結論:AIショート動画でも、収益化の審査が通る前からアフィリエイトは始められる
YouTubeショートの広告収益(YouTube パートナー プログラム)には登録者1,000人・直近90日のショート視聴回数が高い基準が必要ですが、アフィリエイトは収益化審査と関係なく、動画を1本公開した時点から始められます。AIでテーマから自動生成したショートでも、紹介する商品が動画の内容と合っていれば仕組みは同じです。
この記事では、ショート動画にアフィリエイトリンクを置ける場所、ASP(アフィリエイト仲介サービス)の選び方、2023年10月に施行されたステマ規制に沿ったPR表記の書き方まで、実際の画面構成を図にして説明します。
テーマを入力するだけで台本・AI音声・字幕・BGM付きの縦型ショートを作れるShortyを当サイトは開発・運営しています。無料プランは1本30秒まで・30日で3本まで・保存7日の制約がありますが、紹介したい商品のテーマを入れてまず1本作ってみると、このあとの「概要欄に何を書くか」のイメージがつかみやすくなります。
ショート動画でアフィリエイトを置ける3つの場所
ショート動画は横長の通常動画と違い、動画の再生画面に直接クリックできるカード(注釈リンク)を置けません。2026年10月時点でアフィリエイトリンクを置けるのは次の3か所です。

- 概要欄(Description):最も基本の置き場所。リンクを複数個貼れるが、ショートは画面が縦いっぱいに動画で占められるため、長尺動画ほど概要欄を開いて読む視聴者は多くない
- 固定コメント(ピン留めコメント):動画の下にあるコメント欄の一番上に表示される。動画を見終わった直後の視聴者の目に入りやすい
- プロフィール/チャンネルのリンク欄:チャンネルページに常時表示される。1本のショートだけでなく、チャンネル全体からの送客に向く
動画の中で「詳しくは概要欄を見てね」とテロップや音声で一言誘導しないと、視聴者はリンクの存在に気づきにくい点に注意してください。
アフィリエイトASPの選び方
個人で始められる主なASP(アフィリエイト仲介サービス)は、Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト・もしもアフィリエイト・A8.netの4つが代表的です。それぞれ得意なジャンルと登録条件が違います。

| ASP | 登録条件 | 向くジャンル |
|---|---|---|
| Amazonアソシエイト | 審査あり(YouTubeならチャンネルURLを登録) | ガジェット紹介・日用品・本の紹介系と相性が良い |
| 楽天アフィリエイト | 登録制(即日〜) | 日用品・食品。2024年にYouTube Shoppingとの提携も始まった |
| もしもアフィリエイト | 登録制(即日〜) | W報酬制度があり、初心者向けASPとして紹介されることが多い |
| A8.net | 登録制(広告主ごとの提携審査あり) | 案件数が最も多く、雑学・ライフハック系でもジャンルを問わず商材を探しやすい |
雑学系・ガジェット紹介・ライフハック系のAI生成ショートは「動画の中で紹介した物」をそのまま商品リンクにしやすいため、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトとの相性が良い傾向があります。一方で、あるあるネタや都市伝説のような「物を紹介しない」企画は、関連商品が見つけにくく、アフィリエイトには向きません(この場合は、投げ銭・企業案件など広告収益以外の別の方法のほうが現実的です)。
Amazonアソシエイトを例にした登録の流れ
- Amazonアソシエイトの公式サイトで無料アカウントを作成し、Amazonアカウントでログインする
- サイト・SNSのURL登録欄に、ブログではなくYouTubeチャンネルのURLを入力する(X・Instagramの場合はプロフィールページのURL)
- 「紹介する予定の商品カテゴリ」を、動画のジャンルに沿って具体的に書く(例:「雑学系ショート動画で紹介する日用品・生活雑貨」)
- 支払い情報・税務情報を入力する
- 審査を待つ(公開されている情報では数日〜1週間程度とされる)
Amazonアソシエイトには審査があり、YouTube パートナー プログラムほどの再生回数・登録者条件は求められませんが、Amazon公式は参加を断るサイト・チャンネルの例も公開しているため、申請前に目を通しておくと差し戻しを避けやすくなります。楽天アフィリエイト・もしもアフィリエイトは即日〜数日で使えるようになることが多く、最初の1本はこちらから試すほうが早く動かせます。
概要欄に貼る1本を、まず無料で作ってみるテーマを入れると台本・AI音声・字幕・BGM付きの縦型ショートができます。無料プランは30日3本・1本30秒まで・保存7日。登録不要で台本を見る概要欄・固定コメントの書き方とPR表記
リンクを貼るだけでは終わりません。アフィリエイト報酬が発生するリンクを貼る場合、2023年10月1日に施行された景品表示法のステマ規制により、広告であることが分かる表記(PR表記)が原則として必要です。

実務上おさえておきたい点は次の3つです。
- 先頭に置く:読者が広告だと分かる位置・文言で表記する。リンクの直前に小さく書くだけでは不十分とされる
- 無料提供を受けていなくても対象:成果報酬型のアフィリエイトのように、紹介した結果として報酬が発生する形でも、「一般消費者が広告だと判別しにくい表示」であればステマ規制の対象になりうる
- 過去の動画も見直しの対象になりうる:施行日(2023-10-01)より前に公開した動画でも、現在その概要欄にアフィリエイトリンクが残っていれば現状の表示内容が問題になりうる
概要欄の書き出しの例:
【PR】商品プロモーションを含みます
動画で紹介した◯◯はこちら→
[商品名] https://...
※当チャンネルは紹介した商品の購入によって収益を得ることがあります
固定コメントも同様に、商品名とリンクの前にPR表記を一言添えます。具体的な文言や運用の線引きは各ASPの規約と消費者庁の運用基準で変わるため、最終的な判断はASPの公式ガイドラインと消費者庁の公表資料で確認してください。ステマ規制の対象条件・個人の副業でも対象になるかどうか・YouTubeの有料プロモーション設定との違いはアフィリエイトPR表記の書き方で詳しく整理しています。
AI生成ショートとアフィリエイトはどこまで相性がいいか
AIでテーマから自動生成したショートは、同じジャンルを素早く量産できるのが強みです。ただし、アフィリエイトとの相性で言うと向き・不向きがはっきり分かれます。
- 向いている:雑学・ガジェット紹介・ライフハック・レシピ紹介など、「動画の中で何かを取り上げる」企画。紹介した物をそのまま商品リンクにできる
- 向いていない:あるあるネタ・都市伝説・名言紹介のように、物を紹介しない企画。無理に商品をねじ込むと視聴体験を損ない、PR表記だけが浮いた印象になる
当サイトが運営している雑学系チャンネル(2026-10-16時点で登録者1,120人・総再生2,867,358回・投稿106本)は、紹介するネタの性質上まだアフィリエイトを導入していません。アフィリエイト経由の実収益データは当サイトにまだ無いため、この記事では「稼げる額」は書かず、置き場所と手続きの説明にとどめています。
一方で、AI自動化による時短は、アフィリエイト運用にも間接的に効きます。当サイトの自動投稿の実測では、1本の生成に約4分、2026年6月の5本で再生1,281〜4,611回(計12,134回)という結果でした。動画を作る工程が短縮できるほど、「概要欄を書き替えてリンクを貼り直す」作業にかけられる時間も増える、というのが時短の意味です。「自動化すれば自動的にアフィリエイトでも稼げる」という話ではない点は誤解しないでください。
広告収益・他の収益化との組み合わせ方
アフィリエイトは、広告収益(YouTube パートナー プログラム)の審査が通る前から動かせる数少ない収益源です。広告収益・投げ銭・企業案件・デジタル商品販売・自社サービスへの送客を含めた全体像はショート広告以外の稼ぎ方5つで比較しています。アフィリエイトだけに絞って仕組みを知りたい場合は本記事、他の方法と比べて何から始めるか迷っている場合はそちらを先に読むことをおすすめします。
AI副業全体の始め方や、収益化の前に確認すべき決まりごと(AIラベル表示・量産型コンテンツの規制など)はAI副業の始め方にまとめています。「AIでここまで自動化した」「実際にやってみてどうだったか」の実測データはAI副業は本当に稼げる?やってみた結果で正直に公開しています。
よくある質問
ショート動画のアフィリエイトは、収益化(YPP)の審査に通っていなくても始められますか?
始められます。アフィリエイトはASP(Amazonアソシエイトなど)への個別登録で完結し、YouTubeパートナープログラムの審査とは別の仕組みです。収益化審査中・審査前のチャンネルでも概要欄にリンクを置けます。
AIで自動生成したショートでも、アフィリエイトリンクを貼ると規約違反になりますか?
動画自体をAIで作ったこと自体は規約違反ではありません。ただしアフィリエイト報酬が発生するリンクを貼る場合は、動画の内容にかかわらずステマ規制に沿ったPR表記が必要です。表記を省いた場合に問題になるのは「AIで作ったこと」ではなく「広告だと分からない表示」である点に注意してください。
固定コメントと概要欄、どちらにリンクを置くべきですか?
両方に置いて問題ありません。概要欄は基本の置き場所として、固定コメントは動画を見終えた直後の視聴者向けの補助として使う、という役割分担で考えると分かりやすいです。
アフィリエイトで本当に稼げますか?
本記事では金額を断定していません。当サイトでもアフィリエイト経由の実収益はまだ測定できていません。ショートの広告収益自体が低単価であることは雑学ショートの収益化で実データを公開しているとおりで、アフィリエイトも再生数や紹介する商品との相性次第で大きく変わります。「貼れば稼げる」と断定する情報は参考程度にとどめてください。
まとめ
- ショート動画でアフィリエイトリンクを置けるのは概要欄・固定コメント・プロフィールのリンク欄の3か所。動画内に直接クリックできるリンクは置けない
- Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト・もしもアフィリエイト・A8.netなど、個人・顔出しなしでも登録できるASPがある。紹介する商材のジャンルに合わせて選ぶ
- アフィリエイト報酬が発生するリンクには、2023年10月施行のステマ規制に沿ったPR表記が原則必要。表記は先頭の分かりやすい位置に置く
- 広告収益の審査前から動かせる収益源だが、「物を紹介する」企画でないと機能しにくい。向かない企画では無理に導入しない
- AI自動化は動画制作の時短にはなるが、アフィリエイトの成果そのものを保証するものではない