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YouTube音楽ポリシーはどこで確認?2026年版・廃止後の4手段

公開: 2026-09-17 約25分 YouTube著作権音楽ポリシーContent IDBGM
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YouTubeの音楽ポリシー検索画面は旧クリエイターツールの終了とともに廃止済みです。2026年9月時点で曲のポリシーをどこで確認するのか、オーディオライブラリ・公開前チェック・著作権タブ・動画エディタの4つの現行手段を画面名どおりに解説します。

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目次

「YouTubeの音楽ポリシーってどこで確認するの?」と検索してたどり着いたなら、先に結論をお伝えします。曲名を入れて権利者のポリシーを一覧できた「音楽ポリシー(Music Policies)」の検索画面は、旧クリエイターツールの終了にあわせて閉鎖済みで、2026年9月時点の一般クリエイターのアカウントには存在しません。 上位に出てくる解説記事の多くは2014年〜2016年に書かれたもので、「クリエイターツール → 作成 → 音楽ポリシー」という、今は開けない導線をそのまま案内し続けています。探しても見つからないのは、あなたの操作が悪いからではなく、画面そのものが無いからです。

では今はどこで確認するのか。現行のYouTubeでは、確認のタイミングが「曲を探す前」ではなく「自分の動画に対して」へ移りました。具体的には、①YouTube Studioのオーディオライブラリでライセンスを見る、②アップロード時の「チェック」で公開前にスキャンする、③公開後に「コンテンツ → 著作権」で申し立ての中身を読む、④動画エディタで曲をミュート・置き換え・カットする、という4つの手段に分解されています。この記事では、この4手段を実際の画面名どおりに追いかけ、それぞれで「何が分かって、何が分からないのか」まで切り分けます。あわせて、顔出しなしの副業チャンネル運営でいちばん誤解が多い「Content IDの申し立て」と「著作権侵害の警告」の違いも整理します。

※本記事は2026年9月18日時点で公開されているYouTubeヘルプおよび報道情報にもとづいて書いています。仕様は予告なく変わるため、操作前には必ずご自身の画面表示をご確認ください。

YouTubeの「音楽ポリシー」検索はすでに廃止されている

結論から言うと、youtube.com/music_policies にあった音楽ポリシーのディレクトリは、旧クリエイターツールからYouTube Studioへの移行にともなって提供終了しました。廃止の告知が出た当時、YouTubeヘルプコミュニティには「こちらの検索機能が無くなるとの事で、今後どこで調べればよいでしょうか?」という質問が立てられ、現在もスレッドとして残っています。つまり「無くなった」こと自体はYouTube側から事前にアナウンスされた既定路線でした。

廃止前の画面で何ができていたのか

旧「音楽ポリシー」は、曲名やアーティスト名で検索すると、その楽曲について権利者が設定している対応方針が表示される一覧でした。表示される内容はおおむね次の3系統です。

この3分類自体は今も生きています。ヘルプ記事「申し立てが行われた音楽に関する制限」に、収益化・全世界でブロック・一部の国/地域でブロックの3つが引き続き記載されているからです。変わったのは「制限の種類」ではなく「事前に曲単位で調べる入口」のほうだと理解すると、混乱しません。

なぜ廃止されたのか(確認できる範囲と、できない範囲)

廃止理由について、YouTubeヘルプに恒久的な公式説明ページは残っていません。コミュニティ上では「利用頻度が低かったこと」「移行・改修の負担が大きかったこと」「多くのクリエイターはすでに非公開/限定公開でアップロードして事前に確かめていたこと」が理由として語られていますが、これはヘルプ本文ではなくコミュニティ上の説明です。公式の一次情報としての廃止理由は、公開情報では確認できません。 この記事では確認できないことを断定せずに書きます。

重要なのは理由よりも実務的な帰結です。旧画面は「まだ動画を作っていない段階で、曲名だけで可否を調べられる」唯一の公式手段でした。それが無くなった結果、現在のYouTubeには「使う前に、市販曲の可否を曲名で調べる公式ツール」は存在しません。 代わりに用意されているのが、この後で説明する4手段です。

古い記事を見分ける3つのサイン

検索結果に古い情報が混ざっているときは、次のどれかが書いてあれば疑ってください。

  1. 「クリエイターツール」という名称が出てくる(現在はYouTube Studioに統合済み)
  2. 「左メニューの音楽ポリシーをクリック」と書いてある(該当メニューが存在しない)
  3. スクリーンショットの配色・レイアウトが現行のStudioと明らかに違う

手段①:オーディオライブラリで「使う前」にライセンスを確認する

現行で唯一、曲を使う前に条件を確認できる公式画面がオーディオライブラリです。ここに収録されている音源については、YouTubeが利用条件を明示しています。

確認手順

  1. YouTube Studio にログインする
  2. 左側メニューから「オーディオ ライブラリ」を選ぶ(youtube.com/audiolibrary へ直接アクセスしてもよい)
  3. 「音楽」タブまたは「効果音」タブを選ぶ
  4. 一覧の「ライセンス タイプ」列を見る。クリエイティブ・コモンズのアイコンが付いている曲は帰属表示(クレジット表記)が必要
  5. アイコンをクリックすると帰属表示テキストがポップアップで出るので、コピーアイコンから複製し、動画の説明欄に貼り付ける
  6. 帰属表示が不要な曲だけを見たいときは、フィルタバーで「帰属表示が不要」を選ぶ(逆に「帰属表示が必要」で絞り込むこともできる)

ヘルプには、YouTubeパートナープログラム(YPP)に参加している場合、オーディオライブラリの音楽と効果音を使って動画を収益化できると明記されています。また、オーディオライブラリの素材に対してContent IDの申し立てを受けることはない、という説明もあります。使い方のさらに細かい部分はYouTubeオーディオライブラリ 商用利用で扱っているので、初めて触るならそちらも合わせてどうぞ。

独自視点:「フリー音源だから安全」はYouTube的には成立しない

ここが最も見落とされる条件です。ヘルプは「YouTubeが著作権上問題ないと認識しているのはオーディオライブラリの素材である」という趣旨の書き方をしており、他のサイトが配布する「著作権使用料無料」「ロイヤリティフリー」の素材で生じたトラブルについてはYouTubeは責任を負わないというスタンスを取っています。

つまり、外部のフリーBGMサイトから落とした曲は、たとえそのサイトの規約上は商用利用可であっても、YouTube上では「申し立てが来るかどうか、来てから分かる」カテゴリに入ります。実際、配信代行会社経由でContent IDに登録された音源が、配布サイト側では無料配布のままになっている、という食い違いは珍しくありません。フリー音源で申し立てが来たときの具体的な動き方はフリー音源 著作権侵害の申し立てにまとめています。

実務メモ:ダウンロード時に台帳を残す

オーディオライブラリの収録曲は入れ替わります。数か月後に「あの曲、クレジット表記が要る曲だったか?」と確認しようとしても、ライブラリから消えていると画面上で追えません。ダウンロードした時点で、曲名・アーティスト名・ライセンス種別・帰属表示テキストをスプレッドシートに1行残しておく。これだけで、後から申し立てを受けたときの初動が段違いに速くなります。量産していると必ず効いてきます。

手段②:アップロード時の「チェック」で公開前にスキャンする

2021年3月から、アップロードフローに「チェック」というステップが追加されています。これが実質的に「公開前の音楽ポリシー確認」にあたる現行機能です。

確認手順

  1. YouTube Studio から動画をアップロードする
  2. 「詳細」「動画の要素」と進むと「チェック」画面が表示される
  3. 「著作権」と「広告の適合性」の2項目がスキャンされる。著作権チェックの目安は数分程度、広告の適合性はさらに数分かかることがあり、画面には推定時間が表示される
  4. 問題が検出された場合は「詳細を表示」をクリックすると、該当する可能性のあるコンテンツと、対処方法が提示される
  5. 問題がなければそのまま公開日時の設定に進む

なお、非公開や限定公開でアップロードしてもContent IDのスキャンは実行されます。 「まず限定公開で上げて、何も出なければ公開に切り替える」という運用が成り立つのはこのためです。旧音楽ポリシー画面が廃止された後、実質的にこれが代替手段として定着しました。

独自視点:「チェックが緑=安全」ではない

ここは強調しておきます。YouTube側の説明でも、このチェック機能は完全ではなく、公開後に動画が制限を受ける可能性は残るとされています。理由は仕組みを考えれば分かります。

Content IDは、権利者がYouTubeに預けた「参照ファイル」と、あなたの動画の音声・映像を突き合わせる仕組みです。したがって、

「公開前チェックは真っ白だったのに、3か月後に申し立てが来た」という出来事は、バグではなく仕様の範囲内で起こります。チェックは『今この瞬間に検出できる分だけ』を教えてくれる機能であって、将来にわたる安全証明ではない、と割り切ってください。

手段③:公開後は「コンテンツ → 著作権」で申し立ての中身を読む

現在、曲ごとのポリシーを最も具体的に読める場所が、実はここです。旧音楽ポリシーが「曲を主語にした一覧」だったのに対し、現行は「自分の動画を主語にした一覧」になっている、という構造の違いを押さえてください。

確認手順

  1. YouTube Studio にログインする
  2. 左側メニューから「コンテンツ」を選ぶ
  3. フィルタバーから「著作権」(表示によっては「申し立て」)をクリックして絞り込む。ショート動画は「ショート」タブに切り替える
  4. 対象の動画の「制限」列に表示されている「著作権」にカーソルを合わせ、「詳細を表示」をクリック
  5. この動画内で特定されたコンテンツ」のセクションに、申し立て対象の曲名、権利者名、動画内の該当タイムコード、適用されているポリシーが表示される

ここまで開いて初めて、「この曲は自分のこの動画に対して、収益化ポリシーで来ているのか、ブロックで来ているのか」が分かります。同じ曲でも、権利者の設定や国、使い方によって結果が変わりうるため、曲名だけで一律に判定する旧方式より、むしろ実態に近い情報が得られるという見方もできます。

表示される制限の3種類

制限の種類 動画はどうなるか 収益への影響
収益化 視聴は可能。動画に広告が表示される 広告収益は権利者側に配分される
全世界でブロック 音声がミュートされる、または動画自体がYouTubeに表示されなくなる 収益は発生しない
一部の国/地域でブロック 指定された国では視聴不可、それ以外の国では視聴可能 ブロック国ぶんの再生・収益が失われる

この3分類はヘルプ記事「申し立てが行われた音楽に関する制限」に記載されている内容に沿っています。「収益化」で来ている申し立ては、収益化していないチャンネルにとっては実害がほぼゼロというケースも多く、慌てて動画を消す必要はありません。この判断ができるかどうかで、チャンネルの伸び方はかなり変わります。

手段④:動画エディタで曲をミュート・置き換え・カットする

申し立ての中身を読んだうえで「この曲は外す」と決めたときに使うのが、YouTube Studio上の編集導線です。ヘルプ「申し立てを受けたコンテンツを動画から削除する」に沿うと、対処の選択肢は次のとおりです。

選べる対処と、それぞれの中身

  1. セグメントをカットする:申し立てを受けた区間そのものを動画から削除する
  2. 他の曲に置き換える:YouTubeオーディオライブラリの曲に差し替える
  3. 曲を消去する(ミュート):「曲のみをミュート」か「すべての音声をミュート」を選び、ミュートの開始・終了時間を調整してからプレビューし、「続行」→「ミュート」で確定する
  4. 収益を分配する:YPP参加者が、権利者と広告収益を分け合う形で動画をそのまま残す
  5. 異議申し立てを行う:正当な理由がある場合に、申し立て自体に反論する

3の「曲だけをミュートする」機能は2024年に改良され、ナレーションなど他の音声に影響を与えずに、申し立てを受けた楽曲だけを消せるようになったと報じられています。ナレーション中心の顔出しなしチャンネルにとっては、BGMだけ抜いて動画を生かせる可能性がある、という点で実用的な変化です。

見落とされがちな条件(ここが本当の落とし穴)

対処する前のチェックリスト

筆者の見解として、最悪手は「内容を読まずに、とりあえず全音声ミュート」です。 元に戻せない仕様になった以上、読む → 判断する → 操作する、の順番を崩さないでください。

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4手段の比較と、音源タイプ別の確認ルート

ここまでの4つを、目的別に一枚で比べます。

確認手段 タイミング 分かること 分からないこと
オーディオライブラリ 曲を選ぶ前 収録曲のライセンス種別、帰属表示の要否、収益化可否 ライブラリ外の曲のことは一切分からない
アップロード時のチェック 公開前 現時点でContent IDに検出される音源があるか 未登録音源・将来の登録ぶん。検出は完全ではない
コンテンツ → 著作権 公開後 曲名・権利者・該当区間・適用ポリシー(収益化/ブロック) 申し立てが来るまでは何も表示されない
動画エディタ 申し立て後 対処の選択肢と、編集後のプレビュー結果 編集で申し立てが確実に外れるかは、残り音声の有無次第

音源タイプ別の確認ルート

Content IDの申し立てと著作権侵害の警告はまったく別物

ここを混同したまま焦って動画を消してしまう人が非常に多いので、分けて整理します。

項目 Content IDの申し立て 著作権侵害の警告(ストライク)
仕組み YouTubeが独自に作った自動照合システム 法的な削除要請にもとづく措置
動画 視聴できる場合が多い(ポリシー次第でブロックもある) 削除される
チャンネルへの影響 通常はチャンネルやアカウントに影響しない 警告が累積する
収益 ポリシーにより権利者へ配分される 対象動画の収益は消滅
有効期限 期限という概念はない(対処するまで残る) コピーライトスクール修了かつ3回未満なら90日で期限切れ
累積の結果 申し立てが警告に発展することはない 90日以内に3回でチャンネル停止・削除

ヘルプには「申し立ては通常、チャンネルやアカウントには影響しません」という趣旨の記載があり、Content IDの申し立てがそのまま著作権侵害の警告に発展することはないと説明されています。逆に言えば、警告のほうは3回で終わる重い制度です。90日以内に3回目を受けるとチャンネルは停止され、動画も失われます。警告の種類と数え方についてはYouTube 違反警告の種類で詳しく分けています。

ショート動画は別ルールで、ブロックの条件が厳しい

見落とされやすい重要な差分です。ショート動画には、通常の動画とは異なる扱いが設けられています。

つまり、ショート主体で量産しているチャンネルほど「曲の出どころを1本化しておく」効果が大きいということです。長尺なら収益配分で済んだケースが、ショートではブロック=再生ゼロになりうるためです。

補足:クリエイターミュージックについて

「権利処理済みの市販曲をお金を払って使う」選択肢として、YouTubeにはクリエイターミュージックという仕組みがあります。ただしヘルプ上では、まず米国のYPP参加クリエイターに提供され、その後ほかの国にも広げていくという段階的な展開として説明されています。日本で全アカウントに開放されているかどうかは、公開情報からは断定できません。 また、仮に使える場合でも、ライブ配信やショート動画では使用できないという制約が記載されています。自分のStudioのメニューに項目があるかどうかで確認してください。

申し立てを受けにくい作り方に組み替える

確認手段を覚えるより、そもそも申し立てが起きにくい制作フローに変えるほうが、長期的には手間が減ります。顔出しなしのチャンネル運営で効果が大きい順に並べます。

1. 音源の調達元を1本に絞る

複数のフリー音源サイトを使い分けるほど、規約の差とContent ID登録状況の差が管理不能になります。基本はYouTubeオーディオライブラリ、足りない分だけ1つの外部サイトを追加、という2本立てに留めるのが現実的です。

2. 使用曲の台帳を残す

動画URL/使用曲名/入手元/ライセンス種別/帰属表示の有無。この5列だけのシートで十分です。申し立てが来たとき、どの動画が同じ曲を使っているかが即座に分かり、まとめて対処できます。量産しているほど価値が出ます。

3. 「BGMなし」または「効果音のみ」という選択肢を捨てない

ナレーション主体の解説系やランキング系は、BGMがなくても成立します。BGMを外して効果音だけにすると、音楽由来の申し立てはほぼ起きなくなります。もちろん視聴体験は変わるので、既存動画のA/Bで確かめてから判断してください。

4. 制作工程そのものを見直す

音源管理の負荷は、どの作り方を選ぶかでかなり変わります。代表的な3ルートを並べます。

ルート 音源の管理 向いている人 弱点
手動編集(CapCut・YMM4など) 自分で選び、自分で台帳を作る 演出にこだわりたい人 本数が増えるほど管理が破綻しやすい
テンプレート化して量産 使用曲を固定できる 同じ型を回し続ける人 テンプレの音源が申し立てを受けると全動画に波及する
自動生成ツールを使う ツール側の音源プールに依存する 検証段階で本数を稼ぎたい人 ツールの規約と音源の出どころを自分で確認する必要がある

3つ目の自動生成ツールの一例として、当サイトが開発・運営しているShortyがあります。ショート形式の台本から音声まで通して作れるツールで、無料プランには1本30秒まで・30日で5本まで・保存は7日間・ショート形式のみという制約があります。まず数本試して、自分の型に合うかを確かめる用途に向きます。ここに挙げた3ルートはどれも一長一短で、どれが最良と断定できるものではありません。すでに手動編集で回せているなら、無理に乗り換える理由はありません。

5. 音楽に依存しない企画に寄せる

もっとも根本的な対策はこれです。BGMの選定が勝敗を分けないジャンル、たとえばナレーション+テロップで完結する解説・雑学系に寄せると、著作権リスクの総量そのものが下がります。企画の作り方は雑学動画 作り方で工程ごとに分解しているので、音源リスクを減らしながら本数を出したいなら、そちらを土台にするのが早いはずです。

ただし、これらをすべてやっても申し立てをゼロにはできません。 権利者が後から参照ファイルを登録する可能性がある以上、「受けない努力」ではなく「受けたときに10分で処理できる状態」を作るのが、現実的なゴールです。

よくある質問

音楽ポリシーの検索画面は今もどこかにありますか?

一般クリエイター向けには存在しません。旧クリエイターツールの終了にあわせて閉鎖されており、YouTube Studioに同等の曲名検索メニューは用意されていません。

かつての youtube.com/music_policies は現在アクセスできません。代替は本記事の4手段になります。なお、Content IDの参照ファイルを管理する権利者向けのツールは別に存在しますが、これは音楽レーベルや配信代行会社など、権利を持つ側が使うもので、一般のクリエイターアカウントからは利用できません。

「クリエイターツールの音楽ポリシー」と書いてある記事は間違いですか?

執筆当時は正しかった情報が、更新されずに残っているケースがほとんどです。現行のYouTubeでは再現できない手順なので、その記事の他の記述も古い可能性があります。

2014年〜2016年の記事が今も検索上位に残っていることが、この検索キーワードで迷う人が絶えない主因です。記事内に「クリエイターツール」という語が出てきたら、公開日と最終更新日を確認してください。

曲名を入れれば使えるかどうか分かるサイトはありますか?

YouTube公式には現在ありません。非公式サービスが結果を推測することはありますが、権利者の設定は国や時期で変わるため、鵜呑みにするのは危険です。

もっとも確実なのは、限定公開でアップロードしてYouTube自身にスキャンさせることです。自分のチャンネル・自分の使い方に対する結果が出るため、第三者の一覧より精度が高くなります。

限定公開でアップして確認すれば確実ですか?

現時点で検出できる分については確実に分かります。ただし未登録音源や、公開後に権利者が登録した音源までは分からないため、将来の保証にはなりません。

非公開・限定公開の動画にもContent IDのスキャンは走ります。これが公開前テストとして機能する理由です。旧音楽ポリシーの廃止後、実務上はこれが標準的な確認手順になりました。

公開前チェックで「問題なし」なら申し立ては来ませんか?

来ることがあります。YouTube側も、このチェックは完全ではなく公開後に制限を受ける可能性が残ると説明しています。「今は検出されない」という意味だと受け取ってください。

とくに、リリース直後の楽曲や、権利者がまだContent IDへの登録を進めていない楽曲は検出されにくく、後追いで申し立てが発生します。公開から数か月経ってからの申し立ても、仕組み上は起こりえます。

申し立てが来たら、著作権侵害の警告になりますか?

なりません。Content IDの申し立てはYouTube独自の仕組みで、通常はチャンネルやアカウントに影響せず、そのまま警告へ発展することもありません。

一方、著作権侵害の警告は法的な削除要請にもとづく別制度です。コピーライトスクールを修了し警告が3回未満であれば90日で期限切れになりますが、90日以内に3回受けるとチャンネルは停止されます。この2つは別物として管理してください。

オーディオライブラリの曲でも申し立ては来ますか?

ヘルプでは、オーディオライブラリの素材に対してContent IDの申し立ては受けないと説明されています。届いた場合は、曲の取り違えなど別の原因を疑ってください。

よくあるのは、オーディオライブラリで見つけた曲名をYouTube外のサイトで検索し、別バージョン(配信リリース版やリミックス)をダウンロードしていたケースです。必ずStudio内の画面から落としてください。

クレジット表記はどの曲で必要ですか?

クリエイティブ・コモンズ ライセンスが適用されている曲で必要です。オーディオライブラリの「ライセンス タイプ」列にCCアイコンが付いている曲がそれにあたります。

アイコンをクリックすると帰属表示テキストが表示され、コピーアイコンから複製して動画の説明欄に貼り付けられます。帰属表示が不要な曲だけを使いたい場合は、フィルタバーで「帰属表示が不要」に絞り込んでください。

ミュートすれば申し立ては必ず消えますか?

消えないことがあります。申し立て対象の音声が動画内に一部でも残っていれば、申し立ては解除されません。処理時間も状況によって変わります。

さらに、2025年6月以降は編集した動画を保存すると変更を元に戻せない仕様になっています。またYPPに参加していない場合、視聴回数が10万回を超えている動画では変更を保存できないことがあります。操作は一度きりのつもりで臨んでください。

収益化していないチャンネルなら、申し立ては無視してよいですか?

「収益化」ポリシーの申し立てであれば、実害は広告収益の配分のみなので急ぐ必要は低いです。ただしブロック系の申し立ては、収益化の有無に関係なく視聴に影響します。

まず「コンテンツ → 著作権」の詳細画面で種類を確認してください。全世界ブロックや、1分超のショート動画に有効な申し立てが付いている場合は、視聴そのものが止まるため対処が必要です。

ショート動画でも確認場所は同じですか?

同じくYouTube Studioの「コンテンツ」からですが、ショートは「ショート」タブに切り替えて確認します。ブロックの条件が長尺より厳しい点に注意してください。

1分を超えるショート動画に有効な申し立てがあると、ポリシーの内容にかかわらずブロックされるとされています。長尺なら「収益化で済んだ」ケースが、ショートでは再生不可になりうるということです。

まとめ

「YouTubeの音楽ポリシーはどこで確認するのか」への答えを、最後に整理します。

現実的なゴールは「申し立てをゼロにすること」ではなく、「来たときに10分で処理できる状態を作ること」です。音源の調達元を絞り、使用曲の台帳を残し、企画そのものを音楽依存から外していく。この3つを先に整えておけば、確認手段を毎回探し回る必要はなくなります。

規約に配慮した動画づくりを、手間をかけずに

収益化で問題になるのはテンプレートの使い回しそのものではなく、独自の切り口をどれだけ足せるかです。Shorty はテーマごとに台本から作り直すので、同じ型の動画を並べるだけの運用になりにくい構成です。無料プランは30日で5本まで。

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