YouTubeショートの編集は、まずYouTubeアプリだけで足りるかを確かめるところから始めます。撮影・音楽・テキスト・フィルタ・サムネイル選びまではYouTubeアプリの中でできるので、凝ったテロップや複数の素材の重ね合わせが要るときだけ編集アプリを足せば十分です。結論を先に置きます。
- 撮ってそのまま投稿したい:YouTubeアプリの標準の編集で足りる。追加のアプリは要らない
- スマホで撮った素材を編集して仕上げたい:CapCut(テンプレート・自動字幕)か、iPhoneならEdits(Instagram製・無料・透かしなし)、デザイン性を出したいならCanva
- PCで本格的に編集したい:無料で始めるならCapCut(PC版)かDaVinci Resolve、すでに契約しているならPremiere Proなどそのソフトで
- 撮らずに作りたい(編集の手間ごと減らしたい):テーマを入れると台本・画像・音声・字幕まで組み立てる自動生成。当サイトが運営するShortyはこのタイプ
企画・撮影から投稿までの全体の流れを先に知りたい人はショート動画の作り方を先に読むほうが早いです。
(最終更新:2026年11月3日/Shorty編集部。料金・無料枠は改定が多いので、契約前に公式ストアで確認してください)
YouTubeショートの長さ・サイズ
編集を始める前に、仕様を外すと「ショートとして扱われない」事故が起きます。YouTubeショートは最長3分・縦型(9:16)で、YouTubeヘルプではアップロードできる最大解像度は1080pとされています(2026年11月3日確認)。編集アプリでは1080×1920pxで書き出せば外れません。サイズの詳細はYouTubeショートのサイズ(9:16)、投稿の操作はYouTubeショートの投稿方法にまとめています。
YouTubeアプリだけでできる編集
YouTubeヘルプ「YouTube ショートを作成する」に書かれている、アプリ内の編集機能を整理しました(2026年11月3日確認)。
| タイミング | できること |
|---|---|
| 撮影中 | 録画時間の切り替え、直前のクリップの削除とやり直し |
| 撮影後 | 音楽の追加、フィルタなどのエフェクト |
| プレビュー画面 | 音声の追加、テキスト、テキスト読み上げ、その他のエフェクト |
| 投稿前 | タイトル(最大100文字)、公開設定、サムネイルにするフレームの選択(テキスト・フィルタも付けられる) |
| 「AI で編集」 | 動画や写真(合計5秒〜3分)を入れ、テンプレートを選ぶと自動でつないでくれる。生成後に音楽の変更などもできる |
決まりとして覚えておきたいのは次の4つです。
- 録画は最長3分
- 音楽は曲によって、ショートに使える長さが最大90秒までになる
- ショートの撮影機能はタブレットでは使えない
- 編集を終えたあと、サムネイルにするフレームは変えられない(YouTubeアプリで選ぶ。YouTube Studioでは編集できない)
テロップを好きな位置に何枚も重ねる、カットを細かく詰める、複数の動画を並べる、といった作業が要るなら、ここから先の編集アプリを使います。
編集の基本手順(どのアプリでも同じ)
アプリが違っても、ショートの編集はおおむね次の順番です。
- 素材を9:16で読み込む:プロジェクトの比率を最初に9:16にしておく。あとから変えると、文字や画像の位置がずれる
- カット:冒頭1〜2秒で何の動画か分かるように、前置きを切る
- テロップ:声の内容を字幕にする。自動字幕を使ったら、固有名詞と数字を必ず直す
- BGM・効果音:声より小さく。著作権の扱いが分からない曲は使わない
- 書き出し:1080×1920px・3分以内で書き出し、YouTubeアプリかYouTube Studioから投稿する
テロップの位置は、画面の下のほうがタイトルやボタンと重なりやすいので、少し上に置くと読みやすくなります。
スマホで撮った素材を編集するアプリ
| アプリ | 料金(App Storeの表示・2026年11月3日) | 透かし | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| CapCut | 無料(App内課金:Standard月1,080円・Pro月2,180円・年9,900円) | 公式ストアの説明では確認できず | テンプレート・自動字幕で素早く仕上げたい人 |
| Edits(Instagram) | 無料(App内課金あり) | 「透かしが含まれない動画を4Kでエクスポート」と説明にある | iPhoneでInstagramと同じ素材を使い回したい人 |
| Canva | 無料プランあり(AI機能は回数制限あり) | 無料素材の範囲では確認できず | 文字のデザイン・テンプレート重視の人 |
| VLLO・InShot | 無料で始められる | 条件は公式で確認できず | シンプルな操作で十分な人 |
CapCutは、App Storeでの販売元がBytedance Pte. Ltdで、iPhone・iPad・Macに対応しています。Editsは、App Storeでの販売元がInstagram, Inc.で、無料の動画エディターと説明されています。どのアプリでも、有料のテンプレートや素材を使うと書き出しに条件が付くことがあるので、副業や収益化で使うなら最新の規約を確認してから使ってください。
編集なしで1本作ってみるテーマを入れると台本・AI音声・字幕付きの縦型ショートが自動でできます。編集アプリでの作り込みが不要な分、素材がない人の最初の1本に向いています。無料プランは30日3本・1本30秒まで・保存7日。登録不要で台本を見るPCで本格的に編集したい人向けのソフト
スマホアプリでは足りない「複数トラックの重ね編集」「色の調整」「細かいアニメーション」が要るなら、PC向けのソフトが候補になります。ショートのためだけに高いソフトを新しく契約する必要はなく、無料から試せるものを先に挙げます。
| ソフト | 料金の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| CapCut(PC版) | 無料(一部の機能は有料) | スマホ版と同じ操作でPCでも作業したい人 |
| DaVinci Resolve | 無料版あり(Mac・Windows・Linux。有料版のStudioは40,980円・税込) | 色の調整まで無料でこだわりたい人。覚えることは多め |
| Filmora | 有料プラン中心(無料版は書き出しに透かし) | テンプレート・AI機能を重視し、初めてPCの編集ソフトを使う人 |
| Premiere Pro | 月額(Adobe Creative Cloud) | 仕事で長い動画もPremiereで編集している人 |
DaVinci Resolveの料金と対応OSは、Blackmagic Designの公式ページで2026年11月3日に確認しました。無料版はUltra HD(3840×2160)・60fpsまでに対応していて、ショートの書き出しには十分です。すでに別のソフトを契約しているなら、新しいソフトを覚えるより、使い慣れたソフトで9:16の書き出し設定だけ覚えるほうが早く済みます。
編集の手間ごと減らす:テーマから自動で作る
ここまでの編集アプリは「撮った動画を整える」道具で、ネタも台本も素材も自分で用意する前提です。毎日ショートを出そうとすると、時間がかかるのは編集そのものより、ネタ探し・台本・素材集め・テロップ入れの部分です。
自動生成のツールは、この前半ごと肩代わりします。当サイトが開発・運営しているShortyは、テーマを1行入れると、台本・画像・AI音声(VOICEVOX)・字幕・BGMまで組み立てて、9:16のスライド型ショートにします。
- できること:テーマ1行から1本。登録前でも、テーマを入れると台本だけ先に見られる
- 生成時間:動画にするのは約2分(2026年11月3日に画面の表示で確認)
- 無料プラン:1本最大30秒・30日で3本まで(初回だけ無料登録)
- できないこと:台本は雑学を紹介する形式で作られ、ランキングやクイズの形式、ずんだもん・ゆっくりの声は選べない。撮影した動画の編集もできない。横型の長尺は有料プラン
自分で撮った素材を活かしたい人は編集アプリ、撮影素材がなく雑学のような「話の中身」で見せるショートを続けたい人は自動生成、と分けるのが実務的です。両方を組み合わせて、自動生成した動画を編集アプリで少し直してから出す使い方もできます。詳しい作り方はAIショート動画の作り方、AIで作るツールだけの比較はAIショート動画の作成ツール比較、CapCutで作る場合との違いはCapCutとAI自動生成の比較にまとめています。
運営者の実測
Shortyと同じ生成エンジンをローカルPCで毎朝自動実行し、雑学ショートを5本投稿したところ、1本あたりの所要は起動から投稿完了まで約4分、5本合計の再生数は12,142回でした(2026年10月17日時点。ブラウザのShorty画面から作ったものではなく、同じ生成エンジンを自動で動かしたもの)。台本の事実確認と投稿前の見直しは人の仕事として残りますが、編集アプリでテロップを1枚ずつ入れる時間は要りません。
迷ったときの選び方(3つの質問)
- 撮影素材はあるか? ない → 自動生成(Shortyなど)へ。ある → 2へ
- YouTubeアプリの編集で足りるか? 足りる → そのまま投稿。テロップや重ね合わせが要る → 3へ
- PCを使うか? スマホだけ → CapCut・Edits・Canva。PC → CapCut(PC版)かDaVinci Resolveの無料版から。すでに契約しているソフトがあればそれを使う
よくある質問
YouTubeアプリだけで編集は完結しますか?
撮影・音楽・テキスト・フィルタ・テキスト読み上げ・サムネイル選びまではYouTubeアプリでできます(YouTubeヘルプ、2026年11月3日確認)。テロップを細かく重ねたい、複数の動画を並べたいときは、編集アプリを使います。
PCで撮った動画をショートにできますか?
できます。9:16・3分以内で書き出した動画をYouTube StudioかYouTubeアプリからアップロードすると、ショートとして扱われます。PCのブラウザからはショートの撮影機能は使えないので、編集済みのファイルを上げる形になります。
無料で透かしなしのアプリはありますか?
App Storeの説明で「透かしが含まれない」と明記しているのは、確認した中ではEdits(Instagram)でした。DaVinci Resolveの無料版も書き出しに使えます。CapCut・Canvaなどは、使うテンプレートや素材によって条件が変わるので、書き出し前に表示を確認してください。
横長の動画をショートにするにはどう編集しますか?
編集アプリでプロジェクトを9:16にし、横長の動画を拡大して切り抜くか、上下に余白を付けて文字を入れます。切り抜くと端が見切れるので、大事なものが画面の真ん中にある場面を選びます。詳しくはYouTubeショートのサイズ(9:16)にあります。
編集アプリとAI自動生成は何が違いますか?
編集アプリは撮った素材を整える道具、AI自動生成は台本・音声・画像から動画そのものを作る道具です。素材が手元にない人は自動生成から試すほうが、最初の1本を早く出せます。
結局どれか1つだけ選ぶならどれですか?
撮った素材があるならCapCut(スマホでもPCでも同じ操作)、素材がなくネタを変えながら続けたいなら自動生成が、最初の1本を一番早く出せます。
まとめ
YouTubeショートの編集は、YouTubeアプリの標準機能で足りるかを先に確かめ、足りない分だけ編集アプリを足すのが早道です。スマホはCapCut・Edits・Canva、PCはCapCut(PC版)かDaVinci Resolveの無料版で大半は済みます。ネタ・台本・素材集めまで含めて手間を減らしたいなら、テーマから1本を作る自動生成という選択肢もあります。