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AI雑学ショートの作り方|無料ツール手順・プロンプト全文と嘘ネタ対策

公開: 2026-07-26 更新: 2026-10-27 約25分 AI雑学動画雑学ショートプロンプトファクトチェック
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AI雑学ショートは、ネタ出し・台本・画像・音声をAIに任せ、事実確認だけ人が持つ。ChatGPT・Geminiで使える4つのプロンプト全文、誤った雑学を一次情報で直す実演、30秒台本の完成例まで。

テーマを入れるだけで、台本・声・字幕つきのショートを自動で作るツール 無料で試す
目次

AIで雑学ショートを作るなら、ネタ出し・台本・画像・音声はAIに任せ、事実確認だけは人が一次情報を開いて決めるのが正解です。プロンプトは1つにまとめず、「ネタ出し→反証→台本→画像」の4つに分けて回します。これで1本20〜30分、自動生成ツールなら数分で作れます。

この記事の手順は、当サイトの運営者が雑学チャンネル(投稿110本・登録者1,120人・総再生2,869,410回、2026年10月18日時点)を運営し、雑学ショートの自動生成ツールを開発する中で固めたものです。チャンネルで最も伸びた1本は158万回再生されています(運営者が2024年に投稿した動画で、AI自動生成ツールで作ったものではありません)。

上位の解説では「ChatGPTで台本、VOICEVOXで音声、Canvaで編集」という流れまでは紹介されていますが、プロンプトが短く、AIがもっともらしい嘘の雑学を出したときの直し方は「ネットで調べる」の一言で終わっています。この記事では次の3つを全部載せます。

雑学ショートの工程全体(ネタ源・編集・投稿・タイトルと表紙)と手作りの方法は雑学ショートの作り方にまとめています。この記事は「AIに任せる部分」に絞ります。

AIで雑学ショートを作る3つのルートと所要時間

AIを使った雑学ショートの作り方は、どこまでをAIに任せるかで3つのルートに分かれます。

ルート 使う道具 1本あたりの目安 費用 向いている人
A. 対話AI+音声ソフト+編集アプリ ChatGPTやGeminiで台本と画像、VOICEVOXで音声、CapCutかCanvaで編集 慣れて20〜30分 0円〜 仕上がりを自分で調整したい
B. 台本だけAI、編集は自動字幕 ChatGPTやGeminiで台本、Vrewで音声・字幕を自動、画像を差し込む 慣れて15〜25分 0円〜 字幕付けの手間を減らしたい
C. 全自動生成ツール テーマか台本を入れると、画像・音声・字幕・BGMまで組み上げるツール 数分 無料枠〜月数千円 本数を出して当たりを探したい

ルートAはいちばん情報が多い作り方です。Canvaの縦型テンプレート(1080×1920)に、ChatGPTで作った画像と台本の字幕を並べ、VOICEVOXの音声とフリーBGMを重ねます。上位の解説動画では1本約20分と紹介されています。

ルートCの選択肢として、当サイトではAI雑学ショート自動生成ツールのShortyを開発・運営しています。テーマを入れると台本・画像・ナレーション・字幕・BGMを縦型ショートにまとめ、生成ログ164件の所要時間の中央値は約3分20秒でした。同じ生成エンジンで作った雑学ショート5本(2026年6月投稿)は、再生数1,282〜4,611回(計12,142回、2026年10月17日時点)です。無料プランは1本30秒まで・30日で3本まで・保存7日・ショート形式のみです。どのルートを選んでも、この記事のネタ出しと事実確認の手順は使う人に残ります。

Shortyの生成フォームで選べるアニメ調・イラスト調・リアル調の3つの画風の見本画像
全自動生成ツールの画面例:Shortyで選べる画風(当サイト運営のツール)

ルートごとのツールの比較は雑学ショート 自動生成と雑学動画メイカーにまとめています。

AIに任せる工程と、人が持つ工程

AI雑学ショートの6工程のうち、ネタ出し・台本・画像はAIに任せてよく、事実確認は人が決めます。音声と仕上げは、AIに作らせたものを人が一度確認します。

ネタ出し・事実確認・台本・画像・音声・仕上げの6工程それぞれについて、AIに任せるか人が決めるかを色分けした図
AI雑学ショートの6工程の分担(当サイトで整理)
工程 AIに任せること 人がやること 慣れた後の時間
ネタ出し 候補を20個出させる ジャンルと切り口を決め、候補から選ぶ 5分
事実確認 否定の根拠を探させる 一次情報を開いて、使うか捨てるかを決める 5分
台本 確認済みの事実だけで書かせる 尺と読みやすさを最後に見る 3分
画像 1文1枚・文字なしで生成させる 事実と違う絵を差し替える 5分
音声 合成音声で読み上げる 誤読を直す 3分
仕上げ 自動字幕・BGMの配置 数字と固有名詞の字幕、出典とクレジットの記載 5分

雑学は「実は〇〇だった」という言い切りそのものが中身です。30秒の台本は150〜180字しかなく、そのうち事実を言い切る部分は30〜50字ほど。ここが誤っていれば、残りがどれだけ上手でも動画は価値を失います。そしてAIがもっとも誤りやすいのが、まさにこの「短く言い切る豆知識」です。意外な話を求めるほど、AIは確かでない記憶を引っぱり出し、短い文では「〜とされる」のような留保も削られます。

だからこそ、人が時間を使うのは事実確認の5分だけにして、それ以外は遠慮なくAIに任せます。

プロンプト1:ネタ出し(全文と出力の形)

ネタ出しで大事なのは、AIに「面白い雑学を出して」と頼まないことです。AIの記憶から出てくる雑学は、ネット上に多く出回っているもの、つまりすでに何百本もショートになっているネタです。ジャンルと切り口を指定し、確認すべき点も一緒に出させます。

ネタ出し・反証・台本・画像の4つのプロンプトを順に回し、反証と台本のあいだに人の確認を挟む流れの図
4つのプロンプトの順番
あなたはYouTubeの雑学ショートの企画担当です。
次の条件で、30秒のショートにできる雑学のネタ候補を20個出してください。

# 条件
- ジャンル:(例:宇宙と天体)
- 視聴者:中学生でも分かる言葉で理解できる人
- 切り口:「実は〇〇」「〇〇の△倍」「なぜ〇〇なのか」のどれか
- よく知られた定番(ネットで何度も紹介されているもの)は除く
- 健康・医療・投資の効果を言い切るネタは除く

# 出力(表で)
| No | ネタ(1文) | 切り口 | 確かめるべき数字・固有名詞 | 確認できそうな一次情報の種類(公的機関・論文・公式サイトなど) | 俗説の可能性(高・中・低) |

# 注意
- 自信がないネタは「俗説の可能性:高」にしてよい。無理に20個そろえなくてよい。
- 出典URLを作り出さない。分からない場合は「一次情報の種類」だけを書く。

出力の形は次のようになります(説明のための例です)。

No ネタ 切り口 確かめるべき点 一次情報の種類 俗説の可能性
1 万里の長城は宇宙から肉眼で見える 実は〇〇 「肉眼で」「宇宙から」 宇宙機関の公式解説 中
2 金星の1日は1年より長い 〇〇なのに 自転と公転の周期 宇宙機関の公式解説 低

「確かめるべき点」と「俗説の可能性」を出させるのがこのプロンプトの肝です。人が確認に使う5分を、どのネタのどの語に使えばよいかが最初から分かります。俗説の可能性が「高」のネタは、伸びそうでも後回しにします。

ネタ源そのものを増やす方法(公的機関・博物館・企業の公式資料からネタを拾う仕組み)は雑学動画 ネタで解説しています。

プロンプト2:反証と事実確認(誤った雑学を1件直す実演)

ネタ候補の1番「万里の長城は宇宙から肉眼で見える」を、実際に確かめてみます。AIがネタ候補によく出す定番で、雑学ショートでもよく見かける話です。

万里の長城は宇宙から肉眼で見えるというAIの出力を、NASAの解説と宇宙飛行士の証言で確かめ、肉眼ではほぼ見えないという台本に直した前後比較の図
事実確認の前と後(当サイトで作成した実演)

ステップ1:主張を分ける

「万里の長城は、宇宙から肉眼で見える唯一の人工建造物」は、3つの主張に分けられます。

  1. 宇宙(地球を回る軌道)から見える
  2. 望遠鏡やカメラなしの肉眼で見える
  3. 見える人工物は万里の長城だけ

1文の中に確かめるべき点が3つあり、1つでも崩れれば言い切れません。

ステップ2:反証プロンプトで否定の根拠を探させる

同じAIに「これは正しいですか」と聞き返しても、同じ誤りを繰り返しがちです。AIは「正しいか」と聞かれると、正しい方向の材料を集める傾向があります。聞き方を逆にして、否定の根拠を探させます。

次の主張が「間違っている」としたら、その根拠は何ですか。
主張:万里の長城は、宇宙から肉眼で見える唯一の人工建造物である。

# 出力
1. 主張をいくつかの小さな主張に分けたもの
2. それぞれについて、否定する根拠になりそうな事実
3. その根拠を確かめられる一次情報の種類と、発行元の名前(宇宙機関、本人の証言など)
4. 主張の中で、正しいと言える部分があればその範囲

# 注意
- URLを作り出さない。発行元の名前だけを書く。
- 確かでないことは「未確認」と書く。

ここでAIが挙げるのは、「幅が数メートルしかない」「周りの地面と色が似ている」「宇宙飛行士が見えなかったと話している」「NASAが写真について説明している」といった手がかりです。ただし、これはまだ証拠ではありません。手がかりの発行元を人が開いて確かめます。

ステップ3:一次情報を開く

ステップ4:台本を直す

確認前(AIの出力) 確認後(直した台本)
言い切り 宇宙から肉眼で見える 宇宙から肉眼ではほとんど見えない
理由 なし 長さに比べて幅が狭く、周りと色が似ている
証拠 なし NASAの写真は望遠レンズで撮ったもの・宇宙飛行士の証言
出典 なし NASAの画像解説(説明欄に記載)

誤ったネタは捨てるだけでなく、「みんなが信じている話の訂正」として使えます。答えが逆になったことが、そのままフックになるからです。

ステップ5:出典を台本と同じ場所に残す

出典は、台本ファイルの末尾かネタ帳の同じ行に、発行元・URL・確認日を書きます。説明欄にも「参考:NASA(Great Wall の画像解説)」のように書きます。

出典の強さは次の5段階で扱うと迷いません。

出典をSからDの5段階に分け、官公庁や原著論文なら言い切ってよく、まとめサイトやAIの出力は根拠にしないことを示した表
出典の強さと台本での言い方
ランク 情報源 台本での言い方
S 官公庁・国際機関の統計、宇宙機関などの公式解説、原著論文 言い切ってよい
A 大学・学会・博物館の公式発表、企業の公式資料 言い切ってよい(発行元名を出すと強い)
B 大手報道機関の記事、専門書 「〜と報じられています」
C 専門メディア・業界誌のWeb記事 単独では使わない
D まとめサイト、個人ブログ、他人の動画、AIの出力 根拠にしない

AIの出力はDです。AIが書いた台本は「確かめる前の仮説」であって、情報ではありません。1ネタ5分で裏が取れなければ、そのネタは使いません。

事実確認のチェックリスト:

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プロンプト3:台本(全文と30秒の完成例)

事実確認を通った内容だけを台本にします。AIには事実を作らせず、こちらが渡した事実を「読みやすく、驚く順番に並べる」ことだけをさせます。

あなたはYouTubeショートの構成作家です。
下の「確認済みの事実」だけを使って、30秒の雑学ショートの台本を書いてください。

# 確認済みの事実(ここにないことは書かない)
- 事実:(例:万里の長城は、地球を回る軌道から肉眼で見るのは難しい)
- 理由:(例:長さに比べて幅が数メートルと狭く、周りの地面と色が似ている)
- 証拠:(例:NASAが公開した写真は望遠レンズで撮影。中国初の宇宙飛行士も見えなかったと発言)
- 出典:(発行元とURL)

# 制約
- 全体で140〜165字。1秒5.5字で読む前提。
- 構成:フック(0〜3秒・20字以内・答えを隠す)→答え→理由→証拠→締め(20字以内)。
- 確認済みの事実にない数字・固有名詞・比喩を足さない。
- 読み間違えやすい漢字・数字・英字は、ひらがなかカタカナにする。

# 出力
1. 台本(ブロックごとに秒数と画面の案を付ける)
2. 使った事実と出典の対応表
3. 確認済みの事実から補った部分の一覧(なければ「なし」)

3番目の「補った部分の一覧」を出させるのがポイントです。AIが渡した事実の外に出た箇所が分かるので、確認するべき場所がすぐ見つかります。

万里の長城は宇宙から見えるかを扱う30秒台本を、フック・答え・理由・証拠・締めの5ブロックに秒単位で分け、各ブロックの画面案を並べた図
事実確認を通した30秒台本の秒割り(当サイトで作成した例)

完成した台本(約145字)

時間 役割 ナレーション 画面(プロンプト4に渡す)
0〜3秒 フック 万里の長城、宇宙から見えると思っていませんか? 宇宙から見た地球
3〜9秒 答え 実は、宇宙から肉眼ではほとんど見えません。 夜の地表を見下ろす絵
9〜17秒 理由 長さはとても長くても、幅は数メートルほど。しかも周りの地面と色が似ているんです。 細い城壁と広い大地
17〜24秒 証拠 中国初の宇宙飛行士、楊利偉さんも「見えなかった」と話しています。 宇宙船の窓
24〜30秒 締め NASAが公開した写真も、望遠レンズで撮ったものでした。 カメラと望遠レンズ

説明欄には「参考:NASA(Great Wall の画像解説)」と、合成音声のクレジット(例:VOICEVOX:使ったキャラクター名)を書きます。演出のバリエーションを増やすプロンプトは雑学ショート プロンプトにまとめています。

プロンプト4:画像、AI音声と編集

画像のプロンプト

画像は台本の1文に1枚、5〜7枚作ります。文字は字幕で入れるので、画像には文字を入れません。画風を毎回指定すると、チャンネルの見た目がそろいます。

YouTubeショート用の縦長画像(9:16)を1枚作ってください。
- 場面:(台本の画面案をそのまま貼る。例:細い城壁が地平線まで続く広い大地)
- 画風:やわらかいアニメ調のイラスト、明るい色、背景はシンプル
- 文字・ロゴ・透かしを入れない
- 実在の人物の顔は描かない
- 画面の中央に主役を置き、上下の端には大事なものを置かない

AI画像は「雰囲気」を出すのは得意ですが、事実を示す証拠にはなりません。歴史上の服装や動物の特徴が違う絵になることもあるので、事実を見せる場面では自作の図やフリー素材に差し替えます。写実的な絵で実在の人物や出来事を描くと、YouTubeでAI生成の開示が必要になる場合があります。雑学ではアニメ調かイラスト調が無難です。素材サイトの使い分けは雑学動画 画像 素材 集め方、権利の線引きは雑学動画 著作権にあります。

AI音声と画像生成の商用条件

ツール 種類 無料で使えるか 収益化する動画での注意
VOICEVOX 音声 無料 キャラクターごとの規約に従い、「VOICEVOX:キャラ名」のクレジットを書く
CapCutのテキスト読み上げ 音声 無料の声あり アプリの利用規約で商用の条件を確認する
ElevenLabs 音声 無料プランあり 無料プランは商用利用に制限がある。収益化するなら有料プランを確認
ChatGPTの画像生成 画像 無料枠あり 生成枚数の上限がある。利用規約で権利の扱いを確認
Canvaの画像生成 画像 無料枠あり Canvaの規約の範囲で利用。回数に上限がある

規約は変わるので、使う前に各サービスの最新の利用規約を読んでください。声の比較は雑学ショート 声にまとめています。

合成音声の誤読と字幕の誤変換

合成音声は、漢字の読み分け・数字・単位・固有名詞をよく読み間違えます。雑学は数字が主役になることが多いので、誤読は事実の誤りと同じ効果を持ちます。台本の段階で「楊利偉」を「ようりい」、「1,024倍」を「せんにじゅうよんばい」のように書き換えておけば防げます。自動字幕を使う場合は、書き出す前に数字と固有名詞の字幕だけを目で追ってください。音声が正しくても字幕が誤っていれば、視聴者にとっては動画が誤っています。

量産型コンテンツの判定とAIラベルを避ける運用

AIで作った雑学ショートでも収益化はできます。YouTubeは2025年7月に、収益化の基準の「繰り返しの多いコンテンツ」を「量産型のコンテンツ(inauthentic content)」と呼び替えて内容をはっきりさせました。問われるのはAIを使ったかではなく、同じ型を少し変えただけの動画を大量に出していないか、作り手が価値を足しているかです。どの数値を超えたら判定されるという基準は公開されていません。

雑学ショートは「フック→事実→締め」の型が決まっているので、放っておくと全部が同じ骨組み・同じBGM・同じ声・同じ背景になります。投稿前に次の5つを確認します。

確認すること 基準 満たせないときの直し方
作り手の視点があるか 事実の紹介に加えて、比較・換算・解釈が1文あるか 締めの1文を、事実の繰り返しではなく自分の解釈にする
出典を示しているか 説明欄に発行元とURLがあるか 説明欄のテンプレートに出典欄を固定で作る
型が固まりすぎていないか 直近10本のフックの形がすべて同じでないか フックの型を3〜5種類用意して回す
素材が使い回しでないか 同じ画像を何本も使っていないか 画像はネタごとに作り直す
価値を足しているか 一次情報を読んだ人にも新しい整理があるか 身近な単位に換算する、比較対象を足す

写実的なAI画像や映像で、実在の人物や実際の出来事を本物のように見せる場合は、アップロード時に「改変または合成されたコンテンツ」の開示が必要です。アニメ調・イラスト調の雑学ショートなら、通常は対象になりません。判定の考え方と自己点検の方法はAIショート動画 収益化、判定を受けたときに何が起きるかはinauthentic content とは youtubeで扱っています。

運営者の実績と、AIに任せて分かったこと

実績ボックス(2026年10月18日時点)

項目 値
運営者の雑学チャンネル 投稿110本・登録者1,120人・総再生2,869,410回
最も伸びた1本 158万回(2024年投稿・60秒の映画小ネタ。自動生成ツールで作ったものではない)
再生あたりの登録 約0.04%(約2,500回で1人)
自動生成ツールの生成時間 生成ログ164件の中央値 約3分20秒
同じ生成エンジンで作った雑学ショート 5本・1本約4分・再生1,282〜4,611回(計12,142回、2026年10月17日時点)

チャンネル名は伏せています。数字はYouTube Data APIで取得しました。

分かったこと

  1. AIに任せて最も時間が縮むのは、画像・音声・字幕の3工程です。手作業なら1本で1時間以上かかる部分が、自動生成では数分に収まります
  2. AIに任せても縮まないのは、ネタ選びと事実確認です。ここは道具を変えても人の5〜10分が残ります
  3. 伸びるネタの型は、手作りでもAIでも同じです。運営者のチャンネルで最も伸びたのは、知名度の高い作品の小ネタを①②と続けたシリーズでした。AIで本数を出すなら、当たったネタをシリーズにする前提で使います
  4. 雑学ショートは再生されやすい一方、登録には結びつきにくいジャンルです(約2,500回で1人)。本数はAIで出しても、チャンネルの方向は人が決めます

尺ごとの再生数などの実測データは、冒頭で紹介した雑学ショートの作り方の記事にまとめています。

よくある質問

AIで作った雑学ショートは収益化できますか?

できます。AIを使ったこと自体は問題になりません。問われるのは、同じ型を少し変えただけの量産になっていないかです。

事実確認をして出典を示し、締めに自分の解釈を1文入れている動画は、AIを多く使っていても作り手が価値を足していると言えます。テンプレートに文字だけ差し替えた動画を並べる運用は避けてください。

ChatGPTが出した雑学は信用できますか?

そのままでは信用できません。AIの出力は確かめる前の仮説として扱います。

特に「世界一」「唯一」「〇倍」のような言い切りと、数字・固有名詞・年代は誤りやすい部分です。反証プロンプトで手がかりを出させ、官公庁・宇宙機関・大学などの一次情報を自分で開いて確かめてください。

事実確認にどれくらい時間をかければいいですか?

1ネタ5分が目安です。5分で一次情報に届かないネタは使いません。

確認に時間がかかるネタほど、誤りが混ざっている可能性が高くなります。捨てる判断を早くすることが、チャンネル全体の正確さにつながります。

AIに「これは事実ですか」と聞けば確認になりますか?

なりません。同じAIに聞き返すと、同じ誤りを繰り返しやすいからです。

聞くなら「この主張が間違っているとしたら、その根拠は何か」と逆向きに聞きます。それでも出てくるのは手がかりなので、最後は一次情報を開いて決めます。

出典は動画の中に入れるべきですか?

説明欄には必ず書き、動画の中では発行元の名前を短く出す程度で十分です。

30秒の動画にURLを出しても読めません。「NASAによると」の一言をナレーションか字幕に入れるだけで、受け取られ方が変わります。

AI音声だけのナレーションは規約違反になりますか?

合成音声を使うこと自体は違反ではありません。VOICEVOXのように無料で収益化動画に使える音声もあります。

ただし、合成音声で読み上げるだけで作り手の視点がない動画を大量に出すと、量産型と見られるおそれがあります。台本に比較や解釈を入れて、中身で独自性を出してください。

AIで作った画像にはAIラベルが必要ですか?

写実的な画像や映像で、実在の人物や出来事を本物のように見せる場合は開示が必要です。

アニメ調やイラスト調の画像なら、通常は対象になりません。迷ったときは開示しておくほうが安全で、開示したこと自体で収益化が止まることはありません。

同じネタがすでに他のチャンネルにあります。作ってもいいですか?

切り口を変えられるなら作ってよく、変えられないなら捨てます。

比べる相手を変える、身近な単位に換算する、対象年齢を変える、のどれかができれば別の動画になります。「万里の長城」のように、定番の話の訂正として作り直す方法もあります。

プロンプトは1つにまとめたほうが楽では?

まとめると楽ですが、誤りがどこで入ったか分からなくなります。

ネタ出し・反証・台本・画像の4つに分ければ、事実はプロンプト2の後に人が確かめた内容だけになり、台本で新しい誤りが入りにくくなります。慣れれば4つ回しても10分ほどです。

AIにショート動画を作らせる方法はありますか?

あります。テーマや台本を入れると、画像・音声・字幕・BGMまで組み上げる自動生成ツールを使う方法と、対話AIで台本と画像を作って編集アプリで組む方法の2つです。

どちらの方法でも、ネタ選びと事実確認は人が行います。この記事の4つのプロンプトは、どちらのルートでもそのまま使えます。

Geminiで雑学ショートを作るには?

この記事のプロンプト1〜4は、ChatGPTの代わりにGeminiに貼っても使えます。Geminiは検索と組み合わせて答えるので、プロンプト2(反証)で手がかりを探させる用途に向いています。

Geminiアプリでは画像も作れるので、プロンプト4で場面の画像を作り、CapCutかCanvaで音声と字幕を合わせれば1本になります。それでも、出てきた手がかりの一次情報を開いて確かめるのは人の仕事です。

AIの雑学ショートでどれくらい稼げますか?

決まった金額は言えません。広告収益を受け取るには、登録者1,000人と「90日でショート1,000万回再生」などの条件を先に満たす必要があります(2027年2月からは新規の申し込みで2,000万回に引き上げ予定)。

運営者のチャンネルは総再生約287万回・登録者1,120人ですが、ショートの視聴回数の条件には届いていません。雑学ショートは再生されやすい一方、登録と収益には結びつきにくいので、収益は「当たる型を見つけてから」と考えてください。

まとめ

AIで雑学ショートを作るときは、ネタ出し・台本・画像・音声はAIに任せ、事実確認だけを人が持ちます。プロンプトは「ネタ出し→反証→台本→画像」の4つに分け、反証と台本のあいだで人が一次情報を開きます。

押さえることは3つです。

  1. ネタ出しでは「確かめるべき点」と「俗説の可能性」も一緒に出させる
  2. 「宇宙から見える万里の長城」のような定番は、一次情報で確かめると答えが逆になることがある。1ネタ5分で裏が取れなければ捨てる
  3. 台本はこちらが渡した事実だけで書かせ、補った部分を一覧にさせる

まずはプロンプト1で自分のジャンルのネタを20個出し、俗説の可能性が低いものから1本、この記事の手順で30秒の台本にしてみてください。

この記事の工程、テーマ1つで台本からまとめて作れます

テーマを入れて押すと、AIが30秒ショートの台本をこの場で作ります(登録不要・30〜40秒)。気に入ったら、そのまま声・字幕・画像・BGM付きの縦型動画にできます。

お試しは1日3回まで。動画にするときだけ無料登録(30日3本まで)

ブラウザで動画まで作るなら AI雑学ショート自動生成ツール Shorty のトップから。