iPhoneでYouTubeショートを作るいちばん簡単な方法は、YouTubeアプリの「+」→「ショート」で撮影し、そのままテキストや音楽を入れて投稿することです。追加のアプリもPCも要りません。テロップやカットを細かく入れたいときは、写真アプリやCapCut・Editsで縦長(9:16)に編集してから、YouTubeアプリでアップロードします。
撮影する素材がなく、雑学や解説のような「画像とナレーションで見せる動画」を作りたい場合は、当サイトが開発・運営しているShortyのように、iPhoneのSafariでテーマを入れるだけで画像・ナレーション・字幕・BGM入りの縦動画を作るツールもあります(無料プランは1本30秒まで・30日で3本まで・保存7日・ショート形式のみ)。
この記事では、iPhoneで作る3つのやり方と、それぞれの手順を説明します。PCや自動生成も含めた全体の比較はショート動画の作り方にまとめています。
iPhoneでショート動画を作る3つのやり方

| やり方 | 使うもの | 向いている動画 |
|---|---|---|
| A YouTubeアプリだけで作る | YouTubeアプリ | 撮ってすぐ出す日常・Vlog・ペット・料理 |
| B 編集してからアップロードする | 写真アプリ・CapCut・Editsなど | テロップやカットを入れる解説・ハウツー |
| C 撮らずにテーマから作る | ブラウザの自動生成ツール | 雑学・解説・ランキングなど顔出しなしの動画 |
どのやり方でも、YouTubeショートの条件は同じです。縦長(9:16)か正方形で、長さが3分以内なら、アップロードするとショートとして扱われます。サイズは1080×1920ピクセルが標準で、細かい仕様はYouTubeショートのサイズにまとめています。
やり方A:YouTubeアプリだけで作る手順

- YouTubeアプリを開き、画面下の「+」をタップして「ショート」を選ぶ。初回はカメラとマイクへのアクセスを許可する
- 右上の秒数(「15」など)をタップして、録画できる長さを延ばす。音楽を付けるなら上の「サウンドを追加」から選ぶ
- 撮影ボタンをタップして録画を始め、もう一度タップで止める。何回かに分けて撮ると、場面をつないだ1本になる。撮り直したい部分は「元に戻す」で消せる
- 撮影画面の横のメニューで、カメラの切り替え・速度・タイマー・エフェクト・フィルタ・レタッチなどを使える。タイマーを使うと三脚に立てて1人でも撮れる
- 撮り終えたらチェックマークで編集画面へ進み、テキスト・フィルタ・ナレーション(アフレコ)・テキスト読み上げを入れる。テキストは表示するタイミングも決められる
- 「次へ」でタイトルを入れ、公開範囲(公開・限定公開・非公開)と視聴者層(子ども向けかどうか)を選ぶ。表紙(サムネイル)にする場面もここで選べる
- 「ショート動画をアップロード」をタップして投稿する
iPhoneに保存してある動画を使うときは、ショートのカメラ画面の左下にあるギャラリーのアイコンから選びます。途中でやめる場合は下書きに保存できますが、下書きはそのiPhoneの中だけに保存されるので、機種変更の前には投稿するか書き出しておいてください。
このやり方は手軽な反面、テロップの細かい装飾や、複数の素材を細かく切り貼りする編集には向いていません。そういう動画はやり方Bで作ります。
撮影なしでショートを作るiPhoneのSafariでテーマを入れるだけで、画像・ナレーション・字幕入りの縦動画に。無料は30秒・30日3本まで。登録不要で台本を見るやり方B:写真アプリ・編集アプリで作ってからアップロードする
撮影の前にiPhoneの設定を確認する
「設定」→「カメラ」→「ビデオ撮影」で、1080p(30fpsか60fps)を選んでおけばショートには十分です。4Kで撮ると画質は上がりますが、ファイルが大きくなり、編集アプリの動作が重くなります。撮るときはiPhoneを縦に持ち、画面の枠が縦長になっているかを確認します。横で撮った映像を後から縦にすると、左右が大きく切れるか、上下に余白が出ます。
HDRで撮った動画を投稿すると、明るさが変わって見えることがあります。気になる場合は「ビデオ撮影」の「HDRビデオ」をオフにして撮ると、編集アプリやYouTubeで色が変わりにくくなります。
写真アプリで切り取る(いちばん手軽な編集)
撮った動画の前後を切るだけなら、写真アプリで済みます。動画を開いて「編集」をタップし、下のタイムラインの両端をドラッグして長さを決めます。横で撮った動画は、切り取りのアイコンから縦横比を「9:16」にすると縦長に切り出せます。
CapCutで作る
テロップやBGMを入れるならCapCutが定番です。
- CapCutを開いて「新しいプロジェクト」をタップし、素材の動画や写真を選ぶ
- 下のメニューの「比率」で「9:16」を選ぶ
- 不要な部分を分割して削除し、テンポを整える
- 「キャプション」→「自動キャプション」で、話している内容から字幕を作る。固有名詞や数字は1行ずつ直す
- 「オーディオ」からBGMや効果音を入れる
- 右上の書き出しで解像度を1080pにして保存する
Proの印が付いた素材やエフェクトを使うと書き出しで課金を求められます。無料だけで作るときは印のない素材を選んでください。自動キャプションの精度と直し方はCapCut自動字幕の日本語精度にまとめています。
Editsで作る
Edits(Meta社の動画編集アプリ)は、最初から縦長で編集でき、無料で透かしなしで書き出せます。InstagramのリールとYouTubeショートの両方に使う動画を作るときに便利です。
iMovieは縦長の編集が苦手
iPhoneのiMovieには、縦長(9:16)のプロジェクトを選ぶ設定がありません。縦で撮った動画を入れても横長の画面として扱われ、そのまま書き出すと左右に黒い帯が付いた横長の動画になり、ショートになりません。iPhoneでショートを作るなら、CapCutやEditsを使うほうが早く確実です。ほかのアプリも比べたい場合はショート動画作成アプリおすすめ13選を見てください。
編集した動画をYouTubeアプリでアップロードする
書き出した動画は写真アプリに保存されます。YouTubeアプリの「+」→「ショート」→左下のギャラリーから選ぶか、「+」→「動画をアップロード」から選んで投稿します。どちらの場合も、縦長で3分以内ならショートになります。
やり方C:撮らずにテーマから作る
雑学・解説・ランキングのように、撮影した映像ではなく画像とナレーションで見せる動画は、iPhoneだけで手作業で作ろうとすると、台本を書く、画像を集める、読み上げ音声を作る、字幕を合わせる、と工程が多くなります。こうした動画は、テーマを入れると全部を組み立てる自動生成ツールで作る方法があります。

Shortyはアプリのインストールが要らず、iPhoneのSafariでテーマを入れると、台本・画像・ナレーション・字幕・BGMを組み合わせた1080×1920の縦動画を出力します。2026年1〜5月の生成ログ(完了164件)では、テーマを入れてから完成するまでの時間の中央値は約3分20秒でした。できた動画はiPhoneに保存して、YouTubeアプリからアップロードします。
撮影した映像を編集する機能はないので、自分で撮った動画を使うならやり方AかBを選んでください。スマホだけで雑学動画を作る手順は雑学動画の作り方(スマホ)でも説明しています。
投稿の前に確認すること
| 確認すること | 理由 |
|---|---|
| 縦長(9:16)になっているか | 左右に黒い帯が付くと横長の動画になり、ショートにならない |
| 3分以内か | 3分を超えるとショートにならない |
| 字幕が画面の中央寄りにあるか | 下の端と右側はボタンや説明文に隠れる |
| 音楽は使ってよいものか | YouTubeアプリの「サウンド」の曲か、収益化してよい音源を使う |
| 最初の数秒で内容が伝わるか | 最初の場面で何の動画かが分からないと、すぐにスワイプされる |
| タイトルとハッシュタグ | タイトルは内容が一目で分かる言葉にし、ハッシュタグは2〜3個 |
字幕の位置や文字数の決め方はショート動画のテロップの入れ方に、表紙にする場面の選び方はショート動画のサムネの設定・変更方法にまとめています。
TikTok・インスタのリールにも使える
iPhoneで作った9:16の動画は、TikTokやInstagramのリールにもそのまま投稿できます。ただし、YouTubeアプリの「サウンド」で付けた音楽は、書き出して他のSNSに使うことを前提にしていないので、使い回す動画は編集アプリ側で音を付けておくと安心です。各SNSの作り方はTikTok動画の作り方とインスタのリールの作り方にあります。
よくある質問
iPhoneのYouTubeアプリで3分のショートを撮れますか?
撮影画面の右上の秒数をタップすると、録画できる長さを延ばせます。表示される選択肢はアプリのバージョンによって違うので、長く撮れない場合はYouTubeアプリを最新にしてください。保存済みの動画をアップロードする場合は、3分以内ならショートになります。
横向きで撮った動画をショートにできますか?
できます。写真アプリの切り取りで縦横比を9:16にするか、CapCutで9:16のプロジェクトに入れて、映像を拡大して切り出すか、縮小して上下の余白に文字を入れます。左右に黒い帯が付いたままだと横長の動画として扱われ、ショートになりません。
iMovieでショートは作れますか?
iPhoneのiMovieには縦長のプロジェクトを選ぶ設定がなく、書き出すと横長の動画になります。ショートを作るならCapCutやEdits、またはYouTubeアプリの編集機能を使うほうが確実です。
無料アプリだけで透かしなしの動画を作れますか?
YouTubeアプリ・写真アプリ・Editsは無料で透かしは入りません。CapCutも無料の素材だけを使えば透かしなしで書き出せます。アプリによっては無料版に透かしが入るものもあるので、初めて使うアプリは1本テストで書き出して確認してください。
Androidでも同じ手順で作れますか?
YouTubeアプリの「+」→「ショート」の流れはAndroidでも同じです。写真アプリの部分は、機種のギャラリーアプリやGoogleフォトの編集機能で代わりになります。CapCutもAndroid版があります。
PCで作った動画をiPhoneから投稿してもいいですか?
問題ありません。PCで書き出したMP4をiPhoneに移し、YouTubeアプリからアップロードすれば、その場で表紙の場面も選べます。PCで作る手順はショート動画の作り方(PC版)にあります。
まとめ
iPhoneでYouTubeショートを作る方法は、YouTubeアプリだけで撮って出す、写真アプリやCapCut・Editsで縦長に編集してからアップロードする、テーマから自動で作る、の3つです。どれでも、縦長(9:16)で3分以内ならショートになります。iMovieは縦長の編集が苦手なので、編集するならCapCutかEditsを使い、投稿の前に縦横比・長さ・字幕の位置を確認してください。