最終確認日:2026年11月3日(YouTube ヘルプの原文を当サイトで確認)
YouTubeで稼ぐ方法は大きく2つに分かれます。YouTubeの機能で受け取る収益(広告収益・メンバーシップ・Super Chat などの視聴者ファンディング・ショッピング・YouTube Premium の分配)と、YouTubeの外で受け取る報酬(企業案件・アフィリエイト・自分の商品やサービス・動画づくりの技能を使った仕事)です。前者を受け取るには YouTube パートナー プログラム(YPP)への参加が必要で、広告収益の条件は2027年1月31日までは「登録者1,000人+直近12か月の総再生時間4,000時間」か「登録者1,000人+直近90日のショート視聴1,000万回」。2027年2月1日からは、新しく参加する人について「8,000時間」か「2,000万回」に倍増します。後者は条件なしで、1本目から始められるものもあります。
何再生でいくらになるかの目安はYouTubeの収益はいくら(1再生・登録者数別)に、副業として始める手順・会社バレ・税金はYouTube副業の始め方に分けてまとめています。このページでは、稼ぐ方法の種類と、それぞれの条件・始める順番を扱います。
YouTubeで稼ぐ方法7つ
| 稼ぐ方法 | 何に対して支払われるか | 必要な条件 | 始められる時期 |
|---|---|---|---|
| 広告収益 | 動画に表示された広告 | YPP参加(登録者1,000人+再生の条件) | 条件を満たして審査に通ってから |
| YouTube Premium の分配 | Premium 会員の視聴 | YPP参加 | 広告収益と同じ |
| 視聴者ファンディング(メンバーシップ・Super Chat・Super Thanks など) | 視聴者からの支払い | 登録者500人+再生の条件+YPP参加 | 広告より早い段階 |
| YouTube ショッピング | 動画で紹介した商品の売上 | 登録者500人+再生の条件+YPP参加 | 広告より早い段階 |
| 企業案件(タイアップ) | 企業の商品・サービスの紹介 | なし(企業との契約) | 視聴者が集まってから |
| アフィリエイト | 概要欄リンク経由の購入・申込 | なし(ASPへの登録) | 1本目から |
| 自分の商品・サービス・制作の仕事 | 講座・物販・制作代行など | なし | 専門性や技能が伝わってから |
視聴者ファンディングとショッピングの条件は、登録者500人に加えて「過去1年間の総再生時間3,000時間」か「過去90日のショート視聴300万回」で、2027年2月以降も変わりません(YouTube ヘルプ answer/12843009、2026-11-03確認)。
広告収益
動画の前後や途中、ショートのフィードに表示される広告の収益の一部を受け取ります。長い動画は動画ごとの広告収益の分配、ショートはフィード全体の広告収益を「クリエイター プール」に集めて視聴回数の割合で分け、その45%を受け取る仕組みです(answer/12504220)。いちばん知られた稼ぎ方ですが、YPPの条件を満たすまでは0円です。
YouTube Premium の分配
広告なしで見られる有料会員の視聴に応じて、会費の一部が分配されます。2027年2月から Premium Lite の提供国が広がり、Premium Lite では会費の純収入の60%、通常の Premium では30%に相当する額がクリエイターの間で分配されるとヘルプに書かれています。
視聴者ファンディング
メンバーシップ(月額の有料会員)、Super Chat・Super Stickers(ライブ配信中の有料コメント)、Super Thanks(動画への投げ銭)です。ライブ配信や固定ファンとの交流と相性がよく、顔出しなしのショート中心のチャンネルでは使い方を工夫する必要があります。
企業案件
企業から商品やサービスの紹介を依頼され、報酬を受け取ります。ジャンルが明確で視聴者層がはっきりしているほど依頼されやすくなります。動画内では有料プロモーションであることの表示が必要で、ステマ規制(景品表示法)にも注意します。表示のやり方はステマ規制とPR表記にまとめています。
アフィリエイト
概要欄のリンクから商品が購入・申し込まれると報酬が入ります。YPPの条件を待たずに始められ、レビュー・ハウツー・比較の動画と相性がよい方法です。具体的な始め方はAIショート動画×アフィリエイトのやり方にあります。
自分の商品・制作の仕事
講座・テンプレート・物販など自分の商品を売る方法と、動画を作れるようになった技能で編集や制作を請け負う方法です。チャンネルが伸びていなくても報酬が出るのが特徴です。広告以外の稼ぎ方の具体例はショートの広告以外の稼ぎ方にまとめています。
収益化(YPP)の条件
2027年1月31日まで(現行の条件)
YouTube ヘルプ「YouTube パートナー プログラムの概要と利用資格」(answer/72851)には、次のどちらかを満たすことが書かれています。
チャンネル登録者数が 1,000 人以上で、直近 12 か月間の対象となる動画の総再生時間が 4,000 時間以上である。
チャンネル登録者数が 1,000 人以上で、直近 90 日間の対象となるショート動画の視聴回数が 1,000 万回以上である。
数字のほかに、収益化ポリシーを守っていること、YPPを提供している国・地域(日本は対象)に住んでいること、有効なコミュニティガイドラインの違反警告がないこと、Google アカウントの2段階認証がオンになっていること、YouTube 向け AdSense アカウントを1つリンクしていることも必要です(2026-11-03確認)。
2027年2月1日から(新しく参加する人)
ヘルプ「YouTube パートナー プログラムに関する変更」(answer/12843009)には、新規参加の条件がこう書かれています。
チャンネル登録者数 1,000 人以上というこれまでの基準に加え、過去 365 日間の有効な公開動画の総再生時間が 8,000 時間以上、または直近 90 日間の有効な公開ショート動画の視聴回数が 2,000 万回以上のいずれかを満たす必要があります。
1月31日までに申し込んで2月以降に審査が終わる場合の扱いは、公式ページに書かれていません。審査は通常1か月程度かかる(answer/72851)ので、現行の条件で参加したい人は早めに申し込むのが安全です。

すでに参加しているチャンネルへの影響
すでに YouTube パートナー プログラムに参加している場合、今回の変更によってステータスが変化することはありません。
ただし次の3点は既存の参加者にも関係します(answer/12843009、2026-11-03確認)。
- 規約への同意:2027年1月31日までに YouTube Studio で更新された利用規約に同意しないと、2月1日以降は関連する収益化機能から収益を得られなくなる(YPPからは外されない)
- ショートの収益分配:ショートのクリエイター プールから毎月分配を受けるには、過去90日でショート視聴1,000万回の維持が必要。下回ってもYPPからは外されず、長い動画など他の収益には影響しない
- 活動の要件:「過去365日の総再生時間1,000時間以上」「直近90日のショート視聴100万回以上」「90日ごとに長い動画2本またはショート5本の投稿」のいずれかが必要。下回っても90日間の猶予がある
収益化の前に、まず1本作ってみるテーマを入れるだけで台本・AI音声・字幕付きの動画を生成。無料は30日3本・1本30秒の縦型ショートのみ、長尺16:9は有料プラン。登録不要で台本を見る「収益化は難しい」を、運営者のチャンネルで確かめる

当サイトの運営者が運営する顔出しなしの雑学ショートチャンネルは、登録者では条件を越えています(2026年10月18日時点で1,120人)。一方で、開設からの総再生をすべて足しても2,869,410回で、現行のショート条件(90日で1,000万回)の約29%、2027年2月からの条件(2,000万回)の約14%です。ショートで条件に届くには、このチャンネルが開設から積み上げた再生の3.5倍を90日で出す必要があります。
登録者1,000人と再生の条件は、届く順番が違うということです。ショートは再生が集まりやすい一方、90日という短い窓で数を満たし続けるのが壁になります。
条件に届きやすい組み立て:ショートで集め、長い動画で時間をためる
公式ヘルプには、ショートと長い動画の関係について重要な1文があります。
ショート フィードで視聴されたショート動画の視聴回数による対象となる動画の総再生時間は、対象となる公開動画の総再生時間 4,000 時間の要件にはカウントされません。
ショートをいくら出しても、ショートフィードで見られた時間は「4,000時間(2027年2月からは8,000時間)」には入りません。現実的な組み立ては次の2段です。
- ショートで認知と登録者を集める(登録者1,000人は両ルート共通の条件)
- 長い動画で総再生時間をためる。8,000時間は、10分の動画なら合計4万8,000回の視聴(すべて最後まで見られた場合)にあたる
ショートと長い動画のどちらを主にするかの比較はショートと長尺の収益の違いにまとめています。
ショートで稼ぐなら知っておくこと
ショートの広告収益は、フィード全体の広告収益をクリエイター プールに集め、各国のクリエイター全体の視聴回数に占める割合で割り当て、その45%を受け取る仕組みです。このため1再生あたりの単価は長い動画より低くなりやすく、稼ぐには本数と再生の数が要る形式です。2027年2月からは、毎月の分配を受けるのに「過去90日で1,000万回」の維持も必要になります。
その代わりに公式は、ショート向けに YouTube ショッピングのボーナスやブランド案件の制作クレジットなどの特典プログラム、広告主が5つ以下のチャンネルに絞って配信した広告から45%を直接受け取れる仕組みを導入するとしています(answer/12843009)。
ショートの1再生の単価、再生数別・ジャンル別の金額の目安はYouTubeの収益はいくらとショートの1再生の単価に、副業のジャンルとして雑学ショートを選ぶ場合の単価と必要本数は雑学ショートの収益化にまとめています。
ショートは本数が要る形式なので、1本を作る時間が続けられるかを決めます。当サイトが運営するShortyは、テーマを入れるだけで台本・AIナレーション・画像・字幕入りの縦型ショートを作るツールで、同じ生成エンジンを自動で動かした実測では1本約4分(起動から投稿完了まで、2026年6月の5本)でした。無料プランは30日3本・1本30秒までで、毎日投稿する段階では足りなくなります。まずは台本だけ、このページ下の登録なしのお試しで確かめられます。ツールで作ったから審査に通りやすくなる、ということはありません。生成から投稿までのどこを自動にできるか、量産型と判定されないために人が残す作業はYouTube自動化のやり方にまとめています。
稼ぐまでの順番
| 段階 | やること | 並行して使える稼ぎ方 |
|---|---|---|
| 1. 0〜30本 | ジャンルと型を決め、毎日1本を回す作り方にする | アフィリエイト(概要欄) |
| 2. 30〜100本 | 10〜15本の平均で題材を見直し、伸びる型に寄せる | アフィリエイト・制作の仕事 |
| 3. 登録者500人+再生の条件 | 視聴者ファンディング・ショッピングを申し込む | メンバーシップ・ショッピング |
| 4. 登録者1,000人+再生の条件 | YPPの広告収益を申し込む | 広告収益・Premium の分配 |
| 5. 視聴者層がはっきりしてから | 企業案件・自分の商品 | 企業案件 |
広告収益だけを目標にすると、条件に届くまで0円の期間が長くなります。条件に届く前から使える方法を並行すると、途中でやめずに続けやすくなります。
申請のやり方と、審査に落ちたときの期限
- YouTube Studio の左メニュー「収益化」を開き、登録者と再生の進み具合を確認する
- Google アカウントの2段階認証をオンにする
- 条件を満たしたら「申し込む」から基本規約に同意する
- AdSense アカウントを作成するか、既存のアカウントをリンクする
- 審査を待つ(通常1か月程度。期間の実例はYouTube収益化審査の期間)
- 承認後、使いたい収益化の項目(モジュール)に同意する
承認されなかった場合、ヘルプでは次の流れが案内されています(answer/72851、2026-11-03確認)。
| やること | 期限 |
|---|---|
| 再審査を請求する | 決定から21日以内 |
| 申し込み直す(初回の不承認) | 30日後から |
| 申し込み直す(2回目以降・再申請後の不承認) | 90日後から |
落ちる理由の傾向はYouTube収益化の審査に落ちる確率、何回まで再申請できるかはYouTube収益化の再申請は何回まで、ショートに絞った条件はYouTube Shorts収益化の条件で整理しています。
収益化したあと、いくら入るか(要点)
広告収益は「再生数×単価」で決まり、単価はジャンル・視聴者の国・季節で変わります。YouTubeは単価の公式な統計を公表していません。長い動画で単価0.05〜0.3円とした試算なら、1万再生で500〜3,000円、10万再生で5,000〜3万円の幅です。ショートは分配の仕組みのため、同じ再生数でも長い動画より低くなりやすいです。再生数別・登録者数別・ジャンル別の目安はYouTubeの収益はいくらを、RPMとCPMの違いはYouTubeのCPMとRPMの違いを見てください。
収益化したのに「おかしい」ときの切り分け

- 推定収益が出ない:反映には時間差があります。YouTube推定収益はいつ反映される?
- 動画ごとに収益化がオンにできない:YouTubeショート収益化がオンにできない原因
- 収益化が停止された:一時停止と無効化で対応が変わります。YouTube収益化停止の再開方法
- 動画が非公開としてロックされた:ロックされた動画の収益化への影響
ヘルプには、6か月以上アップロードや投稿がないチャンネルは収益化が無効になる場合がある、とも書かれています。
よくある質問
YouTubeで稼ぐには何から始めればいいですか?
ジャンルを決めてチャンネルを作り、毎日1本を回せる作り方で30本出すことからです。広告収益はYPPの条件を満たしてからですが、アフィリエイトのように1本目から使える方法もあります。副業として始める手順はYouTube副業の始め方にまとめています。
収益化の条件に届く前に稼ぐ方法はありますか?
あります。アフィリエイト、企業案件、自分の商品の販売、動画の制作や編集を請け負う仕事は、YPPの条件と関係なく始められます。登録者500人と再生の条件を満たせば、メンバーシップやショッピングも使えるようになります。
ショートだけで稼げますか?
ショートだけでもYPPの条件(90日で1,000万回、2027年2月からの新規参加は2,000万回)を満たせば広告収益を受け取れます。ただし単価が長い動画より低くなりやすく、2027年2月からは毎月の分配に「過去90日で1,000万回」の維持も必要です。本数と再生の数が要る形式だと理解しておいてください。
登録者1,000人になったら、いくら入りますか?
登録者数だけでは収益は決まりません。1,000人はYPPに参加するための条件の1つで、再生の条件も満たして審査に通るまで広告収益は発生しません。参加後の収益は再生数と単価で決まります。
月3万円・月10万円を得るには何回再生が必要ですか?
単純計算では、単価0.1〜0.3円なら月3万円に月10万〜30万回、月10万円に月約33万〜100万回の再生が必要です。単価は保証されたものではなく、同じ再生数でも月によって上下します。
審査に落ちたら、すぐ申し込み直せますか?
すぐにはできません。初回の不承認なら30日後、2回目以降は90日後から申し込み直せます。決定に納得できない場合は、21日以内に再審査を請求できます。
すでに収益化しているチャンネルも8,000時間が必要になりますか?
必要ありません。既存参加者のステータスは変わらないと公式に書かれています。ただし、2027年1月31日までの新しい利用規約への同意、ショートの分配を受けるための「90日で1,000万回」、活動の要件の3点は確認しておいてください。
まとめ
YouTubeで稼ぐ方法は、YouTubeの機能で受け取る収益(広告・Premium・視聴者ファンディング・ショッピング)と、外で受け取る報酬(企業案件・アフィリエイト・自分の商品・制作の仕事)に分かれます。広告収益は登録者1,000人と再生の条件が必要で、2027年2月から新規参加者の条件は2倍になります。条件に届く前から使える方法を並行し、ショートで集めて長い動画で総再生時間をためる組み立てが、副業で続けやすい順番です。