最終確認日:2026年11月4日(公式ヘルプの原文・運営者のチャンネルの数字をこの日に確認・取得しています)
YouTubeショートとは、YouTubeアプリ内で見られる、縦型(9:16)または正方形で最大3分までの短い動画のことです。スマホの画面いっぱいに表示され、画面を上にスワイプすると次の動画に切り替わります。通常の横型動画と違い、専用のカメラ機能でスマホだけで撮影・編集・投稿まで完結できるのが最大の特徴です。
YouTubeショートと普通の動画の違い
YouTubeショートは、通常のYouTube動画と同じプラットフォーム上にありますが、見た目と投稿の仕組みが違います。
| 項目 | YouTubeショート | 通常の動画 |
|---|---|---|
| 画面の向き | 縦型(9:16)または正方形 | 横型(16:9)が基本 |
| 長さ | 最大3分 | 上限なし(長尺も可) |
| 表示される場所 | ホーム画面の「ショート」棚、下部メニューの専用タブ | 検索結果・関連動画・サブスクフィード |
| 操作方法 | スワイプで次の動画へ | 一覧から選んで再生 |
| 作成アプリ | YouTubeアプリのショート作成ツール(カメラ機能) | YouTube Studio・外部編集ソフト |
| ハッシュタグ | タイトルや概要欄に「#Shorts」を入れると認識されやすい | 必須ではない |
通常の動画をアップロードする設定からでも、縦型・3分以内であればショートとして扱われます。横型のまま投稿すると、たとえ短くてもショートの棚には表示されません。
YouTubeショートの仕様(長さ・縦横比・解像度)
YouTubeのショート作成ツールについて、公式ヘルプは次のように説明しています(support.google.com/youtube、2026年11月4日取得)。
「YouTube のショート動画作成ツールでは、マルチセグメント カメラを使用して最大 3 分までの動画を簡単に作成できます。」 「パソコンやスマートフォンに保存されている縦向き動画をショート動画としてアップロードできます。」 「アップロードできるショート動画の最大解像度は 1080p です。」
まとめると、仕様は次のとおりです。
- 長さ:最大3分(180秒)。1分未満でも投稿できる
- 画面の向き:縦型(9:16)または正方形。横型はショートとして扱われない
- 解像度:最大1080p(1080×1920が基本の縦型サイズ)
この仕様は2024年10月15日に、それまでの「最大60秒」から引き上げられたものです。検索すると今でも「最大60秒」と書かれた記事が出てきますが、2024年10月15日以降にアップロードされた動画には現在の3分ルールが適用されます。縦横比が中途半端で見切れてしまう場合の直し方は、YouTubeショートのアスペクト比ガイドにまとめています。
YouTubeショートはいつ始まった
YouTubeショートの経緯は次のとおりです(出典:YouTube公式発表・Wikipedia)。
- 2020年9月:インドで実験的なベータ版を開始(縦型・最大30秒)。当時インドでTikTokが使えなくなったタイミングと重なる
- 2021年3月:アメリカでベータ版を開始
- 2021年7月13日:全世界で正式に展開。日本でも2021年7月から利用可能になった
- 2023年2月:YouTubeパートナープログラム(YPP)経由でショートの収益化が開始
- 2024年10月15日:最大の長さが60秒から3分に拡張
TikTokが先行していた縦型短尺動画の市場に、YouTubeが後から参入して今の形に育った、という流れです。
YouTubeショートの見方
YouTubeショートは、アプリをインストールしていなくても見られますが、操作はスマホのアプリが基本です。
- スマホ:ホーム画面の「ショート」棚をタップ、または画面下部のショートアイコンをタップすると、ショートだけが連続で再生される
- 検索:検索窓に「#shorts」を含めて検索すると、ショート動画だけに絞り込める
- PC:サイドバーの「ショート」から見られるが、スマホのような全画面スワイプ表示ではない
再生中は、いいね・コメント・共有・チャンネル登録ができ、使われている音源をタップすると同じ音源で自分も投稿できます。
YouTubeショートの1本目を、その場で作ってみるテーマを入れると台本・AI音声・字幕・BGM付きの縦型ショートができます。無料プランは30日3本・1本30秒まで。登録不要で台本を見るYouTubeショートの投稿のしかた(基本の流れ)
- YouTubeアプリでショートアイコン(または「+」ボタン)をタップする
- カメラへのアクセスを許可し、その場で撮影する、またはスマホに保存済みの縦型動画を選ぶ
- 音源を追加する、テキストやフィルターを足すなど、アプリ内で編集する
- タイトル・概要欄を入力し、「#Shorts」を含める
- 公開範囲(公開・限定公開・非公開)を選び、必要なら予約投稿を設定して投稿する
スマホで一から撮って編集する場合の細かい手順・不具合の対処はYouTubeショートの投稿方法、顔を出さずに作る場合の作り方全体はショート動画の作り方で詳しく解説しています。
TikTok・Instagramリールとの違い
縦型短尺動画はYouTubeショートだけではありません。主な3サービスを比べると次のようになります。
| 項目 | YouTubeショート | TikTok | Instagramリール |
|---|---|---|---|
| 最大の長さ | 3分 | 最大10分(投稿形式による) | 最大90秒〜3分(更新あり) |
| 主な年齢層 | 幅広い | 若年層に厚い | 若年層〜中心層 |
| 投稿先 | YouTube本体と同じチャンネル | TikTok単体 | Instagram本体と同じアカウント |
| 収益化の窓口 | YouTubeパートナープログラム | TikTokクリエイターの収益プログラム | Instagramのボーナス・広告収益 |
すでにYouTubeチャンネルを持っている、または長尺動画と組み合わせて運用したい場合はYouTubeショートが向いています。これからチャンネルを作る場合の手順はYouTubeチャンネルの作り方にまとめています。
YouTubeショートの収益化
YouTubeショートは、YouTube全体の収益化制度(YouTubeパートナープログラム、通称YPP)に参加すると広告収益の分配を受けられます。参加条件・分配方法・2027年2月からの変更点は公式ヘルプの原文つきでYouTubeショートの収益化条件にまとめているので、ここでは要点だけ書きます。
- 収益化にはチャンネル登録者数と再生時間(または視聴回数)の条件を満たしてYPPに参加する必要がある
- ショートの広告収益は、動画に挿入される広告の収益をもとに、クリエイター間で分配される仕組み
- 広告収益以外にも、チャンネルメンバーシップ・物販(グッズ)・投げ銭(スーパーチャット等)と組み合わせられる
初めての1本を、何で作るか
YouTubeショートは「3分以内・縦型」という仕様さえ守れば、作り方は自由です。スマホのショート作成ツールでその場で撮る、編集ソフトで組み立てる、AIで台本から自動生成する、の3つのルートがあります。
- スマホでその場で撮る:上の投稿のしかたの手順そのまま。顔や声を出せる人向け
- 編集ソフトで組み立てる:手持ちの写真・映像を編集して1本にまとめる。編集の時間がかかる
- AIで台本から自動生成する:テーマを決めるとAIが台本・画像・音声・字幕を自動で組み立てる。顔出し・編集スキットが不要
当サイトが開発・運営する「Shorty」は、テーマを1行入れると雑学ショートの台本・AI音声(VOICEVOX)・画像・字幕・BGMをまとめて作る生成ツールです。2026年6月に自動投稿した5本の実測では、1本あたり約4分で投稿まで完了しました。台本は雑学形式のみで、ずんだもん・ゆっくりの声やクイズ・ランキング形式の指定はできません。無料プランは30日3本・1本30秒まで・保存7日です。AI音声と生成素材だけで運営しているチャンネルの例として、AIリーク情報局(投稿539本・登録者847人・総再生964,182回、2026年11月4日取得)があります。
AI自動生成の仕組みをもう少し詳しく知りたい場合はAIショート動画の作り方、AIで動画を作る方法の全体比較はAI動画の作り方とツール比較にまとめています。
よくある質問
YouTubeショートは何秒まで投稿できますか?
最大3分(180秒)までです。2024年10月15日に60秒から引き上げられました。1分未満の短い動画でも問題なく投稿できます。
YouTubeショートと通常の動画の違いは何ですか?
画面の向き(縦型・正方形か横型か)と、表示される場所(ショート専用の棚・タブか、通常の一覧か)が主な違いです。縦型で3分以内ならショートとして扱われます。
YouTubeショートはパソコンからも作れますか?
パソコンに保存されている縦型動画をアップロードすることはできますが、スマホのカメラ機能を使った撮影・編集はスマホのYouTubeアプリが基本です。
YouTubeショートは誰でも収益化できますか?
できません。YouTubeパートナープログラム(YPP)の参加条件(登録者数・再生時間や視聴回数など)を満たす必要があります。条件の詳細はYouTubeショートの収益化条件で解説しています。
YouTubeショートはTikTokと同じですか?
縦型・短尺という形式は同じですが、別のサービスです。投稿先のプラットフォーム、収益化の仕組み、主な視聴者層が異なります。
まとめ
- YouTubeショートとは、縦型(9:16)または正方形で最大3分までの短い動画のこと。2024年10月15日に上限が60秒から3分へ引き上げられた
- 2020年9月にインドで実験開始、2021年7月13日に世界展開(日本も同時期)、2023年2月に収益化が始まった
- 通常の動画との違いは画面の向きと表示される場所。縦型・3分以内であれば自動的にショートとして扱われる
- 作り方は「その場で撮る」「編集ソフトで組み立てる」「AIで台本から自動生成する」の3ルート。AIで作る場合はテーマを決めるだけで台本・音声・字幕まで自動で組み立てられる
- 収益化はYouTubeパートナープログラムへの参加が必要。条件や分配の仕組みは別記事の公式原文で確認する