完結する。
- Photoroomの「AIツール」タブからVideo Generatorを選ぶ
- 300種類以上のEC向け動画テンプレートから選ぶか、テキストプロンプトを入力する(商品画像は最大4枚まで追加可能)
- 生成ボタンを押すと、1分以内にMP4ファイルが書き出される
テンプレートは食品・飲料、コスメ、家具、アパレル、バッグ、靴など「商品を美しく見せる」ことに最適化されたものが中心で、質感・形・光沢を保ったまま被写体をゆっくり回転させたり、光を当てたりする演出が多い。人物が喋る・テロップを流す・BGMを乗せるといった、YouTubeショートの本編を作るタイプの機能ではない点は誤解しないでおきたい。
もう一つ重要な条件がある。このAI Video Generatorは有料プランのうちMax・Ultraプランでのみ提供されており、無料プランはもちろん、下位の有料プランであるProプランでも使えない(2026年8月時点の公式情報)。副業を始めたばかりでまず無料プランかProプランで試している人が大半だと思われるが、その状態では「Photoroomの動画生成」自体に触れられない可能性が高いということだ。ここは多くの解説記事が触れていない、実務上かなり重要な制約なので先に押さえておいてほしい。
生成される動画の中身についても補足しておく。長さは「短い」としか公式には明記されておらず、数秒〜十数秒程度の短尺が中心で、BGMやナレーション、テロップといった音声・文字要素は自動では付与されない(必要なら書き出し後に動画編集アプリ側で足す前提)。アスペクト比は用途に応じて選べるが、テンプレート自体がECの商品ページ・広告訴求向けに設計されているため、被写体をゆっくり回転させる・ズームする・光を当てるといった「商品を美しく見せる」動きが中心になる。人物やキャラクターに適用した場合の見え方は公式に想定されたユースケースではなく、雑学系ショートの「顔出しなしキャラクターが解説する」ような演出にそのまま流用すると、不自然な動きになるリスクがある点は理解しておきたい。
無料プランでできること・できないこと
無料プランでできるのは「背景除去・簡易編集・小ロットのエクスポート」までで、動画生成・商用利用・透かし除去はできない、というのが実務上の結論だ。
無料プランのエクスポート枚数については、情報源によって「月250枚まで」「月50枚まで」など記載が割れている。これはPhotoroom社がプラン内容を継続的に見直しているためで、実際に公式ヘルプセンターでも近い時期のプラン改定が告知されている。したがって本記事では具体的な上限数を断定しない。副業として毎日素材を書き出す運用を考えているなら、契約前に必ず公式サイトの料金ページで「今日時点」の上限を確認する習慣をつけてほしい。ここを古い記事の数字だけで判断すると、想定より早く上限に達して制作が止まるという事故が起きやすい。
無料プランで確定していることは以下の3点だ。
- 書き出した画像には「Photoroom」のロゴ(透かし)が自動で入り、無料のままでは消せない
- 商用利用の範囲が制限される(自分のYouTubeチャンネルの収益化を目的とした素材制作は、実質的に有料プラン相当の利用形態にあたると考えたほうが安全)
- AI Video Generator(動画生成)は利用不可
透かし付きの画像でも「構図の下書き」「切り抜き位置の確認」といった用途には十分使えるが、そのままサムネイルとして公開・収益化導線に乗せるのはロゴが写り込む時点でブランディング上好ましくない。無料プランは「Photoroomが自分の制作フローに合うかどうかのお試し」と割り切るのが実用的な使い方になる。
具体的には、無料プランのうちに次の2点を検証してから有料化を判断するとムダがない。ひとつは、切り抜き精度が自分の扱う素材(人物イラスト、フィギュア、書籍、ガジェットなど)に対して十分かどうか。もうひとつは、書き出しから加工完了までの操作テンポが、毎日・毎週の制作ペースに耐えられるかどうかだ。この2点をクリアできたタイミングで、透かし除去と商用利用が解禁されるProプランへの切り替えを検討するのが、遠回りしない進め方になる。
料金プラン徹底比較(Free / Pro / Max)
Photoroomの有料プランは大きくPro・Max・Ultra(大量カタログを扱う企業向け)の3段階で、個人の副業ユーザーが検討対象になるのはPro・Maxまでが現実的だ。年払いを選んだ場合の月額換算では、Proが825円/月、Maxが2,083.33円/月という価格帯が確認できた(2026年時点、月払いを選ぶとこれより高くなるのが一般的な料金体系のため、最終価格は公式サイトで要確認)。
| プラン | 月額目安(年払い換算) | 想定ユーザー | エクスポート/透かし | AI Video Generator | 商用利用 |
|---|---|---|---|---|---|
| Free | 0円 | まず試したい人 | 上限あり・透かしあり | 利用不可 | 実質不可 |
| Pro | 825円 | 個人・副業クリエイター | 無制限(規約の範囲内)・透かしなし | 利用不可 | 可能 |
| Max | 2,083.33円 | EC事業者・本格運用 | 高いAIクレジット上限・バッチ処理 | 利用可能 | 可能 |
この表から分かる実務上の判断は明快だ。「サムネイル素材や物撮り画像を透かしなしで量産したい」だけならProで十分。「Photoroom本体で動く商品カットまで自動生成したい」ならMaxが必要になる。顔出しなしYouTube副業の初期フェーズでは、まずProで素材制作の質を上げ、動画生成をどうしても使いたくなった時点でMaxを検討する、という段階的な契約が費用対効果に見合いやすい。
なお、この上にさらに「Ultra」プランが存在し、こちらは×1・×2・×5・×10という4段階のティアから選ぶ形式で、大量の商品画像カタログを自動化ワークフローで処理したい企業向けの位置づけになっている。個人の副業ユーザーが検討する規模ではないため、本記事では詳細を割愛する。また、年払い・月払いのどちらを選ぶかで実質の月額は変わり、月払いを選ぶと年払い換算より割高になるのが一般的なSaaSの料金体系だ。AIクレジット(背景生成や動画生成1回ごとに消費される仕組み)の消費ペースはプランごとに上限が異なるため、量産する予定枚数・本数が多いなら、契約前にクレジット上限も合わせて確認しておくと想定外の使用制限に当たりにくい。
商用利用は可能か:副業として使う前のチェックリスト
結論として、Photoroomで作った画像・動画を副業(収益化目的のYouTubeチャンネル運営)に使うなら、無料プランのままでの運用は避け、Pro以上への加入を前提に考えるべきだ。
無料プランで生成した画像は透かしが入るうえ、商用利用の許諾範囲が有料プランと異なる。YouTubeでの広告収益化やアフィリエイト誘導を目的にした動画制作は「商用利用」に該当すると考えるのが安全であり、無料プランのままそうした用途に使うのは規約上グレーになりやすい。以下のチェックリストで、契約前に確認しておきたい項目を整理した。
- [ ] 加入しようとしているプランで透かしなしエクスポートができるか
- [ ] 加入しようとしているプランで商用利用が明示的に許可されているか
- [ ] 動画生成(AI Video Generator)を使う予定があるなら、Max以上が必要になっていないか
- [ ] 素材化する人物写真・商品写真について、自分に著作権・肖像権・使用許諾があるか(他人の写真を無断で切り抜いて使わない)
- [ ] 利用規約・クレジット表記義務が最新版でどうなっているかを公式サイトで確認したか
特に最後の2点は見落とされがちだ。Photoroom側の規約を守っていても、素材にしている写真自体の権利がクリアでなければ意味がない。フリー素材サイトの商品画像や、自分で撮影していない人物写真を安易に切り抜いて動画に使うのは避けたほうがいい。
もう一点、Photoroomの規約とは別にYouTube側のルールも意識しておきたい。YouTubeはAIで生成・加工した映像がリアルに見える場合、その旨の開示(ラベル表示)を求めるポリシーを運用している。AI Video Generatorで作った動く映像を本編にそのまま組み込む場合、写真の切り抜き・補正程度なら通常は問題にならないが、被写体が実写のように動く映像を多用する場合は、YouTube側のAI関連ポリシーの最新版も合わせて確認しておくと安全だ。「Photoroomの規約さえ守れば安心」という一般論だけで判断しないほうがいい。
ここまでの手順、1本ぶんまるごと自動でやりますShorty はテーマを入力するだけで、台本・AI音声・字幕・BGMを揃えた雑学ショート動画を生成します。無料プランは30日5本まで。無料で作ってみる実践編1:ショート動画のサムネイル素材をPhotoroomで作る手順
ここからは顔出しなし雑学ショート動画を想定した、具体的な制作手順を示す。サムネイル用の切り抜き画像を作る場合の標準フローは次の7ステップだ。
- Photoroomにログインし、「写真から始める」でサムネイルの主役にしたい画像(人物イラスト、キャラクター素材、物撮り写真など)をアップロードする
- AIが自動で背景を除去するのを確認し、輪郭がガタついていないか拡大表示でチェックする
- 手動編集ツールで境界線を微調整する(髪の毛の細かい部分やガラス・透明素材は自動処理が甘くなりやすいので重点的に確認)
- 背景を透明のまま書き出すか、テンプレートの背景色・グラデーションに差し替える
- 文字入れが必要な場合はPhotoroom内のテキストツールでキャッチコピーを仮配置する(最終的な調整は動画編集アプリ側で行う前提でOK)
- 縦型(9:16)のショート用サイズにキャンバス比率を設定し直す
- 透かしなしで書き出せるプランであることを確認し、PNG(透過)で書き出す
このフローで作った透過PNGは、そのままショートの表紙画像として使うほか、動画内の要所で人物や物を大きく見せるカットにも流用できる。サムネイル自体の構図・文字量・配色のコツは、Photoroom単体の話ではなくクリック率設計の話になるため、ショート動画のサムネ作り方のコツ側で体系的に扱っている内容と合わせて実践するのがおすすめだ。
実践編2:人物・物撮り画像を「動画の部品」にするフロー
Photoroom本体で動画そのものを作れない(無料・Proでは)前提に立つと、現実的な勝ち筋は「Photoroomで加工した高品質な静止画を、動画編集アプリ側でアニメーションさせる」というフローになる。手順は次の6ステップだ。
- Photoroomで背景除去・補正済みの透過PNGを複数枚用意する(同一人物・同一商品を複数アングルで用意すると動画側での演出の幅が広がる)
- CapCutなど動画編集アプリに透過PNGを読み込み、拡大縮小・スライドインなどのキーフレームアニメーションを付けて「動いているように見せる」
- 背景側の映像・画像とレイヤー合成し、被写体だけが浮いて見えないよう影や光の向きを調整する
- テロップ・BGM・効果音を動画編集アプリ側で追加する(Photoroomにはこれらの機能はない)
- 書き出し前に、Photoroom側の商用利用条件を満たしているか(プラン・透かし)を再確認する
- 完成した素材をショート動画の尺(多くの場合15〜60秒)に合わせて配置する
なお、Max・Ultraプランが使えるならAI Video Generatorでテンプレートベースの短い動く映像を直接生成し、それを上記フローの「2」の代わりに使うことも可能だ。ただしテンプレートはEC商品訴求向けの演出が中心のため、雑学ショートのような「情報を伝える」構成にそのまま流用できるとは限らない。生成した映像をそのまま本編にするのではなく、あくまで1カットの素材として使うくらいの距離感がちょうどいい。
このフローがうまくいかないケースも先に共有しておく。
- 被写体の輪郭が複雑(髪の毛が細い、透明素材、反射の強い金属など)だと自動切り抜きの精度が落ち、手直しに時間がかかる
- テンプレートの演出が商品訴求向けのため、雑学解説のような静かなトーンの動画には演出が過剰に見えることがある
- 動画生成1回ごとにAIクレジットを消費する仕組みのため、量産しようとするとMaxプランでも上限に達することがある
- 素材の権利関係が曖昧なまま動画化してしまうと、Photoroom側の規約をクリアしていてもチャンネル側のリスクは残る
これらの条件に当てはまる場合は、無理にPhotoroomの動画生成に寄せず、静止画素材の書き出しに用途を絞ったほうが結果的に制作スピードが落ちにくい。
動画編集アプリ自体の比較は本記事の範囲外になるが、iPadで動画編集まで完結させたい場合はiPad動画編集アプリのおすすめ比較、サムネイルをAIでまとめて量産したい場合はサムネイルAI生成ツールの比較も参考にしてほしい。
Photoroomと他ツールの使い分け:制作フロー全体でどこに置くか
Photoroomは「素材の下ごしらえ」に強いツールであり、動画そのものの組み立て・投稿までを1本でこなすツールではない。ここを混同すると「Photoroomを契約したのにショートが完成しない」という状態に陥りやすい。制作フローを工程で分けて、どのツールが何を担うかを整理しておく。
| 工程 | 主な役割 | 向いているツールの例 |
|---|---|---|
| 素材の背景除去・補正 | 人物/物の切り抜き、白背景・透過化 | Photoroom |
| 短尺動画の自動生成(素材が既にある場合) | 台本から音声付きショート動画を自動組み立て | 当サイトが開発・運営するShorty |
| 本編のカット編集・テロップ | シーン結合、字幕、BGM、エフェクト | CapCutなどの動画編集アプリ |
| サムネイルの最終仕上げ | クリック率を意識した構図・文字デザイン | Photoroom+デザインツール |
たとえば、雑学ネタの原稿・ナレーションはあるがゼロから動画を組み立てる時間がない場合、当サイトが開発・運営するShortyのような台本入力型のショート動画自動生成ツールを使う選択肢もある。Shortyの無料プランは1本あたり30秒まで・30日間で5本まで・生成した動画の保存期間は7日間・出力はショート形式のみという制約があり、本格運用には有料プランへの移行が前提になる点は留意してほしい。Photoroomで作った透過素材をShortyや他の動画編集アプリに読み込んで使う、という組み合わせも選択肢の一つであり、どのツールが「最良」と決めつけられるものではなく、自分の制作工程のどこがボトルネックかで選ぶツールは変わる。
よくある質問
Photoroomだけで動画編集は完結しますか?
完結しません。Photoroomは背景除去・写真加工が中心で、動画側の機能はテンプレートベースの短い動画自動生成(AI Video Generator)に限られます。
カット編集・テロップ・BGM調整といった一般的な動画編集機能はPhotoroomにはなく、これらはCapCutなどの動画編集アプリ側で行う必要がある。Photoroomはあくまで「動画に使う素材を作る」または「静止画から短い動く映像を自動生成する」役割にとどまる。
Photoroomの動画生成機能は無料で使えますか?
使えません。AI Video Generatorは有料プランのうちMax・Ultraプラン限定の機能で、無料プランはもちろんProプランでも利用できません。
背景除去や写真編集は無料プランでも(透かし付きで)試せるが、動画生成機能だけは上位プランに限定されている。動画生成を目的にPhotoroomを検討している場合は、無料お試しの前提から見直す必要がある。
Photoroomの無料プランでできることは何ですか?
無料プランでは背景除去・簡易な写真補正・小ロットのエクスポートが可能ですが、透かしが入り、商用利用や動画生成には対応していません。
エクスポート可能枚数は情報源によって表記が異なり(月50枚〜月250枚など)、プラン内容の見直しも行われているため、正確な上限は公式サイトの最新表示で確認するのが確実。
Photoroomで作った画像・動画を商用利用できますか?
無料プランでは実質的に商用利用が制限されており、収益化目的の動画制作にはPro以上のプランが前提になります。
無料プランは透かしが入るうえ商用利用の許諾範囲も限定的。YouTubeでの広告収益化やアフィリエイト目的の素材制作は「商用利用」に該当すると考え、有料プランへの加入を前提に運用するのが安全。
YouTubeショートのサムネイルにPhotoroomは使えますか?
使えます。人物や物の背景を透過処理し、文字や図解と合成する用途でサムネイル素材の下ごしらえとして活用できます。
ただし透かしなしで書き出すには有料プランが必要になる点、縦型サイズへのキャンバス比率調整を自分で行う必要がある点には注意。仕上げの文字デザインやクリック率設計は別途、サムネイル制作のコツを押さえて行うと効果が出やすい。
Photoroomはアプリ版とブラウザ版どちらを使うべきですか?
外出先でのちょっとした加工はアプリ版、細かい調整やバッチ処理を伴う本格的な制作はブラウザ版が向いています。
機能面での大きな差は限定的だが、パソコンでの細かいマウス操作や大きな画面での確認はブラウザ版のほうがやりやすい。スマホでの物撮り直後の即編集にはアプリ版が便利、と用途で使い分けるのが実用的。
Photoroomの背景透過画像はどんな形式で書き出せますか?
透明背景を保持できるPNG形式での書き出しが基本で、動画素材として動画編集アプリに読み込む場合もPNGが標準的です。
JPEG形式は透明部分を保持できないため、透過素材として使う前提であればPNGを選ぶ必要がある。書き出し設定を誤ると背景が白や黒で塗りつぶされた状態になるので、書き出し直後に必ず確認したい。
Photoroomの料金プランはいつでも解約できますか?
年払い・月払いのどちらのプランでも、解約手続き自体は各種サブスクリプション同様に可能ですが、年払いの場合は途中解約しても残期間分の返金がないのが一般的です。
契約形態や返金条件はプラン改定に伴って変わることがあるため、加入前に公式サイトの利用規約・料金ページで最新の解約条件を確認しておくことをすすめる。
無料プランのままPhotoroomを使い続けるとどんなリスクがありますか?
透かし入りの画像を誤って収益化用のサムネイルや動画に使ってしまい、ブランディングを損なうリスクがあります。
また商用利用の許諾範囲が不明確なまま副業のコンテンツ制作に使い続けると、規約上の問題に発展する可能性もゼロではない。無料プランは「試用」の位置づけと割り切り、本格的にチャンネル運営を始める段階でPro以上への切り替えを検討するのが無難だ。
Photoroomの動画生成でBGMや音声も追加できますか?
追加できません。AI Video Generatorが生成するのは映像(MP4)のみで、BGM・ナレーション・テロップは自動では付与されません。
音声・テロップが必要な場合は、書き出したMP4を動画編集アプリに読み込み、そちら側で追加する必要がある。「Photoroomだけで音付きの動画が完成する」と誤解しないよう注意したい。
まとめ
Photoroomは背景除去・写真加工に強いツールであり、「動画」機能(AI Video Generator)はMax・Ultraプラン限定でEC商品向けの短い動く映像を自動生成するものにとどまる。無料プランやProプランのユーザーは、Photoroom本体で動画を組み立てるのではなく、透過処理・補正済みの高品質な静止画を「動画の部品」として作り、CapCutなどの動画編集アプリ側でアニメーションさせるフローが現実的だ。
商用利用を前提に副業として運用するなら、透かしと商用利用範囲の観点からProプラン以上への加入が事実上前提になる。無料プランの具体的な上限枚数は情報源によって差があり、Photoroom側のプラン改定も継続しているため、契約前には必ず公式サイトの最新情報を確認してほしい。
Photoroomだけで「必ず動画制作が効率化する」わけではなく、素材制作の工程を担うツールとして他のツール(動画編集アプリやショート動画自動生成ツール)と組み合わせて初めて、顔出しなしYouTubeショート副業の制作フローが完成する。どのツールをどの工程に置くかを工程表で整理してから契約を検討することが、遠回りしないための一番の近道だ。